Transcription

1. 主人公:

   - ちょっと遅めの年末パーティーを終えた俺たちは、束の間の平和な時間を楽しんでいた。

2. 主人公:

   - だが、まだイベントは終わっていない。

3. EB-48Gフレースヴェルグ:

   では、今のシーン、もう一度やってみましょう。レディー、アァクション！

4. クノイチ・ゼロ:

   貴様…どうしてムラサキ流を！？正体を現せ！

5. クノイチ・カエン:

   今宵は月…暗い。

6. クノイチ・カエン:

   誰か、消えても。わからない。

7. クノイチ・カエン:

   私の刀は…風を…燃やし。雷を斬る。

   1. 準備の方は順調？フレースヴェルグ。
8. EB-48Gフレースヴェルグ:

   あ、司令官様。

9. EB-48Gフレースヴェルグ:

   楽園から目覚めてから、あの二人の演技が見違えるほど良くなりました。これもやはり経験のおかげでしょうか？

10. EB-48Gフレースヴェルグ:

    そういえば楽園に連れ去られることになったのは、演技指導に必要な資料を探していたからでしたね。

    1. そういえばそうだったな…
11. 主人公:

    - ただビスマルクの作品を探しに行くだけだったのに…

12. EB-48Gフレースヴェルグ:

    楽園もビスマルクの作品だと思えば、そのおかげで演技力が上がったわけですし…結果オーライですね！

    1. …それはそうだけど…
13. EB-48Gフレースヴェルグ:

    どうしました？司令官様？

    1. フレースヴェルグってそういう話し方だったっけ？もっとこう…
14. EB-48Gフレースヴェルグ:

    な、何ですかいきなり！わわわ、私はこういう喋り方ですけどぉ！？

15. EB-48Gフレースヴェルグ:

    ……

16. EB-48Gフレースヴェルグ:

    楽園でのことは忘れてください…

17. クノイチ・ゼロ:

    ようこそ、御屋形様！

18. クノイチ・カエン:

    殿、見た？カエン。どう？

    1. 良い演技だったよ。カエン、ゼロ。
19. クノイチ・カエン:

    よかった。

20. クノイチ・ゼロ:

    楽園から戻った後、台本を読むと何故か容易く感情移入できたのでござる…。これが演技に魂を込めるということなのでござるな～。

    1. 楽しみにしてるよ、ゼロ。
21. クノイチ・ゼロ:

    期待するでござるよ、御屋形様！

22. クノイチ・カエン:

    殿に。もっと見せる。演劇。

23. クノイチ・ゼロ:

    あっ！御屋形様はまだ見てはダメでした。この演劇は御屋形様のための催しでござるからな！

24. EB-48Gフレースヴェルグ:

    では、そろそろ仕上げのリハーサルをしますよ。

    1. そっか、じゃあ俺は行くよ。頑張ってね。
25. EB-48Gフレースヴェルグ:

    はい、司令官様！楽しみにしていてください。

26. 主人公:

    - まだ公演が始まるまでは時間がある。彼女たちの邪魔にならないよう他の所を見に行ってみるか。

27. クノイチ・カエン:

    殿。またね。

29. 主人公:

    - ホログラムも消え、廃墟だけとなった都市の一角…

30. マキナ:

    鉄虫の接近を防ぐために設置したホログラムまで故障してしまいました。

31. マキナ:

    この向こうは皆さんが楽しんでいらっしゃいます。ですから、ここから先は行かせません。