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Transcription
- 主人公:
- 今日は叙勲式と進級式が行われている。
- 主人公:
- 今回の戦争では多くの隊員達が活躍し、進級することになった。
- 主人公:
- そして、その中でも最も活躍した隊員といえばやはり……
- ドラキュリナ:
おめでと。
- ドラキュリナ:
このドラキュリナ様より上の存在がいるなんて気に入らないけど……
- ドラキュリナ:
あんたは仕方ないわよね。あれだけ走り回って頑張ってたんだし。
- 解体者アザズ:
おめでとうございます。
- 解体者アザズ:
私の代わりに指揮官級会議に出席してもらったのは間違いありませんでしたね。
- トミーウォーカー:
自身の立場を受け入れ、任務に注力した結果。
- トミーウォーカー:
進級をお祝いする。旅団長。
- ランバージェーン:
全然おめでたくないから!
- ランバージェーン:
私はただの作業員だって言ってるでしょ!
- 主人公:
- おめでとう。ランバージェーン。
- 主人公:
- 橋頭堡の設置に、戦闘工兵を率いて進攻ルートの確保と塹壕、防護設備の構築、
敵施設の破壊、野戦施設の建設。 - 主人公:
- それから戦闘以外でも工兵部隊の指揮官を推薦するなど、
工兵部隊の質的、量的拡大に大きく貢献してくれた。 - 主人公:
- 今回新たに編成された工兵旅団の指揮官はランバージェーン以外あり得ない!
- これからも活躍を期待してるよ。ランバージェーン“准将”!
- ランバージェーン:
期待しないで!私はそんなタマじゃないから!
- 主人公:
- しかも准将に進級しても驕らない素晴らしい人格だ。
- 主人公:
- そして、軍事裁判も開かれた。
- 主人公:
- 原告はナースホルン。
- 主人公:
- 被告…ナースホルン。
- ナースホルン:
私は戦犯です。
- ナースホルン:
処罰するべきです。
- 主人公:
- 確かにナースホルンの攻撃によってストロングホールドが被害を受けたが、
修復不可能なほどの被害ではなかった。 - 主人公:
- こんな時代に戦争法があるわけもなく、あったとしてもナースホルンの行為は
滅亡前の戦争法に照らし合わせても正当な行為だ。 - 主人公:
- ではどうしてナースホルンは自らを告発したのか……
- A-1ブラッディパンサー:
司令官、進級を辞退させていただきます。
- どうした突然?
- A-1ブラッディパンサー:
私を准将に進級させる主な理由はアーマードメイデンに正式な指揮官が
いなかったから、ですよね? - A-1ブラッディパンサー:
ですが、ナースホルン隊長が正式にオルカに合流しました。
ですのでもう私が指揮官になる必要はないと思います。 - A-1ブラッディパンサー:
私は今後副官として、ナースホルン隊長を補佐いたします。
- 主人公:
- その意見に俺だけでなく、他の指揮官達も同意した。
- 主人公:
- ……ナースホルンを除いては。
- ナースホルン:
つい最近まで敵だった私を指揮官に任命するなんて
おかしいと思いませんか?私が部下なら反対します。 - 主人公:
- 確かに一理あるが……
- A-6イオ:
そんなこと気にしないでください。ナースホルン隊長はデルタに騙されて
戦ってただけじゃないですか! - A-54カリスタ:
しょーがないわよ。所詮隊長もバイオロイドなんだから最高指揮官の命令には
逆らえないんだし。 - A-14Bスプリガン:
てか、どーせ隊長の仕事が面倒くさくて言ってるだけなんでしょ~?
バレバレよ。 - 主人公:
- どう見ても隊長になるのが嫌で拒否しているようだった。
- 主人公:
- 適任の者がいるのなら、無理矢理やらせるより他の者にやらせた方が
いい気もしたが…… - A-1ブラッディパンサー:
ほとんどの業務はどっちみち私がしてきました。
- A-1ブラッディパンサー:
昔と同じように私が代理で働きますから、職位だけでいいので隊長でいてください!
- 主人公:
- ブラッディパンサーのその言葉を聞いて、
ナースホルンはやっと隊長になることを受け入れた。 - 主人公:
- そして、当然ながら戦犯の件も無罪となった。
- 主人公:
- おかしい……どうして働くのが嫌なんだ?
- 主人公:
- 意味が分からない……
- 主人公:
- 戦争の戦利品は多かったが、デルタのケストスヒマスは手に入らなかった。
- 解体者アザズ:
私たちが戦闘中に破壊した研究所自体がケストスヒマスでした。
- 解体者アザズ:
興味深かったです。
- 解体者アザズ:
研究所全体の構造がオメガのケストスヒマスと似ていました。
- 解体者アザズ:
ああ、似ていたのは形の方ではなく、機能的な構造です。
- 解体者アザズ:
もちろん全く同じじゃありませんでした。
特に違っていたのが、物質を分解して分析できる機能ですね。 - 解体者アザズ:
アルファさんのように移動式のケストスヒマスだったなら、無駄に場所を取って
重量を増やす機能ですが、建物の形態をしていたおかげで短所とはなりません。 - 解体者アザズ:
主要な機能はやはり生物を分子単位で改造できるということです。
- 解体者アザズ:
遺伝情報が入力されると―
- えぇと…もうちょっと分かるように簡潔に…
- 解体者アザズ:
あ、そうですか。
- 解体者アザズ:
デルタ専用に造られていますので、私たちが使うのはほぼ不可能です。
- 解体者アザズ:
生物学に精通していれば話は別ですが。
- 解体者アザズ:
それから、デルタのように生命を軽視しない限り、修理したとしても
まともに使用することはできないでしょう。 - それなら…分析はしても復旧はしなくていい。
- 主人公:
- デルタのあの胸糞悪い創造物を知っている以上、使用する事なんか
考えたくもない。 - 主人公:
- 俺の言葉を聞いたアザズは「そうですね。」と返事をするだけだった。
- 主人公:
- 機械や技術に対して熱烈な関心を向けるアザズも、
超えてはならないラインは解ってくれているようだ。