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Transcription
- 主人公:
- 紆余曲折の末、トモを何とか捕まえて、カサハネ組の拠点近くに到着した。
- シャーロック・キムラ:
トモ、頼む。お願いだから大人しくしていてくれ。
- 奇跡のトモ:
でもあのコスプレはクオリティが最高だったよ!
- 奇跡のトモ:
盾から光まで出てたんだから!
- シャーロック・キムラ:
そう、私もそれならわかっている。スミレの凧も相当なクオリティだった。
- シャーロック・キムラ:
だが今のお前の仕事は私の護衛だ。
- 奇跡のトモ:
あはははは!うわぁ、あれ見て!すごい大きな家~!
- シャーロック・キムラ:
言うだけ無駄か…ちょっとここでワトソンと一緒に待ってろ。
- 主人公:
- キムラは何のためらいもなしに路地に入っていき、
サングラスをかけた険しい面持ちの男たちが警備する門へと歩いて行った。 - シャーロック・キムラ:
どうもこんにちは。BHKの者なのですが。
少々インタビューしてもよろしいでしょうか? - ヤクザ:
あ?インタビュー?
- シャーロック・キムラ:
はい、プレスカードもあります。実はカサハネ組について…
- ヤクザ:
プレスカードが何だってんだ!!
- ヤクザ:
兄ちゃんよ、悪い事は言わねぇ、今のうちに引き返した方が身のためだぞ。
- シャーロック・キムラ:
ちょ、ちょっと待ってください。インタビューの依頼が来たとだけでも
上の方に一言… - ヤクザ:
こいつ、物分かりが悪いな。
- シャーロック・キムラ:
今回、赤いアリーナで殺害されたヤマザキトオルさんについて―
- シャーロック・キムラ:
あ、ちょ、ちょっと!ちょっと待って!わかりました!失礼いたしました!
- 主人公:
- ヤクザがポキポキと指を鳴らしはじめると、流石にマズいと思ったのか、
キムラはその場から逃げて、路地の片隅で見守っていた俺たちの所に戻ってきた。 - シャーロック・キムラ:
ふぅ、やはりだめだったな。他の方法を考えよう。
- 奇跡のトモ:
シャーロックは直球すぎるんだよ~。あはは!おバカじゃん。
- シャーロック・キムラ:
うるさいな。何か良い方法がないか案を出してくれ。
私も考えるから… - 奇跡のトモ:
何言ってんの?トモがそんなことわかるわけないじゃない!
- シャーロック・キムラ:
こいつ…
- これからどうするんだ?
- シャーロック・キムラ:
いくつか方法はある。配達員に化けたり、門番に金を渡したり…
- シャーロック・キムラ:
それでもダメなら塀を乗り越えるか…。
- いくら何でもそれはちょっと…
- シャーロック・キムラ:
最後のは冗談だよ、ただの冗―
- 奇跡のトモ:
そうよ、それがいいよ!
- シャーロック・キムラ:
へ?
- 主人公:
- トモは少し助走をしたかと思うと、一瞬で塀の上に飛び乗った。
- シャーロック・キムラ:
おい、ちょ―トモ!何してる!
- 奇跡のトモ:
えへへ、さぁ行こ~!
- シャーロック・キムラ:
さっきのは冗談だって言っただろ!住居侵入罪に問われるぞ!
- 奇跡のトモ:
私が中から鍵を開けてあげるね!
- シャーロック・キムラ:
あいつ聞いてない!待て!
- シャーロック・キムラ:
トモ!トモ~!
- 主人公:
- 塀の反対側へと姿を消したトモを追いかけて、キムラも小声で
叫びながら塀をよじ登った。 - ……
- 主人公:
- トモの笑い声とシャーロックの悲痛な叫び声が遠ざかっていくと、
そしてすぐ中の方で騒動が起き始めた。 - これはバッドエンディングの予感…
- 主人公:
- どうする…?
- とりあえず…待つか~
- やっぱり助けに行かなきゃな~
- 主人公:
- 万が一に備えて、ひとまず外で状況を見守ることにした。
もしかしたらこれが正解という可能性もある…。 - 主人公:
- 塀にもたれかかって、活気に満ちた大通りを目に焼き付けるように見渡した。
- 美しい。
- ヤクザ:
あいつらを捕まえろ!
- 主人公:
- 崩れてもいない、綺麗な建物、光り輝くガラス窓。
- 主人公:
- さらに道路を走る自動車…
- いつの日かこの光景を現実の世界で…
- 警備AGS:
侵入者確認。コマンド、制圧。
- 主人公:
- うん…。みんなと一緒ならきっと…
- シャーロック・キムラ:
うわああああっ!
- シャーロック・キムラ:
助けてくれ~!ワトソン!
- 主人公:
- キムラの凄惨な悲鳴を聞いて我に返った。実際の歴史はどうだったのか
わからないが、シャーロックが捕まってもいいことはないだろうし! - 今行く!
- 主人公:
- 塀を乗り越えて屋敷の中に入ると、トモとキムラがヤクザたちに
追いかけられていた。 - シャーロック・キムラ:
ワトソン!見ていないで早く助けてくれ~!
- よし…!
- 主人公:
- ついにティエ・チュァンに2時間かけて教えてもらった武術を
披露する時が来たようだ! - 主人公:
- 塀を乗り越えた時に、この体のスペックが本来の俺と大して変わらない
ということも確認している。ならばこのまま…! - ヤクザ:
何だぁ!?てめえも一緒に―
- ヤクザ:
ぎゃはぁああっ!
- 主人公:
- 力いっぱいのストレートパンチがまだ当たってもいないのに、
ヤクザは派手に吹っ飛ばされた。 - あれ…?
- シャーロック・キムラ:
すごい!前よりもさらに強くなってるじゃないか!?
- シャーロック・キムラ:
これも例の軍隊で習得したっていう武術なのか?
- はは…
- 主人公:
- これは…
- これがティエ・チュァン師匠が言っていた「気」なのか…!
- …誰かいるのか?
- ??:
司令官、大丈夫か。
- うわああっ!?
- 主人公:
- 突然、何もない場所から声が聞こえてきて、びっくりして飛び上がってしまった。
- ALレイス:
す、すまない。驚かすつもりは…
- レ、レイス!?俺が知ってるレイスか?
- ALレイス:
そうだ。司令官を支援するため、姿を消すことができる私が志願した。
- ??:
流石だな。
- ALレイス:
司令官を支援するため、姿を消すことができる私が志願した。
- ALレイス:
もう心配しないでくれ。私が司令官を守る。
- 主人公:
- 一方、トモは敷地内を縦横無尽に走りながら、ヤクザたちから逃げ回っている。
- 奇跡のトモ:
あはははっ!ハゲのおじさ~ん!私を捕まえられるかな~
- ヤクザ:
な、何だとぉ!?
- ヤクザ:
あの女!ぶっ殺してやる!
- 警備AGS:
コマンド、射殺。
- 主人公:
- 怒りが頂点に達したヤクザは銃を取り出すと同時に、
警備AGSもトモに銃口を向けた。 - トモ!こっちだ!キムラも―あれ?
- 主人公:
- トモの手を引いてキムラを探すが、姿がどこにも見えない…。
- 奇跡のトモ:
きゃははっ!ワトソンつよ~い!
- とりあえず走れ!
- 主人公:
- 銃口を向けたヤクザたちは次々とあちこちに吹っ飛ばされる。
- 主人公:
- だが、AGSだけは依然として俺たちを追いかけてくる。
- 奇跡のトモ:
うぅ、疲れた…もう無理…走れない…
- トモはバイオロイドだろ!
- 奇跡のトモ:
えへへ…トモはバイオロイドだけど…体力はあまりなくて…
- ALレイス:
司令官。ここは私に任せて。
- わかった、頼む!
- 主人公:
- AGSに銃を構えるレイスに任せて、トモと俺は走り続けた。