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シラユリ
ここまで徹底的に防備しているところを見ると、ただの研究所ではなさそうですね。
Transcription
- シラユリ: ここまで徹底的に防備しているところを見ると、ただの研究所ではなさそうですね。 
- シラユリ: デルタにとって研究所はかなり重要度が高いみたいです。 
- ドクター: シラユリお姉ちゃん。 
- ドクター: ここさ…… 
- ドクター: おかしいよ。 
- シラユリ: おかしい? 
- ドクター: うん、研究所の規模に比べて物資が少ない。 
- ドクター: 警備とか防衛のための装備は多いのに、薬品が少ないの。 
- ドクター: 麻酔薬とかそういうものが特にね。 
- ドクター: ここで生体実験が行われてたってことは知ってるけど…… 
- ドクター: 道徳の話は抜きにして、生体実験をしてまともな研究結果を得たいのなら、 麻酔はマストだよ。 
- ドクター: 苦痛をコントロールできないと正確なデータは得られないからね。 
- ドクター: なのに、これは……コントロールする気がない。 
- ドクター: ってことはつまり……生体実験というより…… 
- ドクター: 拷問…… 
- ドクター: ……うーん。いや、拷問って情報を入手するために行うよね? 
- ドクター: はぁ……つまりここで行われていたことは…… 
- ドクター: ただの加虐。 
- シラユリ: …… 
- シラユリ: そこまで分かっただけで十分です。ドクター、あなたは外で待っていてください。 
- シラユリ: ここから先は…もっと酷いでしょうから。 
- ドクター: ……ううん、私も一緒に行くよ。 
- ドクター: 昔は……一緒に行けなかったから。 
- シラユリ: はい?何のことですか? 
- ドクター: 何でもないよ。 
- ドクター: 行こう。シラユリお姉ちゃん。