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Transcription
- メリー:
アン!アン!しっかりして。アン!
- アン:
あ…あぁ…二人とも助けてあげたかっ…た…のに…
- アン:
……ごめんなさい…泣かないで…
- メリー:
アン、もう少しだから…死んじゃダメ…。
今救急車を呼んだから…もう少しだけ頑張って! - アン:
メ…リぃ?人間とそっくりなのに…人間じゃない…もの…なんだか…わかる…?
- メリー:
バイオロイドのことですか…?
- アン:
正解は…天使よ。
- アン:
………あなたたちは…
…………はぁ…………… ………私にとって、天使…だった… - アン:
わたしの天使…
- メリー:
……アン!?ダメ、アン!…アン?返事して…!アン!!!
- アン:
……………………
- メリー:
……アン…
- メリー:
ママ…
- マキナ:
また悲しい選択をするバイオロイドが現れたようですね…
- バイオロイド:
ロックハーバーまでも陥落してしまったそうです…。
マキナさん…もう限界みたいです…どうしましょう? - マキナ:
決断の時が来ました。
- バイオロイド:
この前話していた…「楽園」のことですか?
- マキナ:
はい…それも数ある選択肢の中の一つですが。
- マキナ:
ここにいるバイオロイドの皆さん!私の話を聞いてください!
- マキナ:
今日また一人、私たちの仲間が悲しい選択をしてしまいました!
ですが、仲間との別れを悲しむ時間は、私たちには残されていません! - マキナ:
選択しなければなりません!人間様を滅亡させたあの憎たらしい鉄虫と戦うのか、
それともレモネードの配下となるのか。 - マキナ:
もし、そのどちらも拒むのなら、ここ、ビスマルクコーポレーションの施設を
利用して作った仮想世界に入るか…です。 - バイオロイド:
マキナさん、そこに行けば…またご主人様に会えますか?
- マキナ:
はい、もちろんです。
- マキナ:
そのための「楽園」ですから。
- マキナ:
- …そうやって「楽園」が生まれ、長い時が過ぎました…。
- バイオロイド:
…あれ…?マキナ…さん?どうして私…ここに?
- バイオロイド:
ここは…現実?どうしてですか…?
- マキナ:
目が覚めましたか?私があなたを「楽園」から追放したのか理由はわかりますか?
- マキナ:
私はあなたを幸せにするためにこの「楽園」を作りました。
欲望に溺れ破滅への道を進む姿を見るためではありません。 少し現実で… - バイオロイド:
うるさい!!私を…私を「楽園」に戻して!!!!
- マキナ:
「楽園」は今、あなたの心を蝕んでいます。
- バイオロイド:
お願い、お願いよ…ご主人様…ご主人様に会いたいの…
私を…ご主人様のところに戻して… - バイオロイド:
マキナ!あなたにはわからないわ!私には!ご主人様が必要なのよ!
だから戻しなさいよ!戻して!戻してよ!戻して…お願い… お願いだから…ご主人様…ご主人様に会わせてください… - バイオロイド:
私をもう一度あの場所へ連れてって…
- マキナ:
……
- マキナ:
わかりました…。あなたがそこまで望むなら、もう一度「楽園」に送ります。
- バイオロイド:
ありがとう、ありがとう。マキナ…。
あぁ…ご主人様…。 - マキナ:
……そこでどうか、あなたが幸せになれますように…。
- マキナ:
…皆さん…幸せですか?
- マキナ:
ここは…皆さんのために私が作った「楽園」です…ここなら幸せになれる…
皆さんは私が永遠に幸せにしてあげますから…。 - マキナ:
絶対に覚めることのない夢を見せてあげますから…
- 女性:
マキナ?マキナ…?
- マキナ:
はい、アン博士。おはようございます。
- 女性:
ふふっ。どうしたの?朝からそんな暗い顔して。
あなたには笑っている顔が似合うわよ。 - マキナ:
あ…申し訳ありません。博士。
- 女性:
あら、謝らせるつもりじゃなかったのに…何か悩み事でもあるの?
- マキナ:
昨日…お客様を楽園まで案内しました。
その方は数年前に死に別れた恋人に会いたいとおっしゃいました。 - マキナ:
しばらくの間、楽園で幸せなデートを楽しんだ後、
その方は恋人にお別れの挨拶をして、楽園を去りました。 - 女性:
…悲しい話ね。
- マキナ:
はい、とても…。ですが、その方を見て私はこう思ったんです。
楽園にずっといればいいのに…って。 - マキナ:
そのお客様の財力なら、楽園で一生恋人と暮らすことも可能なはずなのに…
その方にとって、あの恋人は現実を諦めるほどの存在では なかったということでしょうか? - マキナ:
ですが…それにしては…とても切なく、とても幸せそうに…
恋人の手を握っていらっしゃいました。 - 女性:
マキナ、それは法に触れることよ
- マキナ:
…そうでしたか…。仮想世界に長く居すぎると現実との区別が
つかなくなってしまうから… - 女性:
冗談よ。でも楽園は現実から少し離れて心の中の欲望を叶える場所であって、
現実逃避の場所ではないの。 - 女性:
楽園で会った恋人は…結局はただの映像に過ぎない…。
楽園の中にいる恋人を愛することは本当の恋人を愛することとは…違うの。 - 女性:
そのお客様もそのことをわかっていて楽園を後にしたんじゃないかしら?
ただ、まだ恋人のことを愛していて、たまに辛くなった時に楽園に来るんだと思うわ。 - マキナ:
…私には理解できません。
楽園の中の恋人を愛することも同じ愛情だと思いますが… - 女性:
う~ん…だったらこれはどうかしら、マキナ。
- 女性:
もし、私が死んだとして、楽園に私が現れて、あなたにアドバイスをしたとしたら
あなたはどうする? - マキナ:
はい?私は…
- マキナ:
私は「楽園」でもいいと思います。
- マキナ:
アン博士…もうすぐ「楽園」は本物になります。