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Transcription
- B-11ナイトエンジェル:
もう我慢できない!
- 主人公:
- その声に後ろを振り返るとナイトエンジェルがこっちに向かって歩いていた。
- B-11ナイトエンジェル:
ご機嫌いかがですか、司令官。
- 別に悪くないよ。どうした?ナイトエンジェル。
- B-11ナイトエンジェル:
はい、司令官に一つお願いをしてもよろしいでしょうか?うちの隊長と…
- B-11ナイトエンジェル:
いや、でもまだ…
- 主人公:
- ナイトエンジェルは急に話すのを止め、何かを考え始めた。
- 何か悩み事でもあるのか?
- B-11ナイトエンジェル:
いえ…何でもありません。
マキナさんを捜していたんですが…どちらにいるのかわかりますか? - マキナは自責の念にかられて、今はメリー以外の隊員とは距離を置いている。
- さぁ、メリーと一緒にいるんじゃないかな?
- B-11ナイトエンジェル:
メリーというとあの指名手配…ではなく黄色いワンピースの少女でしたよね?
ありがとうございます。 - 主人公:
- ナイトエンジェルはそう言うとすぐに空へと飛んでいった。
マキナに何の用が…まさか楽園でのあれか…!? - 後を追ってみるか…。
- 主人公:
- たしかにナイトエンジェルにとっては大事件だったからな…あれは…
- 主人公:
- はぁ…はぁ…
- 主人公:
- 必死に外まで追いかけてみたが、もうナイトエンジェルの姿はなかった。
流石に飛んでいる相手を追いかけるのは無理があった…。 - 主人公:
- いつの間にか日も落ちかけていて、夕陽が眩しかった。
- ゆっくり行くか。
- アクア:
ご主人様は本当にこんなもの喜んでくれるのかなぁ?リーゼ姉さま?
- 主人公:
- 景色を眺めながら歩いていると、花畑で座って何かしている
リーゼとアクアの姿が見えた。 - シザーズリーゼ:
もちろんよ。私たちの真心がこもったプレゼントだから、
きっとご主人様も喜んでくれるはずよ。 - シザーズリーゼ:
それに…この前私たちが用意していたものはマキナ、あのクソ害虫のせいで
全部枯れてしまったわ! - アクア:
ひっ……でも花の冠だなんてちょっと幼稚じゃ…
- シザーズリーゼ:
幼…?アクア?何て言った?ねぇ?
- アクア:
はひっ!あぁ…えっと…。そのぅ…だからご主人様は宝石みたいな物は
たくさん持ってると思うし…アクアとリーゼ姉さまで作ったこれは… それに比べたらそんなに喜ばないんじゃないかなって… - シザーズリーゼ:
ふふふ、アクアはまだわかってないのよ。子どもなんだから…
- シザーズリーゼ:
誰かから聞いた話だけど、希少性というものよ。宝石の鉱山に宝石があっても
当たり前で目立たないけど、花の冠があったら珍しくてすぐに目に付くでしょ? - シザーズリーゼ:
害虫たちが寄ってたかって集めたガラクタの中で、この花の冠はひと際光を
放つはずよ!そして、それを見たご主人様はきっと私の愛を感じてくれるはず…。 - アクア:
誰からそんなこと聞いたの?
- シザーズリーゼ:
……あなたは知らなくてもいいわ。
- シザーズリーゼ:
とにかく私も作戦を変えたの、アクア。私がご主人様の愛を独占すれば、
妹のあなたにも少しはおすそ分けできるかもしれないのよ。 - アクア:
アクアはでも…そういうのはそんなに好きじゃ…
- シザーズリーゼ:
アクア、よく聞きなさい?私はオルカで働く看護師の一人なのよ。
- シザーズリーゼ:
いつかあなたが怪我をして修復室に来た時、あなたを看病する人が
私になるかもしれないってこと、忘れないでね? - アクア:
あ………アクアはリーゼ姉さまを全力でお手伝いします!
- シザーズリーゼ:
ふふふ。お利口さんね。それでこそ私の妹よ…
- よ。リーゼ、アクア。
- アクア:
ご主人様!
- ここで何をしてたの?
- シザーズリーゼ:
あっ…その…実は…
- アクア:
ごご主人様!!!!リーゼ姉さまはご主人様のためにプレゼントを用意してたの!!
- プレゼント?
- シザーズリーゼ:
はい、ご主人様。まだ数が足りていませんが、クリスマスプレゼントの用意を
していました。 - 主人公:
- リーゼの横には花の冠が山のように積み上げられていた。
まだ数が足りないって…一体いくつ作るつもりなんだ… - シザーズリーゼ:
私たちが用意していたプレゼントがあったのですが…全部枯れてしまいました……
ですが、私はご主人様のために…!また用意してます…! - ありがとう。リーゼ、アクア。
- シザーズリーゼ:
はぁ…そんな…まだまだ100個までもう少し頑張らないといけませんが。
もう少しだけ待っていてくださいね、ご主人様。ひひひ…。 - リーゼ、一つで十分だよ。
- シザーズリーゼ:
え?ですが、私の愛を伝えるためには…
- 今手に持っているのを被せてみてよ?
- シザーズリーゼ:
はい、ご主人様…
- 主人公:
- リーゼは赤い花で編まれた花の冠を俺に被せてくれた。
- 似合ってるかな?
- シザーズリーゼ:
はい…ご主人様はいつでも私の王子様です…。
だからご主人様のために王冠をと思って準備しました…。 とてもお似合いですぅ。 - シザーズリーゼ:
私の溢れんばかりの愛…少しでもご主人様に伝わったでしょうか?
- はは、もちろん、リーゼ。
- 主人公:
- 楽園の地下の牢屋に閉じ込められている時もリーゼは正気を失わなかった。
そして、リリスを目覚めさせ俺を助けるために来てくれた。 - 主人公:
- そんな彼女には、せめてこの王冠をもらったお礼くらいはしておかないとな。
- リーゼの額にキスをする。
- リーゼの手の甲にキスをする。
- 主人公:
- 俺はリーゼの前髪を横によけて、彼女の額にキスをした。
- 主人公:
- 俺はリーゼの手を取り、手の甲にキスをした。
- シザーズリーゼ:
ッア…ああ…!あぁぁ……ご主人様!!!ご主人様ぁ!!
こんな…あぁ…私には刺激が…強すぎて… - 主人公:
- パタ!
- 主人公:
- リーゼは花畑に倒れた。
- リーゼ!?
- アクア:
やっ…やっちゃった!
- 何を?
- アクア:
ご主人様とリーゼ姉さま!やっちゃった!やっちゃったんだ!!
アクアの目の前でやった! - ちょ…アクア!
- アクア:
レア姉さまああああ!!!ご主人様とリーゼ姉さまがやったー!!!!
- 主人公:
- アクアはとんでもないことを叫びながら遠くに飛んでいってしまった…。
何だか最高に嫌な予感がしてる…。 - シザーズリーゼ:
へ…へへ…。
- B-11ナイトエンジェル:
ここにマキナさんがいるんですね?
- メリー:
ちょっと待ってください!私の話を聞いてください!
- メリー:
楽園での出来事は…確かにマキナが悪いと思います!
でも、彼女にもそれなりの事情があったんです! - B-11ナイトエンジェル:
どんな事情か知りませんが、私には関係ありませんので。
- メリー:
じゃ、じゃあどうしてマキナを捜しているんですか?
- B-11ナイトエンジェル:
楽園で私たちにしたことをもう一度やってほしいだけです。
- メリー:
それは…まさか!
- メリー:
マキナはお兄様の許可なしにあの能力は使わないと約束したんです…!
ですから…ですからえっと代わりに… - メリー:
私がナイトエンジェルさんの胸を描いてあげます!どうです?
- B-11ナイトエンジェル:
……はあ?
- マキナ:
あら、メリー。こんな所で何をしているんです?
- B-11ナイトエンジェル:
やっと見つけました、マキナさん。
- マキナ:
こんにちは、ナイトエンジェルさん。
- B-11ナイトエンジェル:
見つけるのにどれだけ苦労したことか…。
それはそうと今日はあなたに頼みがあって来ました。 楽園で私たちにしてくれたことをもう一度体験させてくれませんか。 - マキナ:
え?それは…難しいです…。
- B-11ナイトエンジェル:
どうしてですか?まさか、あんなことはもう出来ないとか
今さらいい子ぶってるわけではないですよね? - マキナ:
…その通りです、人間様…いえ、司令官様とむやみにあの能力は使わないと
約束したんです。 - マキナ:
それに…私はナイトエンジェルさんのお胸はそのままが一番素敵だと思いますよ。
- B-11ナイトエンジェル:
………はあ?
- マキナ:
なにより楽園は崩壊してしまいました…。
今できることと言えば、ホログラムを作り出すことくらいしかできません…。 そんなホログラムでお胸を作っても… - B-11ナイトエンジェル:
ちょっと待ってください…。あの子もあなたも胸胸胸胸って…。
私は胸のためにここに来たなんて一言も言っていませんが? - B-11ナイトエンジェル:
フフフ。あなたたちはどうして私が胸のために来たと思うんです?
参考に聞かせていただいてもよろしいでしょうか…?フフフ… - メリー:
…それは…
- マキナ:
……私はまた罪を犯してしまいました…。
- マキナ:
つまりメイ隊長さんをもう一度楽園にいた時の状態にしてくれということですか?
- B-11ナイトエンジェル:
簡単に言えばそういうことです。本当に少しだけでいいんです。
少しだけでいいので、隊長が楽園にいた時の高慢な性格を取り戻してくれれば 希望が見えるんです…。 - メリー:
それならお兄様にお願いした方がずっと簡単なんじゃないですか?
- B-11ナイトエンジェル:
……それはダメです。あれでもドゥームブリンガーの隊長。
そこまで落ちぶれるのは私が許せません。 - マキナ:
ナイトエンジェルさん…私は感動しました。
誰かを想うその気持ち…私の心にも響きました…。 - B-11ナイトエンジェル:
じゃあやってくれますか?
- マキナ:
いいえ、それとこれとは別で、不可能なのです…。
楽園はただ見せているだけではなく、心の中の欲望を引き出しているので、 そのための特別な装置が必要なんです。 - マキナ:
ですが、これ以上楽園に希望を抱くことがないように、
その装置は全て壊してしまいました。 - マキナ:
他人の考えを操作できるものというのは、悪用される危険性が高いですので…。
- マキナ:
いっそのこと、メイ隊長さんに正直にお話してみるのはどうですか?
- B-11ナイトエンジェル:
…それで解決できてたらこんな頼みなんかしませんよ…。
私がどれだけ話をしてきたと思ってるんですか… - B-11ナイトエンジェル:
あぁ…もう我慢できない!壊されてあそこにあるんですよね!?
私が見つけて直します! - メリー:
え…?そこはまだとても危険で…
- マキナ:
ああ…また罪人が一人生まれてしまう…。