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Transcription
- ALレイス:
司令官、すべて処理した。
- ありがとう。
- 主人公:
- レイスはクールフェイスを貫こうとしているようだが、達成感が滲み出ている。
- シラユリ:
…そうですか…こうなればもう…仕方ないですね。
私には切れるカードはありませんから。 - シラユリ:
どうぞご自由に、行ってください…トモさん。
もし不安なら…その銃で私を撃ってもらっても構いません。 - シラユリ:
まだ弾は残っていますよね?
- 奇跡のトモ:
……
- 主人公:
- 何も言わずにシラユリを見つめていたトモは俺の方を見た。
- 奇跡のトモ:
ワトソン、私、シャーロックを助けに行く。
- 奇跡のトモ:
お願い。手伝ってくれる?
- 当たり前だろ。
- 今更そんなこと聞くな。
- 主人公:
- トモは初めていつもの元気な笑いではなく、穏かな笑みを浮かべた。
- 奇跡のトモ:
ありがとう、じゃ、行こ?
- 主人公:
- 今となっては意味があるのかわからないが、レイスはいつの間にか
姿を消していた。 - 主人公:
- トモと無残に破壊された事務所を出る。
ふと気になって、そっと後ろを振り返った。 - 主人公:
- 無言で俺たちを見送るシラユリは、どことなく清々しくて名残惜しいような
表情をしていた。 - 奇跡のトモ:
ワトソン、ワトソン。ところでさ、ワトソンの部下の人って
消えたり出てきたり出来るの? - 主人公:
- 移動していると、いつの間にか普段の元気なトモに戻っていたが、
いきなりの質問に言葉が詰まった。 - あ、それは…
- 奇跡のトモ:
あはは!やっぱりそうなんだ?今も横にいるの?ねぇ?
いるの?ねぇ?どうなの?ねぇねぇ! - …今はいない。
- …レイス。
- 奇跡のトモ:
ええ…そうなの?
- う、うん。
- 奇跡のトモ:
残念だな~…でも今度近くにいる時は絶対に紹介してね?
- わかった。
- 主人公:
- しばらく残念がっていたが、すぐに気持ちを切り替えたのか元気に歩き始めた。
- ALレイス:
……
- 奇跡のトモ:
わぁ!
- ALレイス:
し、司令官。姿を見せる必要性があったので―きゃっ!?
- 奇跡のトモ:
レイス…だよね?レイスが私たちを助けてくれたんだよね?あはは!会えて嬉しい!
- ALレイス:
は、放して…!し、司令官…
- 主人公:
- レイスはどうしたらいいのかわからず俺に助けを求める。
…レイスは驚くとそういう声を出すんだな… - 奇跡のトモ:
あのね。私たち今から友達を助けに行くの。
- 奇跡のトモ:
レイスも私たちの友達…、だから手伝ってほしいの!
- ALレイス:
わ、私は友達ではない…
- 奇跡のトモ:
え?どうして?
- 奇跡のトモ:
ほら、ワトソンはトモの友達でしょ?レイスはワトソンの友達じゃない?
- 奇跡のトモ:
へへ!だからレイスもトモの友達!だよ!
- ALレイス:
……!わ、私が司令官の友達!?どうしてそんな―
- 奇跡のトモ:
あはははは!
- 主人公:
- しばらく二人の噛み合わない和やかな会話が続き、その雰囲気に耐えられず
レイスは姿を消した。トモはそれでもニコニコと笑いながらどんどん前に進んでいく。 - 主人公:
- ところで…これはどこに向かっているんだ?
- トモ、シャーロックがどこにいるのか知ってるのか?
- 奇跡のトモ:
えっとね…思い当たる場所がいくつかあるの。
- 奇跡のトモ:
まず絞り込む条件は当然だけどキリシマが人を隠しそうな場所だよ。
それだけでも選択肢が大分狭まる…。 - 主人公:
- そう言うと、トモの表情が少し暗くなった。
- 奇跡のトモ:
もしシャーロックを殺すつもりなら私たちがいくら足掻いても
見つけられないと思う。 - ……
- 奇跡のトモ:
でも…キリシマはシャーロックがどこまで突き止めてるのか
知ろうとするだろうし…、たぶん… - 奇跡のトモ:
どこかでシャーロックを拷問してると思う…。
- 主人公:
- シャーロックが捕まっていそうな場所…
- キリシマの邸宅?
- カサハネ組か?
- …コウヘイ教団か。
- 奇跡のトモ:
その可能性もあるかもしれないけど…自分の家で犯罪を犯してわざわざ痕跡を
残すような真似はしないと思うな…。 - 奇跡のトモ:
そこは人の目が集まりやすいよ。もちろんカササギの縄張りではあるけど…、
リスクが大きいはず。 - 奇跡のトモ:
うん。私もそう思う。
- 奇跡のトモ:
ああいう似非宗教は信者を盲目的に信じるように仕向けるから…。
あそこの信者たちは多分ヤクザのおじさんたちよりも忠誠心が強いと思うよ。 - 伝説の幹部が集まるくらいの場所だからセキュリティも厳重だろうな。
- 奇跡のトモ:
うん。それに何よりも…
- 主人公:
- トモはポケットから携帯電話を取り出した。
画面にはさっきシャーロックから来た「10」というメールが表示されている。 - 奇跡のトモ:
数字の10って…漢字だとこうやって書くよね。
- 主人公:
- トモが携帯をいじった後、俺に見せた。
- 十字架…だな。
- 奇跡のトモ:
でしょ?きっとシャーロックがヒントをくれたんだと思う。だから、行こう!
- …トモ、ちょっといいか?
- 主人公:
- 今を逃せばもう聞くタイミングは来ないと思った。だから…
- 主人公:
- 呼び止めると、トモは俺が何を言おうとしているのか
全てわかっているという顔でこっちを向いた。 - 俺に…何か隠してない?
- 奇跡のトモ:
う~ん…トモ、よくわかんないかな?
- 奇跡のトモ:
そういうワトソンこそ。
- え?
- 奇跡のトモ:
ワトソンも…私に隠してることいっぱいあるんじゃない?
- 主人公:
- 真剣な眼差しで見つめられ、どう答えたらいいのか迷っていると、
トモは誤魔化すようにイヒヒと笑った。 - 奇跡のトモ:
あははは!変な顔~。ワトソンもシャーロックに似てきたね?
- 主人公:
- トモはそれ以上は何も言わず、くるりと体の向きを変えて歩いていく。
だが、ふと立ち止まって、こちらに顔を向ける。 - 奇跡のトモ:
シャーロックを助けたら…教えてね。
- …わかった。
- 奇跡のトモ:
へへ!約束だよ?