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Transcription
- 主人公:
- マキナは弱々しい手つきでマスターキーを操作した。
- マキナ:
……
- マキナ:
皆さん…楽園での日常は幸せ…でしたか?
- ブラックリリス:
…はっ?この女…!…今さら何を言い出すかと思ったら…
- 主人公:
- その瞬間、リリスの表情がフッ…と変わった。
- リリス!?
- ブラックリリス:
えぇ…それは本当に…楽しいピクニック…でした…
- ブラックリリス:
次はご主人様も一緒に行けたら…
- 主人公:
- マキナのマスターキーが赤く輝く…!
そして、その瞬間その場の全員の動きが止まった。 - 主人公:
- リリスの周囲には青い草原が広がっていた。
楽園が彼女の願う空間を作り出しているのか…? - マキナ:
はぁ……はぁ……ほんの少しだけ…時間が稼げれば…よかった…
- マキナ:
もう…十分です…少し強引になりますが………
- やめろ、マキナ!
- マキナ:
楽園の最後のピース…。私たちの救世主…。
- おい…!
- マキナ:
もう一度欲望の世界で…どうか…素敵な夢を…
- 主人公:
- ……
- 主人公:
- 見慣れた…天井…
- 主人公:
- いつの間に眠っていたのだろう?
- 主人公:
- 部屋には一台のパソコンがある。
- ……
- 主人公:
- ……
- 主人公:
- 頭をポリポリ掻きながら体を起こす。
すると、すぐそばにはいつも世話をしてくれる優しいまなざしがあった。 - バニラA1:
あ…、お目覚めですか?ご主人様?
- ここはどこだ?バニラ。
- バニラA1:
ここはオルカ号ですよ。ご主人様。
- 主人公:
- オルカ号…?
- そうか…俺は戻って来たんだった。
- バニラA1:
はい。今回も本当にお疲れ様でした。ご主人様。
- バニラA1:
お食事になさいますか?それともお風呂に入られますか?
- バニラA1:
そ・れ・と・も…ふふ…
- ランサーミナ:
ここがサーバールームでしょうか?
- ランサーミナ:
私の声、聞こえますか?ティアマト?
- ランサーミナ:
はぁ……やっぱりダメか…。
- ランサーミナ:
この装置であってるのかな…。フォーチュンの言う通り、これだけを破壊すれば…
- マキナ:
すみません、そこで止まってください。
- マキナ:
あぁ…ここにもまだ心に傷を負った魂がいらっしゃいましたか…。
- ランサーミナ:
やっと見つけた……あなたがマキナですね…!そうなんでしょう!?
- ランサーミナ:
みんなを返してっ!
- マキナ:
…うっ…くぅ…
- ランサーミナ:
えっ…何…?怪我してるの…?
- マキナ:
ふふ…気にしないでください…。
- ランサーミナ:
…っ!?何をしてる!?その手を止めなさい!
- マキナ:
どなたかと思ったら…救助用バイオロイドのミナさんでしたか…。ふふ。
- マキナ:
救助用とはとても言えないような武装…ふふっ。
あなたたちは…本当に面白いことをしてくれますね…。 - ランサーミナ:
何をごちゃごちゃ言ってるんです!?
無駄な時間稼ぎなんかしてないで、みんなを解放して!! - マキナ:
そんなに心配しないでください…。
皆さん…私が作った楽園で幸せに過ごしていますから…。 外の世界にいるあなたたちをこれからお迎えにあがろうかと思っていました。 - マキナ:
ほら、見てください。皆さん幸せそうに笑ってるでしょう?
この方たちがこちらに戻ってこないのは戻る必要がないからです。 - マキナ:
楽園…。ここなら、あなたの望みも全て叶います。
- マキナ:
さぁ、あなたの欲望は何ですか?
- ランサーミナ:
うっ……
- マキナ:
私が当ててみせましょう…あなたは…皆から認められたいんですよね?
- マキナ:
誰かにお世話になった。そして、その恩を返したい。そうですよね?
- ランサーミナ:
うるさい!
- マキナ:
でしたら、その欲望、私が叶えてあげましょう。
- ランサーミナ:
な…何…?
- マキナ:
あなたはこれから、皆から尊敬される黄金の騎士となります。
そして、あなたが尊敬するあの方も…あなたのことをきっと誇りに思うでしょう…。 - ランサーミナ:
…本当…ですか…?
- ランサーミナ:
私みたいなバイオロイドが…私を信じてくれる人たちに…
恩を返すことができるんですか? - マキナ:
もちろんです…。誰もがあなたを尊敬してくれます…。
それがあなたの運命なのです。 - ランサーミナ:
- マキナの手が指し示す方を見る。
そこにはミナに拍手し、名前を歓呼する人々の姿があった。 - ラビアタプロトタイプ:
あなたを誇りに思います。ミナ。
- ランサーミナ:
ラビアタ!?
- ラビアタプロトタイプ:
あなたは自分を非戦闘ユニットだといつも卑下していますが、
私の目に狂いはありませんでした。 - ラビアタプロトタイプ:
やはり最強のバイオロイドはあなた、ランサーミナです。
あなたこそ地球最後の希望。 - ランサーミナ:
は、はい?はは…。そんな…光栄です…。ラビアタ…。
- ラビアタプロトタイプ:
さぁ、こちらへ。ミナ。
- ラビアタプロトタイプ:
司令官とみんながあなたを待っています。
あなたがいればどんな強敵にも打ち勝てる。私たちを守ってください…。 - ランサーミナ:
はい!今…
- ランサーミナ:
………いや。
- ランサーミナ:
みんなが私のことを褒めて歓迎する…?私を守ってください…?
こんなことあり得ない…。 - マキナ:
いいえ、そんなことありません。楽園ならあり得るのです!
あなたも心の奥深くでそう願っているじゃないですか!? - ランサーミナ:
タイミングが悪かったみたいですね!
このまま司令官を救うことができなかったら、私の夢は叶わない! あなたも馬鹿でしたね! - ランサーミナ:
こんな無意味な幻想なんて!私には必要ありません!
- ランサーミナ:
だって!私の運命は、私の夢は!
- マキナ:
そんな…こんなところで…やめて…!お願い!やめてください!
- ランサーミナ:
自分で掴むことが夢なんだ!!
- ランサーミナ:
私は空の槍使い。ランサーミナ!!
私の黄金に輝く無敵の槍は!お前の心臓を貫く!!! くらええぇぇぇぇぇッッ!!!! - マキナ:
きゃぁぁぁあっ!!
- マキナ:
……あなたを救うことができな…かった…何が間違っていたの…?
- ランサーミナ:
えっ…?これ…ホログラムだったの…?
- ランサーミナ:
や…やった!やりました!みんなこんなのと戦ってたんでしょうか…?
- ランサーミナ:
みんなが戻ってきたら非戦闘ユニットでも任務をやり遂げることができるって
自慢しないとですね…!あとは向こうにいるはずの司令官次第です! 信じていますよ…!司令官!