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Transcription
- エキドナ:
…珍味を食べさせてくれるって言ったわよね?
- RF87ロク:
はい、確かにそう言いましたね。
- エキドナ:
これは一体何かしら?
- RF87ロク:
最高級リチウムバッテリーです。ポップヘッドの言葉を借りれば、
まさに全回路にピリッと刺激が流れる珍味だとか。 貴重なものですが、特別にお譲りいたします。 - エキドナ:
騙したわね!!けっ!!
- RF87ロク:
…なんと……入手困難なバッテリーを地面に投げ捨てるとは…!
あなたも電気を操るので喜ぶかと思いましたのに…。 やはりまだバイオロイドを理解するのは難しい。 - エキドナ:
私はそういう類の快楽は楽しめないの!!!
- 主人公:
- ブラウニーが資材を運んでいるのを見つけた俺は、手を貸そうと思ったが、
レプリコンとイフリートに全力で止められてただ見守るしかなかった。 - 主人公:
- 次はどこに行こうか…
- 遠くで一人佇むカーンの所へ。
- ファントムとレイスの面談でもしに行くか。
- ちょっと一人になるか。
- 主人公:
- 俺は遠くで一人佇んでいるカーンの所へ行った。
- 主人公:
- カーンは地面に供えられた花束を見つめていた。
- 何してるんだ?カーン。
- 迅速のカーン:
…司令官。
- 迅速のカーン:
昔の戦友のことを思い出していた。
- 昔の戦友?
- 迅速のカーン:
司令官と出会う前…ずいぶん昔、共に戦った仲間のことだ。
- 主人公:
- そういえばアーセナルが言っていたな…。
カーンは楽園で昔の戦友たちの姿を見たと…。 - 主人公:
- やはりまだ彼女は昔の戦友のことが忘れられないのだろうか?
- 迅速のカーン:
セレスティアに話をしたところ、花束をくれたんだ。
おかげで花を手向けることができた。 - 迅速のカーン:
もちろん、ここで彼女たちが戦ったわけでも、亡骸があるわけでもないが…
- 迅速のカーン:
ただ…何かをしてやりたかったんだ。
- 俺もその戦友たちの冥福を祈ろう。
- 迅速のカーン:
ふっ…、ありがとう。司令官。
- 主人公:
- カーンは俺の方を少し振り返り、言った。
- やっぱり…カーンは昔の戦友に会いたいのか?
- 迅速のカーン:
当然だ。
- 迅速のカーン:
今まで一度たりとも忘れたことはない。
できることなら今すぐにでも彼女たちに会いに行きたい。 - 迅速のカーン:
…と思っていたが…、楽園で彼女たちに会えたから、今はもう…大丈夫だ。
- 迅速のカーン:
例えあれが幻想であれ、願いは叶った。
- 迅速のカーン:
だからここで簡単だが、彼女たちの魂を弔いたかった。
ただの自己満足に過ぎないがな… - 迅速のカーン:
司令官、少しだけ…肩を貸してくれないか…
- いいよ。
- 主人公:
- 俺はカーンの隣まで行くと、彼女は俺の肩に頭を預けた。
- 迅速のカーン:
すまない。あなたに恥ずかしい姿を見せてしまった…。
- 迅速のカーン:
いつの日か彼女たちの遺体を探して、きちんと弔ってやりたい…。
- 迅速のカーン:
だが今はこれだけでも十分だ。私には自慢の部下たちがまだ残っているからな…
- 迅速のカーン:
私は指揮官だ。
- 迅速のカーン:
私の部下たちと私自身をあなたに任せてもいいか…、司令官?
- 主人公:
- 滅亡前から活躍してきた百戦錬磨の彼女に、こんな一面もあったなんて…
いや、今までただ隠してきただけなのか…。 彼女はいつも強くてカリスマのある素晴らしい指揮官だから… - 任せてくれ、カーン。
- 迅速のカーン:
…そうか…、安心した。
- 主人公:
- 彼女は顔を拭うと、またいつものカーンに戻った。
- 迅速のカーン:
風が冷たいな。オルカ号に戻るか?
- そうだな。
- 主人公:
- 俺はカーンと一緒にオルカ号へ戻った。
- 迅速のカーン:
今日は…なぜか一人でいたくなかった…。
- 迅速のカーン:
さっきは…感謝する。司令官。
- そんな時はいつでも言ってくれ。俺はお前の司令官だからさ。
- 迅速のカーン:
そうだな。あなたが私の司令官であるということを、今日は特に感じたよ。
- 迅速のカーン:
…公演が始まるまで…まだ時間があるな。
- 迅速のカーン:
……
- 迅速のカーン:
し、司令官…。今日はあなたにお願いばかりして…すまない…
でも…もしよかったらもう一つだけお願いをしても、いいだろうか? - いいよ、カーン。
- 迅速のカーン:
私を……。私を慰めてほしい…。
- え?……
- 迅速のカーン:
私もたまに…本当に稀に…耐えられなくなるくらい…辛い時がある…。
誰にも言えなかったが… - 迅速のカーン:
だから今日だけ…私を慰めてくれないか…あなたに慰めてほしい…。
- 迅速のカーン:
あなたは私の司令官だから…
- …カーン。
- 主人公:
- 俺はカーンを抱き寄せた。
- 主人公:
- そして、彼女の司令官として、カーンを慰めた。
- 主人公:
- 迅速のカーン。かつて砂漠を、草原を疾走し勇猛に戦ったという…。
世界中を縦横無尽に駆け抜けた彼女は今… - 主人公:
- 俺の胸の中で、誰も知らない悲しみを吐き出していた。
- 主人公:
- この機会にファントム、レイスと面談をしておこう。
- 主人公:
- 艦長室に戻ってきた俺は、ファントムとレイスを呼び出した。
- ALレイス:
呼んだか、司令官。
- ALファントム:
おおおおおお呼びでしょうか、司令きゃん。
- 主人公:
- ファントムは入ってくるなり頭を下げ、ブルブル震えながらお辞儀をした。
- ALファントム:
ひ……ッ…はひっ!
- 頭を上げてくれ、ファントム。
- ALファントム:
ででですが…私は司令官を暴行した罪で…てっテーマパークに送られると!!
…うぅっ…どうか許してください…。 - ALレイス:
司令官!ファントム先輩は確かに過ちを犯したが!すべてマキナのせいだった!
情状酌量の余地はないのか!?いや、ありませんか!! - そんなことするわけないだろ!
- 主人公:
- 誰がそんな質の悪いデマを広めたんだ…
- ALファントム:
本当ですか?
- 楽園でのことはお前のせいじゃない。ほんとだ。
- ALレイス:
ではなぜ私たちを呼んだんだ?
- お前たちを呼んだ理由はな…
- 主人公:
- 楽園での隊員たちの姿を目の当たりにして、彼女たちの欲望を
満たしてあげることも必要だと思った。 - 楽園でお前たちは確かALキュートだったよな?
- ALファントム:
そ…それは忘れていただけませんか?
- ALレイス:
そ、そうだ。ファントム先輩とタッグを組めたのは嬉しかったが…それは…
- ALレイス:
あれもマキナのせいだ!
- いや!あれはお前たちの欲望だ!
- ALファントム:
まさか、司令官……
- 主人公:
- 俺は彼女たちの欲望を実現させるため、特別な衣装を準備した!
- ALファントム:
…司令官、これは…
- 全てお前たちのためだ!
- ALファントム:
レイス、ステルスフィールドを解除するぞ…。
- ALレイス:
う…うぅ…まさか私に…
- ALレイス:
ファントム先輩の服を着せるなんて…
- ALファントム:
サイズはどうだ?レイス?
- ALレイス:
だ、大丈夫です。先輩。ぴったりです…。
- よし!これでALキュートの完成だ。
- ALファントム:
本当にここまでしなくてはいけませんか…?
- お前たちのためだ…。
- ALファントム:
くっ…わかりました、司令官。で…では始めます…。
- ALレイス:
うっ…わかった。司令官。
- ALファントム:
愛と正義の!!
- ALレイス:
悪を倒す!!
ALキュート!!参上!!
- ALファントム:
力のブラック!ファントムブラック!
- ALレイス:
技のホワイト!レイスホワイト!
- いいぞ!ファントム、レイス!
- ALレイス:
くうぅぅっ!
- ALファントム:
こ…これでいいですか…?
- いや、まだまだ…。
- ALレイス:
ま、まだ…?司令官、いつまで私たちにこんな恥ずかしい真似を…
- 主人公:
- 違う、これは全て彼女たちのためだ!
決して彼女たちに恥ずかしい思いをさせるためではない! - よし。エスプレッソだ。飲め。
- ALファントム:
エ!?…エスプレッソ!?なんで!?
- ALレイス:
ふっ、まだと言っていたが、この程度か…。司令官!
- ALレイス:
確かにALキュートは私たちの欲望の表れではある…、認める。
だが!残念ながらファントム先輩は普段からエスプレッソを愛飲している! - ALレイス:
ですよね?ファントム先輩?
- ALファントム:
ふぇっ!?…う…うむ…そうだ。もちろんだ。エスプレッソダイスキ。
- そっか、じゃあレイスの分まで飲んでいいぞ。
- ALファントム:
えっ!?司令官!?
- ALレイス:
ふん、司令官はファントム先輩を甘く見ている。
先輩にとってエスプレッソはただの水。何杯でもイケる。ゴクゴクイケる。 - ALファントム:
も、もちろん!
- 主人公:
- ファントムはブルブル震えながらエスプレッソを一気に飲み干した。
- ALファントム:
くっ…に…
- ALレイス:
先輩…?
- ALファントム:
か…香りがまたたまりませんね、司令官。
- まだ一杯残ってるぞ。ファントム。
- 主人公:
- しばらく躊躇っていたが、ファントムは二杯目のエスプレッソも
なんとか飲み干した…と思ったが、まだ口に含んで飲めずにいるな? - ALレイス:
さすがはファントム先輩。私にはできないことを、いとも簡単にやってのける…。
先輩が味方でよかった…敵に回せばどんなに恐ろしい相手だったか…! - ALファントム:
ゴフッ!?
- ALレイス:
せ、先輩!?
- 主人公:
- ファントムは耐えきれず、エスプレッソを噴き出した。
- 大丈夫か!?ファントム!
- ALファントム:
は…はい……。うぅっ…もう許してください…。
- ALファントム:
ごめん、レイス…実はエスプレッソなんか飲めない…。
レイスにカッコいいところを見せたかっただけなんだ…ごべん… - ALレイス:
先輩…大丈夫。私も同じだ。でも先輩は平然と最初の一杯は飲んだ。
- ALレイス:
…今度は一緒にキャラメルマキアートでも飲もう。
- 主人公:
- ちょっとやり過ぎたかな…。二人に意地悪をするのはこの辺でやめておこう。
- ALファントム:
司令官。すみませんでした…。
- うん、なんか俺も、やりすぎ…
- ALファントム:
あ…ああっ…そんな!司令官のズボンにエスプレッソが…
- ALファントム:
すみません!すぐに拭きますので…!
- え?あっ…大丈夫だから…
- ALファントム:
いえ!私がやったことですから!私が!
- ALレイス:
こんなことになったのも私たちが呼び出されたのが原因だ。
だから、私も先輩と一緒に拭く。 - ちょ…ちょっと!いいって!
- 主人公:
- 俺が言うのも聞かず、ALキュートは俺のズボンを拭こうと足に組み付いた。
- ALレイス:
司令官、動くな。ちゃんと脱がせない。
- ALファントム:
そ、そうです、司令官。私たちが最後まで責任を持って洗濯します!
- 主人公:
- 二対一…彼女たちの勢いに負け、俺は抵抗むなしくズボンを奪われた。
- ALファントム:
私のミスは私が責任をもって確実に処理します、司令官。
- ALレイス:
ところでファントム先輩…司令官はズボンを二枚も履くのか?
- ALレイス:
司令官のズボンの中に、もう一枚ズボンがある…。
- ALファントム:
レ…レイス、それは…
- ALファントム:
ほあぁぁぁぁぁ!司令官!
- 主人公:
- ALキュートの眼前に、人類復活の最後の希望がその姿を露わにしていた。
- ALレイス:
ああ…ああああ!…本当に…すまなぃ…。司令官!
- ALファントム:
すみません!すみません!…名誉挽回するどころかまた失敗をぉぉ…
二つとも責任をもって洗濯してきます!司令官!ごめんなさぁぁぁぁい! - 主人公:
- ファントムとレイスは慌てて走っていった。
そして俺は半裸で一人、部屋に残された。 - 俺のズボン…
- 主人公:
- 下半身の物足りなさに耐え切れず、クローゼットから
新しいズボンを取り出した…。 - 主人公:
- 最近色々ありすぎて人と過ごすことが多かった。
たまには一人だけの時間を持たなければな。 - 主人公:
- 俺は一人廃墟を見つめた。今はただ崩れた建物があるだけの場所だが、
昔はあの時見た景色のように、キラキラとガラスが輝くビルがいくつも 建っていたんだろう…。 - 主人公:
- 過去の人類の繁栄を物語る廃墟…
- 主人公:
- 俺には人類のいた世界を取り戻す…人類再建という使命がある。
だとしたら遠い未来、またこの廃墟があった場所に高層ビルが建ち並ぶ日も 来るのだろうか…? - ロイヤル・アーセナル:
ここにいたか。そなたを探していたところだ。
こんな所で何をしている、司令官? - 主人公:
- いつの間に来ていたのか、後ろからアーセナルが俺を呼んだ。
- ちょっと考え事をね。
- ロイヤル・アーセナル:
いくら安全を確保している場所だと言っても、単独行動は危険だぞ、司令官。
- ミホがいるから大丈夫だよ。
- ロイヤル・アーセナル:
ふっ、彼女のことを相当信頼しているのだな…。
- 長いからね。それより、どうした?
- ロイヤル・アーセナル:
そなたに個人的な用事があるのだが…ここでは少し難しい。
- ロイヤル・アーセナル:
個人的に二人だけで話したい…大丈夫か?
- ロイヤル・アーセナル:
なかなか手に入らない酒だ。飲んでくれ。
- 主人公:
- アーセナルはテーブルにグラスを置き、赤い酒を注いでくれた。
- ありがとう、アーセナル。
- 主人公:
- アーセナルの酒はとても甘く、飲みやすかった。
- ロイヤル・アーセナル:
果実酒だ。美味いだろう?
- うん。それで、話したいことって?
- ロイヤル・アーセナル:
司令官、そなたと共に過ごした日々は、実に危険に満ちた日々だった。
- ロイヤル・アーセナル:
鉄虫、星の落とし子、レモネード…
- ロイヤル・アーセナル:
さらに、今回はただビスマルクの作品を探しに来ただけなのに、
楽園へと拉致されてしまった…。 - ロイヤル・アーセナル:
だが、私はそなたと共に過ごす全ての瞬間が楽しかった。
- …俺もだよ、アーセナル。
- ロイヤル・アーセナル:
う…うむ…こんなことを話すためにこうしているわけではないのだが…、
私も思わず言葉が出てしまった…恥ずかしいな。 - ロイヤル・アーセナル:
楽園で…私は一つ学んだ。それは…闇雲に欲望をさらけ出すことが、
必ずしも正しいわけではないということだ。 - ロイヤル・アーセナル:
…私は手柄を立てた者に褒美を与えるのは当然だと思うのだが…、
司令官はどう思う? - それは、そうだな…
- 主人公:
- 話が読めなかったが…、間違ってはいないので俺はとりあえず同意した。
- ロイヤル・アーセナル:
そして、私は褒美をもらうだけのことをしたと思っているが…
そなたの考えが聞きたい。 - 主人公:
- アーセナルは今回のことに限らず、これまで誰が見ても納得するほどの大活躍を
してきた。それはもう何を望んでもいいほどの活躍ぶりだった。 - もちろんだ。何でも言ってくれ、アーセナル。
- ロイヤル・アーセナル:
ふふふっ!はははッ!そなたのその言葉!待っていた!
- …お、おぅ…何が欲しい…アーセナル…?
- ロイヤル・アーセナル:
私は褒美として!そなたが欲しい…
- エッ……
- 主人公:
- アーセナルは立ち上がり、少しずつ近づいてきた。
- ロイヤル・アーセナル:
これは私の個人的な願望…ではあるが、今回のこれは正当だ!
私は褒美をもらうだけだからなッ! - ロイヤル・アーセナル:
そなたと共に過ごした戦場は…常に危険と隣合わせだった…
- ロイヤル・アーセナル:
だが今日の私は安全日だ!
- 何言ってんだ!ちょっと待てアーセナル!
- ロイヤル・アーセナル:
そなたよ!逃げても無駄だ。まさか今さらなかったことにするわけではないよな?
- 主人公:
- ぐいぐい迫り寄る彼女の姿を見ていると突然、体を流れる血液が
煮えたぎるような感覚に襲われた。 - ロイヤル・アーセナル:
ふふっ。そろそろ効果が出てきたようだな。
- 俺に…何を飲ませた?
- ロイヤル・アーセナル:
そなたが飲んだのは…体にいいと言われる覆盆子酒だ!はははははははは!
- くぅぅぅっ…しまった!
- ロイヤル・アーセナル:
今夜は、私をこんなにも熱くさせた代価をしっかり払ってもらおうじゃないか!
司令官!ハハハハハハハハッ!