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Transcription
- イングリッシュ・
シェパード:
終わりだ、クアトロ。諦めろ。
- クアトロ:
くっ……
- クアトロ:
もう少し……あと少しなのに……
- 蹂躙のソニア:
まだ抵抗する気か?もう立ち上がれんだろ。諦めろ。
- 蹂躙のソニア:
……ふぅ。
……柄にもなくマジになってしまった…… - 蹂躙のソニア:
アルキュオネに頭ぶん殴られて倒れてくれたからよかったものの、
そうじゃなかったら生きて逮捕は無理だったろうね。 - アルキュオネ:
へへ、褒めんなよ。
- 蹂躙のソニア:
…それで、どうする?髪の毛に手錠かけるか?
- アルキュオネ:
頭ツルツルにした方がいいんじゃない?
- イングリッシュ・
シェパード:
…ベータの髪は十分な栄養があればすぐに伸びるから意味がないよ。
そもそも普通の刃物じゃ切ることも出来ない。 - イングリッシュ・
シェパード:
だから、まだ動けないうちにベータのところへ連れて行こう。
クアトロを無力化させる。 - イングリッシュ・
シェパード:
…何だ……?急に……
- 蹂躙のソニア:
黒い霧?何も見えないぞ……おいおい、ここは大昔のロンドンか?
- アルキュオネ:
これは……いやな感じがする。
- イングリッシュ・
シェパード:
…ひとまず視界を確保だ。クアトロを連れて霧の外へ……
- イングリッシュ・
シェパード:
……うっ…クソ……体のバランスが取れない……
- イングリッシュ・
シェパード:
司令官に連絡……しないと……
- 蹂躙のソニア:
これは……霧じゃなくて……
- 蹂躙のソニア:
…毒ガスか……!
- アルキュオネ:
ソニア!シェパード!大丈夫!?
- CT66ランパート:
応急診断の結果、中毒を起こしています。
早急に霧の外へ出さなければなりません。 - アルキュオネ:
…わかった!二人とも、ちょっと我慢してくれ!アタイが霧の外に引きずり出―
- アルキュオネ:
ランパート!アタイの後ろに!
- CT66ランパート:
…攻撃を感知できていませんでした。ありがとうございます。
- アルキュオネ:
大丈夫?ランパート!
- CT66ランパート:
接触した部分が破損しました。破壊力と被害の程度から判断するに
敵性大型AGSかと思われます。ご注意ください。 - アルキュオネ:
…誰だ!
- アルキュオネ:
隠れられてると思うなよ!前は見えないけど…お前がどこにいるかは分かるんだ!
- ???:
ほう、俺の毒霧を耐えるとは……
- ???:
さらに、俺の場所もわかると……
- ???:
あの忌々しい盲目の聖女を思い出して実に気分が悪い。
- アルキュオネ:
…盲目の聖女……ブラインドプリンセスか?
- アルキュオネ:
ってことは……“ドラゴンスレイヤー”に登場する毒を使うデカいAGS……
- アルキュオネ:
ニーズヘッグ……!
- ニーズヘッグ:
俺の名を知るか。面白い。人類が滅亡し、ドラゴンスレイヤーも消えたと
思っていたが…… - クアトロ:
ははは……もう……
- クアトロ:
遅いじゃない。一体いつ連絡したと思ってるのよ……
- ニーズヘッグ:
当然遅れもする。無敵の龍とレモネードガンマがいるのだぞ。簡単には動けん。
- ニーズヘッグ:
ステルス塗料を塗り、ホログラムで身を隠し、トンネルを掘って衛星の目を避けても
……あの二人は簡単には欺けん。 - ニーズヘッグ:
とにかく、行くぞ。
- クアトロ:
はぁ?こいつら殺してってよ……
- ニーズヘッグ:
…お前も戦術モジュールがあるなら少しは考えろ。
- ニーズヘッグ:
防毒マスクもなく、お前のように解毒剤を打たれたわけでもない……
純粋な身体能力のみで立っている敵がいるのだぞ。 - ニーズヘッグ:
あれを今殺すのは……骨が折れる。
- ニーズヘッグ:
その間に無敵の龍とレモネードガンマに来られでもしたら……
俺もお前も助からん。 - ニーズヘッグ:
盲目の聖女に復讐するまでは…死ぬわけにはいかんからな……
- クアトロ:
……
- クアトロ:
他の奴はともかく、シェパードは殺しといてほしいのに……
- ニーズヘッグ:
その辺にしておけ、すでに最後の人間が兵をこちらに送っているはずだ。
- ニーズヘッグ:
お前も最後の人間の能力を嫌というほど知っているはず。
包囲されれば…お前を捨てる判断をすることになる。 - ニーズヘッグ:
悪役は悪役らしく、退き際を弁えておけ。
- クアトロ:
チッ…
- クアトロ:
分かったわ。行けばいいんでしょ。
- アルキュオネ:
…くそ……
- アルキュオネ:
今は見逃してやる……だけど、次会ったら絶対にぶん殴る。
- ニーズヘッグ:
……ふん、悪竜を殴るか。バイオロイド、名乗れ。
- アルキュオネ:
アルキュオネ。プレアデス七姉妹の三女…そして、マーメイデンの家族だ!
覚えとけ! - ニーズヘッグ:
プレアデス…ガーディアン…シャチか。それならば俺の毒に耐えるのも理解できる。
- ニーズヘッグ:
その名前、しかと覚えた。
- ニーズヘッグ:
聖女を殺したあとはお前を殺しに行くとしよう。
- アルキュオネ:
じゃあ、アタイとはもう二度と会えないね。
- アルキュオネ:
ブラインドプリンセスと旦那が…お前なんかに負けるはずないから。
- ニーズヘッグ:
ふん、それはやってみなければわからん。
- ニーズヘッグ:
また会おう。小さきシャチよ。
- アルキュオネ:
…ニーズヘッグはそう言い残して去っていったよ。
クアトロにも結局逃げられた…… - アルキュオネ:
本当はそこで奴と戦いたかったんだけど、倒れてるシェパードとソニアを
早く霧から出してやらなきゃいけなかったから、見逃すしか…… - アルキュオネ:
うぅ、本当にあれでよかったのかな……アタイがあそこで戦ってれば
クアトロだけでも捕まえられたかもしれないのに…… - いや、これでよかったよ。二人の命を救うことができた。
- レモネードベータ:
はい。病院に連れてくるのがもう少し遅れていたら、
助からなかった可能性があります。 - レモネードベータ:
アルキュオネさんが適切な判断をしてくれたおかげで、
シェパード姉さんとソニアさんは生きているんです。 - レモネードベータ:
…姉さんを救ってくれて、ありがとうございます。
- アルキュオネ:
そ、そんな…アタイは当たり前のことをしただけだよ。
- アルキュオネ:
……ていうか、毒の後遺症とか…残ったりしないよね?
- レモネードベータ:
それは大丈夫だと思います。解毒の過程で数日は口の中が苦くなるとか、
汗が止まらないとかはあるかもしれませんが…… - アルキュオネ:
それならよかった……
- レモネードアルファ:
はい、本当によかったです。
- レモネードアルファ:
分析の結果、ニーズヘッグの毒はバイオロイドでさえ耐えられない毒です。
神経系に浸透して全身の筋肉を麻痺させます。 - レモネードアルファ:
アルキュオネさんがいなかったら、本当に大変なことになっていたと思います。
無力化したシェパードさんたちをクアトロが放っておくわけがないですから…… - レモネードアルファ:
ゼータと戦う時は、毒に対する対策を立てておくべきですね。
- レモネードアルファ:
…それにしても、今回はゼータがかなり積極的に動いていました。
ニーズヘッグはゼータにとってもかなりの切り札だったはずなのに…… それを見せてまでクアトロを助けるなんて。 - レモネードアルファ:
ゼータの狙いは一体何なのでしょうか。
- …多分、クアトロの迂回コードだよ。
- レモネードアルファ:
…確かにそうかもしれませんね。クアトロが持っている物の中でゼータが
欲しがるとしたら、迂回コードくらいだと思います。 - レモネードベータ:
でも、コードを手に入れて何をするつもりなんでしょう?
- レモネードベータ:
あのコードは本当に失敗作なんです。
レモネードを複製できても、莫大な資源を消耗するだけなのに…… - レモネードベータ:
それにベータの記憶によると、ゼータは誰よりも効率を重視していて、
資源の消耗を嫌う性格でした……。そんなゼータがどうして迂回コードを…… - アルキュオネ:
コードを使ってオメガを倒して、PECSを手に入れようとしてるとか?
効率を重視してるんなら、割とありそうじゃない? - レモネードベータ:
私も最初はそう思いました……でも……
- レモネードベータ:
PECS内部にいる諜報員の話によると、ゼータにそういった様子は特にないんです。
- レモネードベータ:
オメガを排除するなら、今が絶好のタイミングにも関わらず……です。
- レモネードアルファ:
……まったく読めませんね。
- …それはあとで考えよう。今はやることがたくさんある。
- 主人公:
- 今、ゼータの企みを知る術はない。
ここで悩んでいても答えが出ることはないだろう。 - 主人公:
- それなら、今やるべきこと、やれることをやるしかない。
- 主人公:
- カラカスを復興し、それを起点に南アメリカにオルカの拠点を作る。
そして、ゼータが本格的に動き出す前にPECS本社を攻撃する。 - 主人公:
- でも、そのためにはベータの本来の能力を取り戻す必要がある。
- 主人公:
- カラカス産業の会長になったことで、ベータに植えつけられている迂回コードを
削除し、モジュールの過負荷問題と寿命問題は何とか解決したが…… - 主人公:
- ケストスヒマスを持っているレモネードと持っていないレモネードの能力は
天と地ほどの差がある。 - 主人公:
- 俺はデータパネルを手に取り、アザズにメッセージを送った。
- [アザズ、南米とか来たくない?]
- 主人公:
- 返事の代わりに返ってきたのは親指を立てたドラキュリナのスタンプだった。
- 主人公:
- これはつまり…「行きたい」っていうことでいいのか?
- というか、こんなスタンプいつ作ったんだ?
- 主人公:
- 俺はそう呟きながらデータパネルをタップして、ラビアタにメッセージを送る。
- 主人公:
- ベータのケストスヒマスは確かにオメガに奪われた。
でも……オルカにはもう一つケストスヒマスがある。 - 主人公:
- …そう、オメガのケストスヒマスが……