Transcription

1. ブラックリリス:

   何なの…この鉄虫は…。ここは仮想世界じゃなかったの？

2. シザーズリーゼ:

   マキナとか言う害虫が作った害虫よ。あのド腐れ雌ブタ害虫が…。

3. ブラックリリス:

   害虫害虫害虫…はぁ…ストーカー…、あなた、もうちょっと文章に興味を持ったらどう…？

4. シザーズリーゼ:

   （ショキン！）

5. ブラックリリス:

   ふん、不意打ちはもう通用しないわよ。

6. シザーズリーゼ:

   じゃあ黙ってついて来て、害虫。

7. ブラックリリス:

   一つだけ聞きたいことがあるの、ストーカー。

8. ブラックリリス:

   何で私を起こしに来たの？あなたならこの機会を利用してご主人様の点数を稼げたんじゃないの？

9. シザーズリーゼ:

   …理由その1、ご主人様が危険だから。

10. シザーズリーゼ:

    私一人であの害虫どもを相手するのは大変だったわ。ご主人様が危険な状況でそんなわがままな判断はできない。

11. シザーズリーゼ:

    それにご主人様と私は運命の赤い糸で結ばれているから、他の害虫がご主人様からの点数を稼ごうが私には関係ない。

12. ブラックリリス:

    はっ…すごい自信ね、ストーカー。

13. シザーズリーゼ:

    理由その2、他の害虫のことは知らないけど、同じ三安のバイオロイドとしてあんたの能力は信用してるから。

14. ブラックリリス:

    え？

15. ブラックリリス:

    …ふっ…。あの時あなたが本当にコンパニオンになっていれば、少しは譲ってあげたかもね…。リーゼ。

16. ブラックリリス:

    でも良い子のリリスはもういないの。

17. シザーズリーゼ:

    何か言った？害虫？

18. ブラックリリス:

    いいえ、何でもないわ。ストーカー。

19. シザーズリーゼ:

    ねぇ…話をする時は少し頭を使って話したら？

20. ブラックリリス:

    うるさい。早くご主人様を助けに行くわよ。

21. シザーズリーゼ:

    ひひ。マキナ、よくも私のご主人様に手を出したわね…！必ず見つけて、形がなくなるまでズタズタに切り裂いてやる！アハハハハハハッ！！！