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Transcription
- ドクター:
ごめんね、お兄ちゃん。
- ドクター:
遺伝子情報があるから復元はできるけど、記憶は…保証できない。
- …仕方ないか…。
- 主人公:
- 無事に現実世界に戻って来た後、ログインしていた隊員たちの無事を確認し、
すぐにドクターの所へ行った。 - ドクター:
最大限の努力はしてみるよ。だから元気出してね?
- 心配しないでくれ。大丈夫だから…
- ドクター:
全然大丈夫じゃないよ!お兄ちゃんの健康管理責任者として言うけど。
今日一日はゆっくり休むこと! - 主人公:
お兄ちゃん、何日間ゲームの中にいたのかわかってる?
体は何ともなくても精神は相当疲れてるはずだよ。 - でも仕事が溜まってるだろ?
- ドクター:
- 出来る限り仕事を片付けてゲームを始めたけど、経過した時間が時間なだけに
仕事がかなり溜まっているはずだ。 - ドクター:
ふふ…、こういう言葉を知ってる?
- ドクター:
面倒なことは明日の「自分」に任せろ!
- 主人公:
- ドクターは特に意識して言ったわけではないのだろうが、
誰かさんのようなセリフだったので、思わず笑みが零れて頷いた。 - 主人公:
- 今となっては恒例のようになってしまった強制休息。
- 主人公:
- その間、俺はベッドに横になってキリシマスキャンダルに関する資料を探した。
- 主人公:
- キリシマスキャンダルが起こった後の資料はたくさんあったのだが、
事件が発生するまでの過程やシャーロックとトモに関する話は 全く見つからなかった。 - やはり誰かが抹消したみたいだ。
- 主人公:
- 見つけることができたのは、この前ドクターが言っていたように
「勇敢な記者のキムラと奇跡のトモがキリシマスキャンダルを暴いた」という一文だけ。 - ……
- 主人公:
- でも今ならわかる。あの二人と一緒にあの事件を経験した俺だけにはわかる…。
- 主人公:
- あのゲーム<記憶>に隠されたメッセージ。
- 主人公:
- 知っていて欲しい。私の友達が戦っていたということを知っていて欲しい。
そう訴えているんだ。 - 主人公:
- どれくらいの時間、記録を調べていたのだろうか?艦長室のドアがノックされる。
- …!どうぞ。
- ALレイス:
司令官、あの…
- レイスか。もう体は大丈夫か?
- ALレイス:
き、傷はないから大丈夫だ。それよりも…
- そうか。でももしヴェロニカに会ったら―
- ALレイス:
ひぃっ…
- ………
- 主人公:
- レイスの反応はわかる…。
- 主人公:
- あの時のヴェロニカは俺でも怖かった…。
レイスはさらに完全武装した本気のヴェロニカと戦った… - 当分の間、教団関係者には関わらないように…。
- ALレイス:
……そのつもりだ。
- ところで、どうした?
- ALレイス:
あっそうだった。そこまで大ごとではない。
- ALレイス:
サーバールームがあった場所を整理しているチームに
小規模の鉄虫の群れが接近中だ。 - ALレイス:
大きな脅威ではないが、いったん戦闘が発生するときは司令官に報告することに
なっているから来たが… - そうか…結構休んだことだし、俺が行こう。
- ALレイス:
あぁ、その…
- ALレイス:
わ、わかった…
- 主人公:
- レイスはそうは言ったものの、まだ何か言いたそうな顔で
モジモジしながら立っていた。 - 艦橋に一緒に行こう。
- ここでちょっと待っていてくれ。
- ALレイス:
あ、あぁ…了解…
- 主人公:
- 少しがっかりした様にうなだれるレイスと一緒に艦橋へと向かった。
- ALレイス:
えっ。あ、あ…
- ALレイス:
その、ま、待っている…早く―あ、いや…そうじゃなくて…
- わかった。すぐに戻ってくるよ。
- 主人公:
- 顔を赤くして下を向くレイスの頭を撫でると、俺は艦橋に向かった。