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Transcription
- 主人公:
- ロッポンギでの大騒動の後、俺たちは何日も徹夜で作業を続けていた。
- 主人公:
- トモのあの衝撃的な発言により、殺人事件の犯人を突き止めたかと思ったが…
- 奇跡のトモ:
トモ、犯人がわかった気がする!
- 本当に?誰なんだ?
- 奇跡のトモ:
えっと、だから~
- 奇跡のトモ:
その…だから………う~ん…
- 奇跡のトモ:
えへへ!忘れちゃった!
- ……
- シャーロック・キムラ:
そんなことだろうと思った。それより、何が食べたい?
- 奇跡のトモ:
私はハンバーガー!ハンバーガー100個食べたい!
- シャーロック・キムラ:
流石に多すぎだ。私に100個も買う金があると思うか?
- シャーロック・キムラ:
その代わり特別に、セット一つ、単品一つでどうだ!
- 奇跡のトモ:
え~
- シャーロック・キムラ:
ワトソン、お前も何がいいか選べ。
- シャーロック・キムラ:
これを見て注文すればいい。
- 主人公:
- ハンバーガーとビールという簡単な成功記念パーティーをした後、
俺たちはこれまでに得た情報を整理した。 - 主人公:
- 完全に見られたわけではないが、店であれだけの騒動を起こしたのだから、
こちらの正体がバレるのも時間の問題だろう。 - 奇跡のトモ:
すぅ……
- シャーロック・キムラ:
よく寝てるな。
- 寝てる時も笑ってるんだな、トモは。
- 主人公:
- ソファにうずくまって寝ているトモに毛布をかけてあげるシャーロック。
それを見ながら俺も眠い目を擦る。 - 主人公:
- このゲームに接続して以来、立て続けに発生する事件と徹夜作業のせいか、
さすがの俺も少し疲れを感じている。 だが、シャーロックはそんな素振りを全く見せない。 - あ、シャーロック。これは確認した?
- シャーロック・キムラ:
ちょうど今それについて話そうと思っていた。
- 主人公:
- シャーロックはコウヘイ教団でひと騒動起こる前に俺が撮影した写真を、
数枚並べた。 - シャーロック・キムラ:
ここにとても重要な手がかりが写っている。
- 主人公:
- シャーロックが写真を拡大すると、レンズを遮ろうとする女性の手の向こうに
何者かが写っていた。 - シャーロック・キムラ:
この男は伝説の役員だ。それからその横にいるのは総理大臣の妻と娘。
- シャーロック・キムラ:
伝説の役員と総理大臣の家族が一緒にいたということだ。
- シャーロック・キムラ:
前からただの似非宗教団体ではないと思っていたが、これではっきりわかった。
コウヘイ教団は権力者たちの密会の場としても使われている。 - シャーロック・キムラ:
解像度が少し悪いがこの写真一枚だけでも大スキャンダルだ。
やはりワトソンには幸運の女神がついているみたいだな。 - まぁ運はいい方かな。
- 主人公:
- 世界で一番運がいい人間まであるからな…
- 奇跡のトモ:
むにゃ…シャーロックぅ…
- 奇跡のトモ:
新聞は…い…つ…
- 奇跡のトモ:
スヤァ…
- シャーロック・キムラ:
寝るのか質問するのかどっちにかにしろ…
- シャーロック・キムラ:
ひとまず編集長には提出しておいたから、確認作業が終わればすぐにでも―
ああ、そうだ。 - シャーロック・キムラ:
ワトソン、この写真をちょっと印刷してきてもらえるか?
- 記事はもう送ったんじゃなかったのか?
- 主人公:
- USBを受け取りながら聞くと、シャーロックはうんざりした顔で額に手をやった。
- シャーロック・キムラ:
うちの上の人間は頑…とても保守的な人間でな…手書きの報告書を別に作成して
提出しないといけないんだ。だが、プリンターが故障してしまってね。 - シャーロック・キムラ:
駅前のコンビニに行けばコピー機がある。行き方はトモが―
- 奇跡のトモ:
うん!トモ、道知ってるよ!
- シャーロック・キムラ:
教えてくれるだろう。
- 主人公:
- 夜明け前の都心の通りに出た。
- 主人公:
- まだ物珍しくキョロキョロしてしまう俺のわき腹をトモが小突いた。
- 奇跡のトモ:
ワトソン、都会に初めてきた人みたい!
- まあ、間違ってはいない。
- なんでバレた!?
- 奇跡のトモ:
あはは!ワトソン面白い!
- 主人公:
- どうせゲームの世界だからと気を抜いていて、思わず出た言葉にトモは
何故か腹を抱えて笑う。そして、一通り笑うとトモは俺を見上げた。 - 奇跡のトモ:
ねぇねぇ、ワトソン。ワトソンはトモとシャーロックと一緒にいて楽しい?
- もちろん。
- いや、どうかな?
- 奇跡のトモ:
そっかそっか!トモもすっご~く楽しいよ!
- 奇跡のトモ:
えへへ~、そっか!じゃあトモがワトソンの分まで楽しんじゃおっと!
- 主人公:
- 適当に話をしているとコンビニに到着した。
- 主人公:
- オルカにある三安産業の物資営業所を小さくしたような店に入った。
トモは慣れた手つきで隅にあるコピー機を操作し始めた。 - 主人公:
- ぶらぶらと店内を見て回っていると、TVモニターに見慣れた顔が映っていた。
- 魔法少女マジカルモモ:
次はどんなことが起きるんでしょうね?
みんな~、モモと白兎ちゃんにパワーをください! - 魔法少女マジカルモモ:
次回の放送は~…!!
赤いアリーナ7編!!再放送です。それではまたお会いしましょう~ - 主人公:
- 今更だけどモモって…本当に魔法少女だったんだ…
- 奇跡のトモ:
あ、モモ観るの忘れてた…
- 奇跡のトモ:
シャーロックに再放送観せてって頼まなきゃ~!
- 主人公:
- 俺がモモについて話そうとする前にトモはすでに関心が移ったのか、
鼻歌交りで店内を回り始めた。 - 俺も初めてだし、見物でもするか。
- 主人公:
- 陳列されている色んな食べ物に目を奪われる。あっ、これ美味そうだ…。
今度料理チームに聞いてみな― - あれ?
- 主人公:
- インスタント食品の横の棚に並んでいる雑誌に、またもや見慣れた顔を発見した。
- うちの隊員って、みんな有名だったんだな…
- 主人公:
- ラビアタが表紙を飾る雑誌を手に取り、パラパラとページをめくった。
- エヴァもいる。その横には…
- 主人公:
- エヴァの写真の横には知らない男の顔が…。誰だ?
- トモ。ちょっといい?
- 奇跡のトモ:
ん~?どうしたの?
- この男、誰だか知ってるか?
- 奇跡のトモ:
これはケインだよ。
- ケイン?
- 奇跡のトモ:
うん。何年か前に三安が作った男性バイオロイドだよ。ここにいるこのエヴァと
アダム・ジョーンズの遺伝子で作ったらしいよ? - 主人公:
- エヴァなら知っているが、ケインというバイオロイドについては初耳だ。
でもどこかで見たことがあるような…? - 奇跡のトモ:
あれ?シャーロックからメールだ。
- 何て言ってる?
- 何か買ってこいって?
- 奇跡のトモ:
う~ん…へへっ!わっかんない!
- ………
- 奇跡のトモ:
う~ん。そういうのじゃなくて…えっと…
- 主人公:
- トモに携帯を見せてもらう。画面には「10」という数字だけが表示されている。
- 10?どういう意味だ?
- 奇跡のトモ:
シャーロックと特に暗号とか決めてないから、トモもよくわかんない!
- じゃあ返信して聞いてみよう。
- 奇跡のトモ:
うん!あっ、でももう写真出来たよ!
- 奇跡のトモ:
帰りながら―うわわっ!?
- ??:
あら、すみません。
- 主人公:
- 急いで外に出ようとしたトモが誰かとぶつかって、その拍子に写真が
床に散らばった。 - ??:
まぁ大変、手伝いますね。
- ありがとうござ…え?
- シラユリ:
あら?どうされました?こんな時間におばけでも見ましたか?
- 奇跡のトモ:
……
- シラユリ:
色々お疲れ様でした、トモさん。
- シラユリ:
あなたの任務は、ここまでです。
- シラユリ?
- シラユリ:
ふふっ。またお会いしましたね、ワタベスズキさん。
ゆっくりとお話をしたいところですが… - うわっ!?
- 奇跡のトモ:
ワトソン、逃げなきゃ!
- 主人公:
- シラユリが言い終える前にトモは俺の腕を引っ張って走った。
- 主人公:
- 裏口から店を出る時になって初めて気が付いた…。
コンビニの中に次々と警備AGSが入っていくのが見えた。