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Transcription
- 主人公:
- 今年はいつしか戦闘が日常となって、一年があっという間に過ぎてしまった。
長期の休暇を取ろうにも事件に巻き込まれたりしてまともに休めていなかったため、 俺たちは、しばらく内陸に留まって休暇を取ることにした。 - 主人公:
- そして今、オルカ号は年末パーティーの準備の真っ最中だ。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
違います違います。もう一度お願いします。
- クノイチ・カエン:
うん、わかった。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
レディー、アァクション!!
- クノイチ・ゼロ:
姉上の仇、あなただけは許しませんでござる!
- クノイチ・カエン:
カエンの刀は…燃える…雷。斬ってやる…
- EB-48Gフレースヴェルグ:
ストォォップ!!!
- クノイチ・カエン:
え…どうして…?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
「私の刀は風を燃やし、雷を斬る。」
- EB-48Gフレースヴェルグ:
というセリフがどうしてそんな風に変わるんです?
- クノイチ・カエン:
…ごめん。セリフ…難しい。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
はぁ…伝説のバイオロイドがセリフを覚えられないなんて…。
- クノイチ・ゼロ:
フレースヴェルグ殿…。あなたには悪いがやはり拙者たち姉妹には
演技は無理でござる…。 - クノイチ・ゼロ:
やはり御屋形様には奥義で捕まえた鉄虫をお見せする方が…
- EB-48Gフレースヴェルグ:
ダメです。武装した護衛を付けてお見せするつもりですか?
それでは年末パーティーの意味がないじゃないですか。 それに演技が無理だなんて… - EB-48Gフレースヴェルグ:
いや、そういう設定だったっけ…
- クノイチ・ゼロ:
うん?今、何か言ったでござるか?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
いえ、何でもありません。
それはそうと、あなたたちだって司令官様を喜ばせたいですよね? - クノイチ・カエン:
うん…殿…喜ばせる。
- クノイチ・ゼロ:
それは…そうでござるが…。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
それならば魂のこもった演技をしなければなりません!
自分が演じるキャラクターになりきった演技をです! まさに渾然一体となるのです! - クノイチ・ゼロ:
でもこの台本…どうにも拙者たちが経験したことが
そのまま内容になってるでござるよ? - EB-48Gフレースヴェルグ:
それは…それはそうです!それにその方が簡単ではありませんか?
その当時の感情を思い出せばいいんですよ。 - クノイチ・ゼロ:
う~ん……確かに実際にあったことではあるが…その時の感情と言われても…
湧いてこないし…。 - クノイチ・カエン:
雷…斬った…
- EB-48Gフレースヴェルグ:
それはもういいです。
- 準備は順調?フレースヴェルグ?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
あっ、司令官様いらっしゃったんですね。
もしかして、見てましたか…? - クノイチ・カエン:
殿。こっちこっち。
- 主人公:
- 偶然、伝説で使われていた演劇用の台本を手に入れた俺は、
年末パーティーでクノイチ姉妹の演劇を見たいとお願いしていた。 - 主人公:
- そして、フレースヴェルグが演技指導を買って出たのだが…
- EB-48Gフレースヴェルグ:
準備自体はご覧の通り問題ありません。ただ、俳優の演技にもう少し魂が
宿ってほしいと思いまして…。魔法少女の方たちのようにとは言わなくとも、 演技が硬すぎるのでちょっと苦戦しています…。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
ですが、心配する必要はございません。
こう見えても作品に関しては完璧に把握しておりますので! 私の演技指導があれば、本番までには何とかなるでしょう! - ほんとにフレースヴェルグは伝説作品が大好きなんだな。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
だだだ…誰がそんなことを!!!?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
ででで伝説の作品じゃなくてももも…普通の映画やドラマも好きですよ!?
ただそういうものが好きなだけです!司令官様! - クノイチ・カエン:
殿。これ…
- 主人公:
- カエンは静かに俺に近づくと小さなバッジを見せてくれた。
二輪の花が描かれたバッジだ。 - これは?
- クノイチ・ゼロ:
それは拙者と姉上が御屋形様のために用意した証でござる。
そこに描かれている花は菜の花とスミレでござる。 - クノイチ・カエン:
証。殿が殿である証。それがあれば…どんなときも…殿のこと…。わかる。
- ありがとう。カエン、ゼロ。
- クノイチ・カエン:
うん。殿、嬉しいなら。私も嬉しい。だから、演劇、見せたい。
- クノイチ・ゼロ:
そうでござる。御屋形様、拙者たちの演劇を一度見て、評価してくださらぬか?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
う~ん…本当は完璧になってからお見せしたいと思っていましたが、
よろしければ練習を少しだけお見せしてもよろしいでしょうか? - うん、いいよ。
- クノイチ・カエン:
見せてあげる、殿。
- 主人公:
- カエンとゼロは俺に演技を見せてくれた。
雷と炎がゆらめくシーンは派手で華やかだったが… - クノイチ・ゼロ:
姉上の仇、許しませんでござる!姉う…お前!
- クノイチ・カエン:
クノイチ。殺す。カエンの刀が、けっこう…強い。
- 主人公:
- 俳優のクノイチ姉妹の演技力には確かに問題があった。
- クノイチ・カエン:
殿。どう?
- ……………すごいね。
- うーん。ひどいね!
- クノイチ・カエン:
そんなによかった…?ありがとう。カエン、頑張る。
- クノイチ・ゼロ:
才色兼備という言葉はまさしく拙者たちのためにあるのでござるな~。
この程度で驚かれては困るでござるよ、御屋形様。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
時には残酷な真実よりも、甘い嘘の方がいいこともあります…。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
しかし、司令官様も見ておわかりの通り、もう少し演技指導が必要だと思われます。
- クノイチ・カエン:
……そう。ごめん。殿。
- クノイチ・ゼロ:
御屋形様の期待に…沿えなかった…だと…
- EB-48Gフレースヴェルグ:
たまには残酷な真実も必要ですが、あまりやる気を削ぐのもよくありませんよ。
司令官様。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
もう少し演技指導を受ければよくなるでしょう。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
それはそうと司令官様。演技指導を買って出た身として
こんなことを言うのもなんですが、他に参考になりそうな作品があれば助かります。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
もしよければ記録の閲覧許可をいただけないでしょうか?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
うむむ…これじゃない…、これはもう見たやつだし…
- EB-48Gフレースヴェルグ:
やはり参考になりそうな作品は伝説のものしかありませんね…。
- あ、八月の満月夜だ…
- EB-48Gフレースヴェルグ:
えひゅっ!?本当ですか!?あの幻の…!?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
あぅ……気になりますが、今は伝説の作品ではなく、もう少し違う感じの作品を
参考にしたいので、今度観ることにします。非常に気になりますが… - 主人公:
- フレースヴェルグは心の底から残念そうな顔で言う。
- 主人公:
- その後もフレースヴェルグと一緒に記録を探してみたが、
これといった成果はなかった。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
う~ん…やはり伝説作品の演劇は伝説作品を参考にするしかないみたいですね…。
- バーバリアナ:
あら、司令官。二人で何してるの?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
バーバリアナさんですか。司令官様と演劇の参考になりそうな記録を
視聴していました。 - 実はね…
- バーバリアナ:
演劇?
- バーバリアナ:
あはは。そんなことでそんなに悩んでたの?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
私にとっては十分深刻な悩みなんです。
- バーバリアナ:
いやいや、ごめんごめん…そういう意味じゃなくって。
- バーバリアナ:
私が言いたいのは伝説じゃなくて他の会社の作品を
参考にしたらいいんじゃないのってこと。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
はい?それはそうしたいところですが…そもそも記録がそこまでなくって…
- バーバリアナ:
ちょうどこの近くにビスマルクコーポレーションの本社があったはずだわ。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
ビスマルクと言えばバーバリアナさんの製造元ですよね?
- バーバリアナ:
そうよ、みんな私のことをただの建物の撤去用バイオロイドだと
思っているみたいだけど、 - バーバリアナ:
こう見えてもこれ、映画に出てくる女戦士の格好なんだから!
- バーバリアナ:
ビスマルクは昔、西洋の伝説と呼ばれて、その名を轟かせていたのよ。
- バーバリアナ:
もし鉄虫が現れなかったなら、きっと伝説なんて軽く超えるくらいには
有名になってたはずよ。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
ほぉー……
- EB-48Gフレースヴェルグ:
伝説を軽く超えるという部分には賛同しかねますね…、
そんなにすごいクオリティーだったんですか? - バーバリアナ:
あんな伝説みたいな小さな会社が本気出したビスマルクに敵うわけないでしょ~?
あははははははっ! - 主人公:
- バーバリアナが笑いながら言うと、フレースヴェルグの拳に力が入った。
- 主人公:
- でもフレースヴェルグは伝説所属でもないはずなのに、どうしてここまで…?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
そこまで言うのなら、ぜひビスマルク作品を鑑賞させてもらいたいものです。
- バーバリアナ:
そうね。この近くにあるから、探索をお願いしてもいいかしら?司令官。
- 主人公:
- 西洋の伝説と呼ばれたビスマルクか…そこの作品が入手できれば間違いなく
役に立つだろう。 - 主人公:
- だがもし、ビスマルクの建物にAGSがまだ残っていて戦闘が起こった場合、
今のオルカには相当な負担となってしまう。 - まずは偵察と探索の計画を立てよう。