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主人公
- 激しい戦闘が終わり、鉄虫の残骸からは火花が散っていた。

Transcription

  1. 主人公:

    - 激しい戦闘が終わり、鉄虫の残骸からは火花が散っていた。

  2. ロイヤル・アーセナル:

    素晴らしい指揮だった。司令官。

  3. ロイヤル・アーセナル:

    しかし…これにて地下生活も終わりだな。

  4. エキドナ:

    あらどうしてよ?私は居心地よくて気に入ってたのに。

  5. ロイヤル・アーセナル:

    ここはもう避難所としての機能を失った。ここに残っても皆で生き埋めになるだけだ。

  6. エキドナ:

    まぁ、私は地中でも司令官と私の愛の巣くらいなら作れるけど?

  7. 主人公:

    - 俺を見つめるエキドナの視線は思いのほか本気そうだった。

    1. 冗談はそのくらいにしろ。
  8. エキドナ:

    勝手に冗談にしてもらっても困るのだけど?いいじゃない、ね?司令官。

  9. 魔法少女マジカルモモ:

    鉄虫が引き続きどんどん侵入してきています。どうしましょう、司令官?

  10. 主人公:

    - ビスマルクのビルに突入する兵力も足りない状況で、鉄虫まで…

  11. 主人公:

    - 急いでここを切り抜ける方法を考えなければ。

  12. ロイヤル・アーセナル:

    ふむ…方法がないわけではない。私の提案を聞いてみないか、司令官。

    1. 聞かせてくれ。
  13. ロイヤル・アーセナル:

    ここは狭い。そのため火力を継続して叩き込める者が一人いれば鉄虫の進攻を防ぐことは可能だ。

  14. ロイヤル・アーセナル:

    例えば私が一人いればここを死守することくらい問題ではない。

  15. 主人公:

    - 自信ありげな表情のアーセナル。

    1. ……
  16. エキドナ:

    ふふふ…ここで一人で戦う?私にはただここで死にたいって言ってるように聞こえるけど?

  17. エキドナ:

    無意味な精神論はどうたらって言ってたのはどこの誰かしら…?言ってることとやってることが矛盾してるわよ。

  18. ロイヤル・アーセナル:

    あの程度の鉄虫なら私一人で十分だ。何の心配もいらない。私の言っていることが間違っているか?司令官。

  19. 主人公:

    - 銃を担ぎ、自信満々の様子で歯を見せ笑うアーセナル。いつにも増してアーセナルの弾薬庫が大きく見えた。

    1. いや間違ってない。後を頼んだ。
  20. 魔法少女マジカルモモ:

    幸運を…。月の力があなたと共にあらんことを…。

  21. ロイヤル・アーセナル:

    それからマキナだか何だかは私の獲物だ。誰も手をつけてくれるな。約束だ。

    1. わかった。約束する。
  22. ロイヤル・アーセナル:

    よし!ではまた後で落ち合おう。あとこの面倒事が片付いたら…わかっているな?司令官。思いっきり熱い抱擁をしてやるからな!覚悟しておけ?

  23. 主人公:

    - そう言うとアーセナルは、まるで散歩にでも行くような軽い足取りで通路の奥深くへと姿を消した。

  24. エキドナ:

    はぁ、結局約束は守れそうにないわね…。

  25. エキドナ:

    数時間もすればあの自信たっぷりの顔もいい思い出になるわ…。

  26. 主人公:

    - アーセナルがどれだけ頑張れるのかは誰にもわからない…。アーセナルが限界を迎える前に、俺たちはマキナのマスターキーを手に入れなければ…

  27. 主人公:

    - 地下から脱出する通路を歩いている間、モモもエキドナも皆、それ以上口を開かなかった…。