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主人公
- 圧倒的不利、満身創痍にもかかわらず、ワーグは全く退くことはなかった。
Transcription
- 主人公: - 圧倒的不利、満身創痍にもかかわらず、ワーグは全く退くことはなかった。 
- 主人公: - むしろ四人を追い詰める勢いだった。 
- 主人公: - 一瞬でも油断すれば、誰かが致命傷を負う可能性が高まっていて、 俺の脳裏には生け捕りを諦めるという選択肢がチラついていた。 
- 主人公: - だが、それでも俺は四人を信じて待った。 ワーグを生け捕りにできなければ、今後の戦いで大きな損害を被るかもしれない…… 
- 主人公: - 1秒が異常に長く感じられ、ワーグの猛攻は永遠に続くかと思われた。 
- 主人公: - だが、ラビアタたちの連携による攻撃と防御は確実にワーグの体力を 削っているはずだ。きっと限界はやって来る…… 
- 主人公: - そして…… 
- ワーグ: ハァ…!ハァ…!ハァ…… 
- 主人公: - 限界を迎えたワーグは剣を落とした。 
- ワーグ: 申し訳ございません…… 
- ワーグ: 申し訳ございません……!マリア様…… 
- 主人公: - ワーグは倒れた。 - ワーグを捕縛しろ!!
 
- レモネードアルファ: 旦那様。ネアズ海峡の戦闘部隊から報告が入りました。 - ……どうなった?
 
- レモネードアルファ: デルタ艦隊は全滅。オルカの被害は極めて軽微。次の作戦へ移行可能とのことです。 
- レモネードアルファ: 完璧な勝利です。 
- 主人公: - 目の前と遠い場所、二つの戦いが無事に終わったと知ると、 全身の力が一気に抜けて倒れそうになった。 
- レモネードアルファ: 旦那様! 
- 主人公: - 俺がよろめくと、アルファが駆け寄って肩を貸してくれた。 
- レモネードアルファ: 一旦部屋でお休みになってください。ご一緒いたします。 - いや…今は休んでる暇はない。
 
- 主人公: - 今、オルカは勢いに乗っている。 
- 主人公: - ネアズ海峡の戦闘部隊も次の作戦のために待機している。 
- 主人公: - 今はとにかく速度だ。最短時間で何もかもをこなさなければならない。 
- 主人公: - この状況を把握される前にデルタを速攻で倒す。 それが出来なかったとしても、最大限ダメージを与えなければならない。 - ワーグを治療したら無理矢理にでも起こして尋問する。
 
- レモネードアルファ: ……分かりました。 
- 主人公: - すべてはデルタの居場所を吐かせられるかどうかにかかっている。