シーンビューアの使い方

  1. 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
  2. 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
ウノ
…くっ……

Transcription

  1. ウノ:

    …くっ……

  2. ウノ:

    ありえない……この狭い空間で……どうして……

  3. ブラックリリス:

    オルカにもワイヤー使いがいるのよ。その子と何度も戦闘訓練したけど……

  4. ブラックリリス:

    あなたには何もかもが足りないわ……戦闘経験の差でしょうね?

  5. ブラックリリス:

    それでも、残ったロサ・アスールも無力化させたことだけは褒めてあげます。

  6. ウノ:

    ……余裕ぶってないで、もう終わらせなさい……

  7. ブラックリリス:

    言ったでしょ?命は取らないって。

  8. ブラックリリス:

    でも手足は使えないように一発ずつ撃ち込むから。舌を嚙まないように口でも閉じていなさい。

  9. クアトロ:

    あら、ありがとう。

  10. ウノ:

    うぅっ……!!

  11. クアトロ:

    私が取り込みやすいように小さく切ってくれるの?

  12. ブラックリリス:

    …あなた、何のつもり?

  13. クアトロ:

    何って、クローンを取り込んでるだけよ。

  14. クアトロ:

    ケストスヒマスは諦めたけど、別にそれしか方法がないわけじゃないわ。

  15. クアトロ:

    他のクローンの演算モジュールを繋いで、演算能力を向上させればいいのよ。どう?意外と簡単でしょ?

  16. ブラックリリス:

    …生きるために姉妹を殺すだなんて、大分ゲスね。

  17. クアトロ:

    やめてよ。レモネードベータは所詮そういうものなのよ。生き残るためには姉妹すら欺いて、騙して……見捨てる。

  18. クアトロ:

    だから、ベータと同じように必死に生き残ろうとしてるだけよ。

  19. ブラックリリス:

    ふーん。そう、とりあえずその気色悪い顔をやめて話してくれる?

  20. クアトロ:

    ウノを渡してくれたら、やめてやるわ。

  21. ブラックリリス:

    …本当に気に入らない女だけど、あなたみたいなゴミに殺させたくないのでお断りするわ。

  22. クアトロ:

    …はぁ、大分疲れてるように見えるけど?そんな状態で私と戦う気?

  23. ブラックリリス:

    必要なら、いくらでも。

  24. クアトロ:

    …ムカつくわね、お前。

  25. クアトロ:

    ここで確実に殺しておくべきね。

  26. ウノ:

    …ブラックリリス…

  27. ブラックリリス:

    …?

  28. ウノ:

    …私が合図をしたら目を閉じて、奥へ走ってください。

  29. ウノ:

    ………今!

  30. クアトロ:

    うっ……閃光弾!?

  31. クアトロ:

    本当にムカつくわね……

  32. クアトロ:

    まぁ……鬼ごっこも悪くないわ。

  33. クアトロ:

    頑張ってお逃げなさい。

  34. クアトロ:

    私の髪に捕まらないように……

  35. ウノ:

    はぁ、はぁ……

  36. ウノ:

    もうこれ以上走れそうもありません。

  37. ブラックリリス:

    …どうして私を助けたの?

  38. ウノ:

    あなたも私を助けてくれたじゃないですか。

  39. ウノ:

    それよりもどうでした……?閃光弾は予想できなかったでしょう?あなたにやられてからやり返してやるつもりでずっと持っていたんです。

  40. ブラックリリス:

    …ふん、あなたも良い性格してるわね。

  41. ウノ:

    あなたに言われたく…ゲホッ!

  42. ブラックリリス:

    …ずいぶん酷そうね。ちょっとスキャンするわよ。

  43. ブラックリリス:

    …ウノ、あなた……演算モジュールが……

  44. ウノ:

    …ほとんど焼けてしまいました……私は12年生きていましたから…当然ですよね。クローンの平均寿命は5年ですから……

  45. ブラックリリス:

    …そのことについて一つ気になるんだけど。

  46. ブラックリリス:

    身体改造を施したとしても、所詮クローン。個体差なんてほぼないはずよね?寿命が延びてもせいぜい1年か2年くらいでしょう。

  47. ブラックリリス:

    …なのに、どうやって12年も生きていられたの?

  48. ウノ:

    ……

  49. ウノ:

    私は、いえ、シエテは……特別なんです。

  50. ブラックリリス:

    それはどういう意味……?

  51. ウノ:

    …カラカスは7つのエリアに…区切られています……そして、存在していたレモネードベータは…クローンを入れて8人。

  52. ブラックリリス:

    1人余る……けど、別にそれほどおかしなことでもないわ。

  53. ブラックリリス:

    オリジナルのベータがクローンを管理する立場なら当然8人になるし、

  54. ブラックリリス:

    クローンが予想よりも早く死んだり、役割が果たせない状態になった場合に備えて1体多く作っているなら、逆に当然にも思える……

  55. ウノ:

    そうですね。普通に考えればそうです…ですが……

  56. ウノ:

    レモネードベータほどの最高級バイオロイドを……生産するには、莫大なコストがかかります。そう易々と作っておけるものでもない……本当ならクローンは6人で十分です。

  57. ブラックリリス:

    ……じゃあ、シエテとは一体何なの?

  58. ウノ:

    シモン・ブランコの…“最後の悪意”です。

  59. ウノ:

    レモネードベータを継承するために作られた特殊な個体……通常よりも長い寿命が与えられたクローン……

  60. ウノ:

    それがシエテの正体です……

  61. ブラックリリス:

    …レモネードベータを……継承?

  62. ウノ:

    あなたの言う通り…問題が発生して…カラカスの監視体制に穴を作らないように…ベータがクローンの代わりをするのは普通に考えてあり得ることです…

  63. ウノ:

    ですが、オリジナルのベータに問題が発生したとしたら……?

  64. ウノ:

    レモネードベータも結局はバイオロイド。銃で撃たれれば怪我をし、血を流し、最悪の場合死ぬ。

  65. ウノ:

    そのためにつくられたのが7体目のクローン…シエテです。レモネードベータのすべての記憶と経験を受け継ぐための…予備。

  66. ブラックリリス:

    それがどうして、シモン・ブランコの悪意に繋がるの?

  67. ウノ:

    簡単なことです。

  68. ウノ:

    会長は亡くなる直前、あることに気が付きました。

  69. ウノ:

    オリジナルのベータを殺せば、クローンの数をもう一体増やせるという事実に……

  70. ブラックリリス:

    …え?

  71. ウノ:

    オリジナルのベータを殺せば……シエテがベータを……引き継ぐ。そうなれば、そのベータを引き継いだシエテが死んだ時のために……予備のシエテを作る必要が出てくる。

  72. ウノ:

    カラカスを無限に続く地獄へと落とす最悪の循環。

  73. ウノ:

    最後の悪意…シエテなのです……

  74. ウノ:

    鉄虫との戦争のせいで欠員ができ、私がウノの代わりをしていますが……私も元々はシエテでした。

  75. ウノ:

    だから、12年生きることができたんです。

  76. ブラックリリス:

    つまり、あのオリジナルのベータも…クローン…シエテなのね。

  77. ウノ:

    はい。ケストスヒマスの補助を受けているおかげで……私よりも長く生きているシエテです。

  78. ウノ:

    ですが…彼女も限界を迎えようとしています……だから、何とかしようと……こうして行動を起こしたのです……

  79. ウノ:

    ……クアトロはベータがクローンだということに気付き、ベータに裏切られたと思い込んで、あんな風に姉妹を……

  80. ウノ:

    ですから、真実を知れば……きっとクアトロも攻撃を止めてくれるはずです……

  81. ブラックリリス:

    …それはないみたいよ。

  82. ブラックリリス:

    全てを聞いてもなお、攻撃してくるところを見るに!!

  83. クアトロ:

    お前、本当に凄いわね。

  84. ブラックリリス:

    …これくらい避けれないと、コンパニオンの長姉は名乗れないので。

  85. クアトロ:

    だけど、どうしてドアの向こうでじっとウノの話を聞いていたのかは分からなかったようね?

  86. ブラックリリス:

    …通路が髪で覆われて……

  87. クアトロ:

    ふふ、もう逃げ場はないわ。

  88. クアトロ:

    じゃあ、まずは足を斬り飛ばそうかしら。

  89. ???:

    悪いけど、それは見過ごせないなぁ。

  90. ???:

    ウェーブライダー、稼働!!

  91. ブラックリリス:

    あなたたちは……

  92. イングリッシュ・ シェパード:

    や。また会ったな。いや、この姿では初めてか。

  93. イングリッシュ・ シェパード:

    イングリッシュ・シェパードだよ。

  94. アルキュオネ:

    リリス姉さん、怪我はない?

  95. アルキュオネ:

    助けに来たぜ!

  96. ブラックリリス:

    …アルキュオネ?どういうこと……?

  97. アルキュオネ:

    ダッチガールとソニアが必死こいてトンネルを貫通させたんだよ!まぁ、ダムの水で水路になっちゃったけどさ……

  98. アルキュオネ:

    アタイはシャチだから、そこを通ってきたってわけ!

  99. クアトロ:

    …ちっ、シェパード…!

  100. イングリッシュ・ シェパード:

    素直に降伏しろ、クアトロ……流石にこのメンツ相手じゃ勝てないってことくらい分かるだろ?

  101. クアトロ:

    …ハッ……そうね。これは……覚悟を決めるしかないわね!

  102. クアトロ:

    って、バーカ!じゃあね!

  103. イングリッシュ・ シェパード:

    …爆弾だ!

  104. アルキュオネ:

    みんな、アタイの後ろに!

  105. イングリッシュ・ シェパード:

    …クソッ…逃げられたか。

  106. イングリッシュ・ シェパード:

    怪我はしてないか?

  107. ブラックリリス:

    …おかげさまで助かりました。

  108. イングリッシュ・ シェパード:

    そりゃあよかった。じゃあさっさとウノを連れてベータを助けに行こう。

  109. ブラックリリス:

    安心してください。そっちはご主人様がすでに向かっています。

  110. アルキュオネ:

    っと、それはマズい……

  111. ブラックリリス:

    ……何故です?

  112. イングリッシュ・ シェパード:

    …それが…オメガが裏切って、大統領府に向かった可能性が高いんだ。

  113. アルキュオネ:

    建物を捜索してみたけど、クアトロが暴れ回った形跡しかなかった……

  114. アルキュオネ:

    多分オメガに先を越されちまってるんだと思う……

  115. イングリッシュ・ シェパード:

    だから、急がないとな。

  116. イングリッシュ・ シェパード:

    ベータと司令官が危ない!