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Transcription
- 主人公:
- 警察署に連行された俺たちは、殺人事件の容疑者として数日に渡り、
取り調べを受けた。 - 主人公:
- この空間では、俺が寝る時間を除いて現実世界と同じように時間が
過ぎていくため、俺は本当に何日も取り調べを受けるという 大変貴重な経験をすることになった。 - 主人公:
- 所持品は押収されたが、幸いレイスを通して現実世界と連絡を
取ることができた。あっちは特に問題ないようだ。 - 主人公:
- 問題と言えば…………暇だ…
- シャーロック・キムラ:
ジャン!ケン!ポン!
- 奇跡のトモ:
あっち向いてホイ!
- 奇跡のトモ:
あはははは!また勝った~!
- シャーロック・キムラ:
また負けか…もう一度だ。
- 主人公:
- 2人でよく飽きもせず遊んでるな…いや、正確にはシャーロックが
遊んであげていると言った方がいいのかな。 - 主人公:
- こんな状況でも笑っているトモを見ながら、今まで思っていたことを口にした。
- それはそうと、トモはいつも笑っているよな?
- 奇跡のトモ:
え?それは当然、今が幸せだから笑うんだよ!あはははははっ!
- シャーロック・キムラ:
言ってなかったか?こいつ、発見した時からこうだったんだ。
- シャーロック・キムラ:
2年前の今頃だったか…事務室に戻る途中、道に倒れていたこいつを発見したんだ。
- シャーロック・キムラ:
とりあえず事務室に連れて行ったんだが、頭を強く打ったのか自分が
どこから来たのかもわからないのに、ただただ笑っていたんだ。 - シャーロック・キムラ:
病院では異常なしと診断された。業者に見てもらっても自分の名前は言えるから
問題ないだろうと言われ、それ以上の処置は特にしなかった。 - 奇跡のトモ:
トモはトモだからね!
- SD3Mポップヘッド:
やぁ!諸君!元気かい!
- 奇跡のトモ:
うん!すご~く楽しいよ!
- SD3Mポップヘッド:
それはよかった!いい知らせを伝えに来た!
- SD3Mポップヘッド:
君たちの容疑は晴れた。だから、もう帰ってよろしい!
- 主人公:
- やっと釈放され、警察署の外に出るとシャーロックが深~いため息をついた。
- シャーロック・キムラ:
はぁ~…助かった。もう終わりかと思った。次捕まれば刑務所送りだったからな…
- 奇跡のトモ:
犯人もそれを狙ってたんだよ!
- シャーロック・キムラ:
だろうな。
- シャーロック・キムラ:
じゃあ、仕事に戻るとするか。
- 犯人はやっぱり赤いアリーナ殺人事件と同じなのかな?
- シャーロック・キムラ:
やる気満々だな。いきなり本題に入るってか?
- シャーロック・キムラ:
そうだ。殺害方法が同じことから現時点ではそれ以外考えられない。
- シャーロック・キムラ:
それにこの前ハトモリ議員と通話した時、何か焦っている様子だった。
まるで何者かに追われているかのように。 - 奇跡のトモ:
シャーロック、あの時はそんなこと言わなかったじゃん!
- シャーロック・キムラ:
うるさいな。あの時は死体に動揺してたんだ。
- シャーロック・キムラ:
それにカササギがあの状況で嘘を言ったとは思えない。
つまり、現時点で最も可能性の高い容疑者はキリシマ衆議院議員だ。 - じゃあ次はキリシマ議員の家に行くのか?
- 奇跡のトモ:
うわ!また国会議員のお家?
- シャーロック・キムラ:
それは無理だ。キリシマ議員とは滅多にコンタクトが取れない。
それこそ奇跡でも起こらない限り… - シャーロック・キムラ:
ハトモリ議員とコンタクトが取れたのも奇跡だったが…
まぁ、あれは向こうが窮地に追いやられていたからだろうな…。 - シャーロック・キムラ:
それより、この数日間考えていた作戦がある。私たちは…
- シャーロック・キムラ:
学校に潜入する!
- ほう、学校…?
- 奇跡のトモ:
え!キリシマっておじさんでしょ!?学校通ってるの?40歳なのに!?
- シャーロック・キムラ:
まぁ、まずは話を聞け。
- シャーロック・キムラ:
ミナト区にエリートが通う学校がある。昔、皇族が通っていた学校として有名で、
今でも様々な大企業の子供が通う超エリート校だ。 - シャーロック・キムラ:
そこの前理事長がキリシマ議員だ。
政界に進出したことで理事長の座から退いたが、今の理事長とも関係がないはずがない。 - シャーロック・キムラ:
そして、これは私だけが知っているトップシークレットなのだが…
そこにはキリシマ議員の娘が通っている。 母の姓を名乗っているためキリシマという姓ではないようだ。 - シャーロック・キムラ:
当然そこにはキリシマと関係がある者が二人もいる。そこにトモとワトソン、
お前たちが潜入して情報を収集するんだ。 - シャーロックは行かないのか?
- シャーロック・キムラ:
私は以前、潜入取材中に見つかって警察に捕まったことがある。
- 奇跡のトモ:
あはははは!そうそう!それでシャーロックは刑務所に一回行ったことが
あるんだよね~! - シャーロック・キムラ:
刑務所には入ってない!執行猶予1年だ。
- シャーロック・キムラ:
だからまだ執行猶予期間が残っている。次捕まったら冗談抜きで監獄生活なんだよ。
- 奇跡のトモ:
ひひひ…―あ、そうそう!
- 奇跡のトモ:
シャーロック。はいこれ。
- シャーロック・キムラ:
何だ?
- 奇跡のトモ:
この前天井で見つけた紙。
- シャーロック・キムラ:
はぁ!?おい、何で今になって出すんだ!
- 奇跡のトモ:
トモは悪くないよ。シャーロックがちょうだいって言わなかったじゃない?
- 奇跡のトモ:
没収されないように警察署でもちゃんと隠しておいたんだから!
- シャーロック・キムラ:
はあ…わかった。ありがとうな…とりあえず内容を見てみよう。
- シャーロック・キムラ:
どれどれ…軍事用バイオロイド契約書…?ブラックリバーは今後10年間、
陸上自衛隊に戦略兵器T-1ゴブリンを… - シャーロック・キムラ:
…何だこれは…。ブラックリバー…
- じゃあ犯人はブラックリバーの関係者…?
- シャーロック・キムラ:
これだけで判断するのは早すぎる。犯人の所持品である可能性、ハトモリ議員が
私に渡そうとしていた書類の一部である可能性、偽の情報である可能性…どれもあり得る… - シャーロック・キムラ:
とりあえずこれは、私がもう少し調べてみる。
その間、お前たちは学校に潜入してくれ。 - 主人公:
- 俺はシャーロックが作ってくれた偽のIDカードで学校の警備員、
トモはシャーロックの姪ということにし、転校生に偽装して学校への潜入に成功した。 - 主人公:
- 俺が到着した時、学校はちょうど昼休みだった。校舎が生徒たち溢れかえる中、
先に潜入しているトモを探…す必要はなさそうだ…。 - 奇跡のトモ:
みんな、みんな!私もやるやる~!
- 奇跡のトモ:
私も一緒にサッカーする~!
- 主人公:
- …トモはトモなりに手がかりを探そうとしているんだ…。
うん、そうに違いない…。 - 主人公:
- 意図せず単独行動を取ることになり、行動方針をどう修正しようか悩んでいると
見慣れた顔が現れた。 - 不屈のマリー:
閣下、ここにいらっしゃったんですね。
- マリー…?
- 不屈のマリー:
あっ…、これはここに潜入するために着た学生服という制服です。
- 不屈のマリー:
オルカの技術チームの働きにより、私を含む隊員数名がログインに成功しました。
- 不屈のマリー:
ところで…その…閣下は学生服をお召しにならないのですか?
お似合いになると思って楽しみにしていたのですが… - 自由に動き回るにはこっちの方がいいと思ってな。
- 不屈のマリー:
なるほど…確かにそうですね。では…また後にでも…試して…
- ??:
そこ!校則違反です!
- アルマン枢機卿:
警備員との私的な会話は5点減点です!
- え…?
- アルマン枢機卿:
ふふっ、陛下はそういう顔をされると予想しておりました。
- アルマン!
- 主人公:
- アルマンがログインしたということは…もしかしたら未来予測で事件を
解決できるんじゃないか? - アルマン、もしかして…
- アルマン枢機卿:
申し訳ございません、陛下。まだこの時代と事件に関するデータが足りず…
完璧な予測は不可能です。 - アルマン枢機卿:
ですが一つだけ助言させていただきます…。
ここの警備ロボットには注意した方がよさそうです。 - 奇跡のトモ:
ワトソン!ワトソン~!
- 主人公:
- 運動場からトモが大声で俺を呼んでいる。そのせいで学生たちの注目を
どんどん集めてしまっている。早くやめさせないと…! - アルマン枢機卿:
早く行ってください、陛下。
- そうするよ。マリーとアルマンはどうするつもりなの?
- 不屈のマリー:
我々は、我々の方法で手がかりを探してみます。
今までの状況は全てドクターから聞いていますので。 - アルマン枢機卿:
変装しているという事も忘れないでくださいね。
私も気付かれないよう気を張っていますから。 - 不屈のマリー:
その割には…結構楽しんでないか?
- アルマン枢機卿:
ふふ、ここの方たちはオルカのみなさんとは違って注意するとちゃんと言うことを
聞いてくれるので、私もつい楽しくなってしまいます。 - そうか、でも気を抜きすぎるなよ?クリアできなくなるかも―
- アルマン枢機卿:
陛下の手前そんなことありません。
- 不屈のマリー:
そうです、閣下。我々がここに来た目的は閣下の負担を減らすためです。
失敗などあってはなりません。 - ふふ。そうだな。
- あ…うん…そうだな…
- 奇跡のトモ:
ワトソ~~~ン!
- アルマン枢機卿:
そんなことを言ったばかりですが…1分以内にあのトモモデルを黙らせないと
失敗する可能性が高まると予想します。 - うっ。わかった…。行ってくる。
- 不屈のマリー:
あ、それと、閣下。ログインした隊員たちは―
- 不屈のマリー:
はぁ…。もう行かれてしまったか。
- アルマン枢機卿:
では私たちも行きましょう。陛下のお手伝いをしなければ。
あと風紀の取り締まりもしなければなりませんし。 - 不屈のマリー:
…楽しみすぎではないか?
- アルマン枢機卿:
元々私は演技を目的に製造されたからでしょうか?
…それに… - アルマン枢機卿:
普段とは違うお姿の陛下を見るのも楽しいんです。
- 不屈のマリー:
……。
- 不屈のマリー:
それには同意せざるを得んな…。やはり後で学生服を着ていただー
- 主人公:
- 慌てて校舎から出て、トモのところへ向かう。
俺を発見したトモは俺よりも速い速度で駆け寄ってきた。 - はやっ!
- 奇跡のトモ:
ワトソン、ワトソン!私、すっご~い情報を聞いちゃった!!
- 本当か!?何を聞いた!?
- 奇跡のトモ:
うん!一緒にサッカーしてた子たちにキリシマ議員について聞いてみたの!
そしたらなんと…! - 奇跡のトモ:
この学校にキリシマ議員の娘さんが通ってるんだって!!ヤバくない!?
- ……。
- 主人公:
- シャーロックは前世で大罪でも犯したんだろうか…?
- 奇跡のトモ:
情報はそれだけじゃないよ!この学校の生徒会長が理事長と仲がいいんだって!
- 奇跡のトモ:
だから、生徒会長を調査すればいいんじゃないかなって私は思うな!
ワトソンはどう思う? - 主人公:
- 生徒会長…生徒たちを代表する役職か。
ただ闇雲に歩き回るよりは間違いなく効率的だろう。 - よし、行ってみよう。
- 奇跡のトモ:
うん!あそこのあの建物に生徒会室があるんだって!
- 主人公:
- 運動場を横切ってトモが言った建物に向かっていると、
突然現れた警備ロボットが俺たちの前に立ちはだかった。 - CT66ランパート:
身元不明の人物を発見。身元が確認できません。IDカードを提示してください。
- うっ…
- 主人公:
- シャーロックからもらったこの偽のIDカードは、人間は騙せてもAGSは
誤魔化せないらしい… - 主人公:
- だから、今回も塀を乗り越えて中に入ったのに…結局こうなるのか。
- あーもう。どうとでもなれ!
- 主人公:
- こういう状況にも流石にもう慣れた…解決方法?そんなの簡単だ!
- CT2199Wフォールン:
4…3…2…1…身元不明の侵入者を発見。拘束します。
- 奇跡のトモ:
ちょっと待って!私の学生証を―
- トモ、走るぞ!
- 主人公:
- トモの手を引いて走るしかない!