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Transcription
- メリー:
はぁ…はぁ…
(ウィィィン!!)
- メリー:
何とか逃げ切れた…
- 静かな都市のど真ん中、警察ロボットに追われる一人の少女。
- メリー:
早く…見つけないと…
- メリー:
私たちをここから救い出してくれる人間様を…!
- 主人公:
- ……
- 主人公:
- 見慣れた天井…
- 主人公:
- いつの間に眠っていたのだろう……?
- 主人公:
- 机の上に小さなバッジが置いてある。
- ここは……どこだ?
- 主人公:
- 無意識にバッジを引っ掴み、ズボンのポケットに入れて部屋の中を見渡した。
- 主人公:
- ちょっとしたオフィスのような部屋にはパソコンが一台あり、
モニターがチカチカと光を放っている。 - 主人公:
- その小さなモニターには文字が表示されていた。
(白うさぎを追いかけろ。)
- 主人公:
- …白うさぎ?
- バニラA1:
あっ、目が覚めましたか?旦那様。
- 主人公:
- まだ少し寝ぼけた状態でぼーっとその文字を見ていると、
バニラが部屋に入ってきた。 - バニラ、ここはどこだ?
- バニラA1:
ふふふ、まだ目が覚めていないようですね。昨日も遅かったんですか?
ここは旦那様のお家ですよ。 - 主人公:
- 優しい手つきで乱れた俺の服を整えてくれるバニラ。
- 主人公:
- ここが俺の…家?
- そう…だったね。
- 主人公:
- そうか、思い出した。
- 主人公:
- 俺はごく普通の会社員。家庭用バイオロイドのバニラと一緒に暮らしている。
なんで忘れてた… - バニラA1:
引っ越して来たばかりで、まだ慣れていないようですね。
- …引っ越し?
- バニラA1:
ええ。ハッピーとチョロンのために庭付きの広い家に住もうって、
ここに引っ越したじゃないですか。 - 主人公:
- …そうだった。
俺はマンションからペットが飼いやすい広い家に引っ越したんだった。 - ちょっと寝ぼけてたみたいだ。最近在宅勤務で忙しかったしな。
- 主人公:
- 俺はうーんと伸びをした。まだ頭がぼーっとしているがすぐによくなるだろう。
それに、バニラを心配させたくない。 - バニラA1:
私たちのために毎日お仕事ご苦労様です。
- 主人公:
- 優しい手つきで俺のネクタイを結び直してくれるバニラ。
ん……?俺、いつの間に服を着替えた? - バニラA1:
いつも感謝しております。旦那様。
- 主人公:
- そう言うとバニラは俺に満面の笑みを見せた。
- バニラA1:
さぁ、ハッピー、ご飯の時間ですよ。
- タイラント:
フッフッフッフッフッ…食事の時間か。いいだろう。全て食べつくしてくれる…!
- バニラA1:
チョロンもご飯食べましょうね。ふふふ。
- RF87ロク:
このような給餌方法は…気が進みませんが…。
閣下の命令であるならば…従うほかありません。 - タイラント:
フハハハハハハ!雌のバイオロイドよ。我にもっと!もっと貢げ!これは命令だ。
- バニラA1:
はぁ…本当にもう。誰に似たのか食事のたびにこれなので大変です。
- いつもありがとう、バニラ。
- バニラA1:
と…とんでもない。これも旦那様に尽くすメイドの仕事に過ぎませんから…
あは…あはははは… - バニラA1:
で、でも…こうしているとまるで本当の家族みたいですね…。
ハッピーとチョロンがわ…私たちの子どもで…わ…私は…えっと… - -:
(ピンポーン!)
- バニラA1:
あはは…えっと、誰か来たみたいですね。
- 俺が見てくるよ。
- バニラA1:
あ、はい…
- 主人公:
- 俺がドアに向かう間も何度も呼び鈴が鳴らされ、ドアを開ける。
そこには俺の幼馴染みのメイとナイトエンジェルが立っていた。 - 滅亡のメイ:
もっと早く開けなさいよ、このバカ。
今日一緒に買い物に行くって約束してたでしょ!もう忘れたの? - 約束?
- 滅亡のメイ:
なに初耳って顔してんのよ。
この子のために三人でランジェリーショップに行くって約束してたでしょ!? - 主人公:
- ランジェリーショップ?今日は確か…
- B-11ナイトエンジェル:
メ…メイ!やっぱり私たちだけで行った方がいいんじゃないかな?
- 滅亡のメイ:
あんたはちょっと黙ってて。
ほんとにもう…この子、内気なくせして胸ばっかり大きくなって… - 滅亡のメイ:
しかも、まだ成長中なのよ?見せつけてくれちゃってさ?
結構いやらしいわね、あんた。あははははっ! - B-11ナイトエンジェル:
う…うぅぅ、メイ!恥ずかしいよぉ…!
- 主人公:
- 思い出した。そうだったそうだった。
今日は確かナイトエンジェルの胸が大きくなって下着が合わなくなったから、 それを買いに… - ……………?
- 主人公:
- ナイトエンジェルの胸が大きい…………………?
- 主人公:
- 俺の頭の中がゴチャゴチャになって言葉が行き来する。
胸…。胸部…。ない…。 ナイトエンジェル…?胸…ナイ… - 主人公:
- いやいや…。ナイトエンジェルの胸は大きい。昔からそうだった。常識だろ?
- ちょっとだけ待ってくれ。すぐに行く。
- 滅亡のメイ:
ちょっと何?変な顔して……言いたいことがあるんなら言いなさいよ。
- 滅亡のメイ:
まぁとにかく、少しくらいなら待ってあげるわ。早くして。
- バニラA1:
旦那様、お出かけですか?
- タイラント:
フハハハハハハ!
土産にこの我が食すおやつを買ってくることだ!フハハハハハハ! - バニラA1:
まったく!ダメですよ。太ります。
- タイラント:
グルルルル…後悔することになるぞ…。雌バイオロイド…。
- バニラA1:
あっ!そうです、旦那様。
- ん?どうした?
- バニラA1:
さっきニュースでチラッと見たんですが、今都心の方で指名手配犯が
逃走中らしいです。気をつけてください。旦那様。 - うん、気をつけるよ。ありがとう、バニラ。
- バニラA1:
はい。では気をつけて行ってらっしゃいませ。旦那様。
- 滅亡のメイ:
だいたい、何なのよこれ…一体何を食べたらこんなに大きくなるのよ…?
信じられないわ… - B-11ナイトエンジェル:
えへへ…
- 滅亡のメイ:
ふん!ちょっと胸が大きくなったからって調子に乗らないでよね。
- 嫉妬はよくないぞ?メイ。
- 滅亡のメイ:
は、はぁ!?何て言った!?嫉妬なんかするわけないじゃない!
あーあ、これだから男ってやつは…。 - B-11ナイトエンジェル:
ご、ごめんね…私の胸がこんなに大きいせいで…。早く選ぶから喧嘩しないで。
- 主人公:
- ナイトエンジェルの大きな胸に合う下着を買うのは思いのほか時間がかかった。
ナイトエンジェルはまるで生まれて初めて下着を買うかのように戸惑って、 俺たちはかなり苦戦させられた。 - 滅亡のメイ:
はぁ…、今日の大仕事は終わったし、後はどうする?もう少し買い物する?
- 主人公:
- う~ん…何をしよう?下着を買いに行く以外は何も考えていなかったしなぁ…
- 滅亡のメイ:
特に予定がないんだったらさ…、ちょっとあそこで休んでいかない?
- B-11ナイトエンジェル:
え?メイ…でも…あそこは…うぅ…
- 滅亡のメイ:
休むついでに、ナイトエンジェルが買った下着がちょうどいいかも
確認したりしないとね。 - そうだな、下着を…確認!?
- B-11ナイトエンジェル:
でも…ちょっと恥ずかしい…
- 主人公:
- ナイトエンジェルは下着が入った買い物袋を開けては閉め、モジモジしていた。
- メリー:
はぁ…はぁ…
- メリー:
すみません、どいてください!!
- 主人公:
- その時、俺たちの目の前に一人の少女が走ってきたかと思うと、
ナイトエンジェルとぶつかった。 - B-11ナイトエンジェル:
きゃあっ!
- メリー:
本当にすみません!で、でも、もしかしたら後で私に感謝するかもしれません!
- メリー:
じゃあ!私は失礼します!
- 滅亡のメイ:
はぁ!?何よ、あの子!?
- 主人公:
- そして少女はドローンに追いかけられながら路地裏に消えていった。
- 滅亡のメイ:
変な子。…そう言えば今、この辺で指名手配犯が逃走中なのよね…?
- 滅亡のメイ:
まぁ気をつけるに越したことはないわ。私たちもそろそろ帰る?
- B-11ナイトエンジェル:
そうだね…あっ!
- どうした?
- B-11ナイトエンジェル:
さっきのあの子、ぶつかった時に買い物袋を持って行っちゃったみたい!
- 滅亡のメイ:
嘘でしょ!?
- みんなはここで待っててくれ。俺が行ってくるよ。
- 滅亡のメイ:
ちょっと!
- 主人公:
- 俺は二人にそう言うと、走り去っていった少女の後を追った。
- 滅亡のメイ:
はぁ…もう…
- 滅亡のメイ:
まったく…どうしようもないんだから…。今日こそはシようと思ってたのに…
- B-11ナイトエンジェル:
本当にごめんね。メイ。私のせいで…
- 滅亡のメイ:
大丈夫。チャンスはまだあるわ。
あんたは私に黙ってついてくればいいのよ、わかったわね? - B-11ナイトエンジェル:
うん!やっぱりメイは頼もしいわ。私もメイみたいになりたいなぁ!
- 滅亡のメイ:
あはははは!
- EB-48Gフレースヴェルグ:
都市全体がホログラムで覆われています。
どうやら観察者との距離に応じて作動するようです。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
遠くから見るとただの廃墟にしか見えませんが…なんだか薄気味悪い感じがします。
- フォーチュン:
フレースヴェルグ?その他に何か変わったことはない?
お姉さん、心配になってきちゃった… - EB-48Gフレースヴェルグ:
はい、まだ特に反応はありません。
調査はこれくらいにしてエキドナさんと進入を試みます。 - フォーチュン:
わかったわ、お姉さん、あなたたちを信じて待ってるわ。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
えっ!そんな!鉄虫です!あっ、いや…反応自体はただのAGSですが…
とりあえず交戦状態に移行します。 - フォーチュン:
こんなところに鉄虫がいるなんて…とにかくみんな気をつけるのよ?