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Transcription
- 主人公:
- 鋼の意志をその身に宿す彼女と、その頼もしい相棒の相手をして
どれくらいの時間が経ったのだろう…。思った以上に強力な二人と 次から次へと現れるAGSに、こちらは徐々に消耗させられていた…。 - CT66ランパート:
お前は本当に強い!しかし!正義を守護する俺たちの勇気を!
くじくことはできない! - CT66ランパート:
こうなったらセーフティー!今こそ俺たちの勇気をひとつにする時だ!!!
- Miss Safety:
そうね…やるしかないわね!
トライランパァァァト!チェーンジ!トランスフォォォォォム!!ON!!! - CT66ランパート:
来い!!ハイパーライオン!!!スペシャル!フュージョォォォォン!!!
- CT66ランパート:
エネルギー、30%…56…79…99…!!
- -:
(パーン!)
- 主人公:
- 突然、光が弾ける…。そしてそこには…
- CT66ランパート:
鋼の守護者!!ラン!!パリ!!オーン!!!
- Miss Safety:
パンパラパパパパパラパパーン!!!
ついに、私たちが待ち望んだ鋼の勇者が現れた! - すごいな…。どうやって変身したんだ、ランパート?
- CT66ランパート:
ランパート?俺の名前はランパリオン!
- Miss Safety:
悪に立ち向かう無限の勇気がランパリオンを誕生させたのだ!
- CT66ランパート:
これ以上、罪のない市民を恐怖に震えさせるわけにはいかない!行くぞ!!!
- Miss Safety:
私たちは鋼の守護者!
- CT66ランパート:
ラン!パリ!オン!!!
- EB-48Gフレースヴェルグ:
本当に頭が痛くなってきました…。でも、EMPを受けても平気でいられますか?
- CT66ランパート:
はああああっ!!!プロテクター展開!!!
- CT66ランパート:
くぅぅっ…!大した魔法だな!しかし!真の勇気が負けることなどない!
- EB-48Gフレースヴェルグ:
し、信じられない!?耐えてます…!精神力だけであんなことが可能なの?
それもAGSが? - CT66ランパート:
ウオオオォォォッ!!!ハイパーライオンが叫んでいる!行くぞぉぉ!!!
- EB-48Gフレースヴェルグ:
ダメです!ビスマルクの兵力が全てこちらに向かっています!
- EB-48Gフレースヴェルグ:
うぅっ!!このままでは…!手遅れに…
- Miss Safety:
これこそ!ランパリオンの真の力だ!
- 主人公:
- フレースヴェルグの言う通り、俺たちには時間がない。
これでは鉄虫を阻止してくれているアーセナルとカーンにあわせる顔がない…! - バニラA1:
ちょっと!お待ちください!
- 主人公:
- その時、通りを歩いていた一人の女性が俺たちの行く手を遮った。
- 主人公:
- 両手にたくさんの買い物袋を持ったバニラが、真っ青な顔で俺を見つめていた。
- バ、バニラ?
- バニラA1:
旦那様、どこに行ったのかと思っていたら…
こんな所で何をしていらっしゃるのですか!? - バニラA1:
一緒に私たちの家に帰りましょう…?ハッピーとチョロンも待ってますよ。
- ここは危ない。早く逃げろ!
- バニラA1:
どうしたんですか…?何日も帰ってこないのですごく心配していたんですよ?
- バニラ!今はそれどころじゃない…
- 主人公:
- バニラの目尻がクイッと上がった…。これは怒っている…。
- Miss Safety:
市民の方は後ろに下がってください!この者は指名手配中の危険人物です!
- -:
(パンパンパン!)
- Miss Safety:
うっ!?発砲!?やめなさい!我々は市民を守る警察勇―
- バニラA1:
危険…人物?もう一度言ってもらえますか?誰が危険人物ですって?
- 主人公:
- バニラは銃口を警察勇者に向けていた。
- CT66ランパート:
俺たちは君をあの悪人の脅威から救出するために出動した!誤解しないでくれ!
- バニラA1:
あなたが誰なのかなんてどうでもいいことです。
私の夫…いえ、だん…ご主人様を侮辱するのは私が許しません。 - 主人公:
- 今完全に夫って言ったな。
- バニラA1:
一体何をしたら指名手配されるんですか、ご主人様。
- バニラA1:
はぁ…ちょっと目を離すと指名手配…まったく、何から何まで私がお世話して
あげないとダメなんですから。 - バニラA1:
それからあなたたち、何があったのかは知りませんが、
ご主人様には指一本、触れさせません。 - バニラ…
- バニラA1:
心配しないでください。ここは私にお任せください。
ご主人様はやるべきことがあるのでしょう? - Miss Safety:
動くな!あなたは今間違った判断をしている!
- 主人公:
- バニラはセーフティーの言葉を無視し、話を続けた。
- バニラA1:
今の状況がどうなっているのか私にはよくわかりませんが、
私が何をすべきかはわかる気がします。 - バニラA1:
何をぼんやりしてるんですか?私が時間を稼いでいるうちにご主人様は
さっさと行ってください。 - 主人公:
- 言うとすぐに体の向きを変え、発砲するバニラ。
バニラの姿がいつもよりカッコよく見えてぼーっとしていると、 メリーが俺の手を引っ張った。 - メリー:
今のうちですよ、急ぎましょう。お兄様!
- 主人公:
- ふと、バニラの視線を感じた。
無言の「何か言う事はないのか」との催促を感じ取り、 俺はバニラが結んでくれたネクタイをポンポンと軽く叩いた。 - これ、ありがとう、バニラ。
- 主人公:
- バニラは笑顔を浮かべると、静かに煙の中へと消えていった。
- メリー:
お兄様?
- メリー:
…大丈夫ですか?
- ああ…、行こう。
- 主人公:
- メリーの手を握り返し、隊員たちと戦闘地帯を抜け出した。
- これでもう捕まる対象は俺だけじゃなくなったな…。急ごう。
- メリー:
え…?…はい!わかりました、お兄様!