Transcription

1. 主人公:

   - すべてを救おうとしたバイオロイドは願いを叶えられず、冷たい床に倒れていた。

2. マキナ:

   ……

3. マキナ:

   これはどういうこと…ですか…

4. ブラックリリス:

   ふん！まだ口が動くようね、このクズ女！

5. ブラックリリス:

   ふふふ…ご主人様。このゴミは…私が片付けてもよろしいですか？

6. ブラックリリス:

   ここでしっかりと見せしめに始末しておかないと、今後もまたこのような身の程知らずのカスがご主人様に牙を剝くかもしれません。

   1. ……
7. 主人公:

   - リリスの話はわからなくもないが、これはそんな単純な話でもない…。

8. メリー:

   ダメです！やめてください！お願いです！！

9. ブラックリリス:

   はぁ…なんです？この何もわかってなさそうなお子様は…。

10. ブラックリリス:

    お姉さんの機嫌がいいうちにそこを退いた方が身のためですよ。

11. メリー:

    死んでもどきません！

12. ブラックリリス:

    …ここであなたのわがままを聞いてあげる人は誰もいません。

13. ブラックリリス:

    それとも、このゴミを生かしておく理由があるんですか？

14. メリー:

    もちろん私もよくわかっています！マキナが大変な過ちを犯してしまったということを…。でも…

15. メリー:

    馬鹿なことを言ってるのはわかっています！…でも…マキナを許してください…！

16. ブラックリリス:

    な、何を言ってるの！？あなた、頭おかしいんじゃないの！？

17. ブラックリリス:

    ガキのわがままを聞いている暇などありません！ご主人様？早くご命令を。

18. 主人公:

    - ブラックマンバに弾を装填するリリス…泣きながら懇願するメリー…俺は……

    1. …やっぱりダメだ。
19. ブラックリリス:

    え？ご主人様？

20. 主人公:

    - まだ…何が正しくて何が間違っているのかわからない。でも…俺には…

21. マキナ:

    …救いを！

22. マキナ:

    楽園に残る人々に幸せを！

23. マキナ:

    この体が…灰になったとしても…

24. 主人公:

    - マキナは突然叫び、皆が驚き注目する中、ふらつきながら立ち上がった。

    1. マキナ？
25. 主人公:

    - いつの間にか彼女の手には割れたガラスの破片が握られていて、血を垂らしながらそれを構えていた。マキナが何を考えているのか、わかる気がした…。

    1. …お前…まだ…
26. メリー:

    お願いだからもうやめて！マキナ！

27. ブラックリリス:

    みんな！ご主人様をお守りするのよ！！