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Transcription
- マーリン:
やっほー、アーサー!新しいバイオロイドが来たんだって?
- マーリン:
私ちゃんが提供した情報のおかげなんだから、私ちゃんにご褒美……
- ヘル:
……
- マーリン:
……
- マーリン:
畜生ォ!新入りにも露出度で負けた!!そう見えない人もいるけど負けた!!
- マーリン:
こうなった以上、私ちゃんも戦略を変えるしかない!
- マーリン:
攻防を同時に!!私ちゃんは脱いで他の子は着せて……
- ブラインドプリンセス:
マーリン!!どこですか!!
- ブラインドプリンセス:
私のビールを振って台無しにしたのはあなたでしょう!!!!!
- ブラインドプリンセス:
一本ならただの悪戯として許したかもしれません……!
ですが……!冷蔵庫に入れていたビール全部は許しません!!!! - マーリン:
……
- マーリン:
アーサー、今日私ちゃんはいないってことで……
- ヘル:
……
- えっと、名前は…
- ヘル:
へ、ヘルと申します。
- そっか、へヘル。
- ヘル:
あ、そうじゃなくて、へ、ヘル…あ、じゃなくて…ヘル……です。
- はは、冗談だよヘル。緊張しなくても大丈夫だよ。
- 主人公:
- 緊張しているようだったので冗談を言ってみたが、
あまり効果はなかったようだ。 - 動かなくなったAGSを操れるんだってね?
- ヘル:
は、はい……
- ヘル:
す、すみません、どうしようもない能力で。失望されましたよね。
きっとそこら辺の虫の方が役に立ちますよね……すみません…… こんな無能の失敗作……すみません……罰をお与えになりますよね…… - 主人公:
- ……どうやらヘルの自尊心は地を這うどころか、
地面に穴をあけて掘り進むくらい低いようだ…… - 主人公:
- そんな彼女を見ていると俺はネオディムを思い出してしまった。
- 主人公:
- ブラックリバーはネオディムに強力な能力を持たせつつ、
「他人を傷つけるくらいなら、自分が傷つく方を選ぶ」性格に作った。 - 主人公:
- それと同様にヘルを「自分に自信が持てない」性格に
作ったのではないだろうか? - 主人公:
- 原因は何であれ、今のヘルはかなり疲弊し、緊張している。
- 宿所に案内するよ。
- 主人公:
- しばらくはゆっくり休んでもらって、少しずつヘルの事を知ることにしよう。
- マーリン:
え~アーサー……聞いてくれないと困るよ~……
- マーリン:
なんでそんな格好してるのかって!気にならなかったの!?
- ブラインドプリンセス:
そこにいましたか!マーリン!!
- ブラインドプリンセス:
ふふふ!ビールを振った回数と同じだけ頭を振ってあげましょう!!!
- マーリン:
うわあああああ!
- マーリン:
絶対、頭がもげるぅぅぅぅ!!!