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Transcription
- シエテ:
…誰もいませんね。
- シエテ:
あんなに綺麗だった大統領府が滅茶苦茶に……
- ブラックリリス:
照明も完全に消えていますね。一体何があったのでしょう…
- シエテ:
大統領府は攻撃してないですし……高台にあるから地下を除けば
ダムの放流の影響も受けてないはずです…… - ブラックリリス:
…でも、壁や天井に刃物で斬られたような痕や血痕がありますね……
- シエテ:
これは……
- シエテ:
髪の毛で斬った痕ですね……
- ブラックリリス:
……髪の毛?
- ブラックリリス:
…つまりレモネードベータの武装ということじゃないですか。
- ブラックリリス:
その痕がどうして大統領府の中にあるんです?
- シエテ:
わ、わかりません……
- シエテ:
一体何があったんでしょう……
- ブラックリリス:
ハッキリとは言えませんが……
- ブラックリリス:
安全ではなさそうですね。
- ブラックリリス:
お二人とも、私の後ろにいてください。
- …ベータのもとへ急ごう。俺も嫌な感じがする。
- シエテ:
…はい。ベータは恐らく地下に閉じ込められています。
- シエテ:
大統領府は安全ですが、地下監獄は浸水してるかもしれません。
早く行きましょう。 - - :
- 俺たちは地下に降り、ベータを探して迷路のように入り組んだ地下監獄を
歩き回った。 - シエテ:
…ここにもいない……
- シエテ:
やっぱり監獄の一番奥に閉じ込められているんでしょう……
- シエテ:
早く見つけ出さないと……
- ウノ:
……ベータはもう別の場所に移動しています。
- - :
- 憔悴した顔のウノが背後から現れた。
- ウノ:
……ベータにケストスヒマスを返して、解放しました。
- ウノ:
まぁ、それでも私のやることは変わりませんが……
- シエテ:
…ウノ。
- 解放したなら、もう邪魔をする必要もないだろ。
- ウノ:
…いいえ、私はまだあきらめていませんので。
- ウノ:
…本当は全員を救いたかった……
- …全員を救いたかった……?
- ウノ:
…こっちでも色々とあったのです。
- ウノ:
とにかく、あなたを捕らえてアルファとオメガのケストスヒマスを
手に入れることができれば……私の目的は叶う。 - ウノ:
だから、私はまだあきらめていません。
- ブラックリリス:
……
- ブラックリリス:
お二人は先に行ってください。
- シエテ:
えぇ!?リリスさんが危険ですよ!
- ブラックリリス:
敵があの女でなければご主人様とあなたを守りながら戦えましたが……
- ブラックリリス:
ロサ・アスールが万全ではない状況では、流石に厳しいです。
- ブラックリリス:
だから行ってください。すぐに追いつきますから。
- リリス。
- ブラックリリス:
はい、ご主人様。
- 怪我するなよ。
- ブラックリリス:
…ふふふ。はい、ご主人様。心配しないでください。
良い子のリリスはご主人様の言うことを守りますから。 - - :
- 俺はリリスに背を向け、ベータのもとへと走った。
- シエテ:
ご、ご主人様……
- シエテ:
私たちもリリスさんと戦った方がいいんじゃないですか?
- いや、これでいいんだ。
- シエテ:
で…でも……
- シエテ:
リリスさんが強いのはわかりますけど……一瞬でも油断したら……
- 大丈夫。リリスは強い。
- - :
- シエテが心配するのも理解できる。
リリスのロサ・アスールは一つ壊れていて万全の状態じゃない、 そして、さらにそれを壊した張本人がウノだ。 - - :
- 普通のブラックリリスなら確かに負けるかもしれない。だが……
- - :
- 俺のリリスが負けるわけがない!
- ウノ:
あら、一人になってしまいましたね?
- ブラックリリス:
まぁ、私がお願いしましたので…。それに……
- ブラックリリス:
これからシエテさんのような優しい方には見せられないことをしますので。
- ウノ:
…そうですね。あなたの手足が飛んでいくところはあの子には見せられません。
- ブラックリリス:
私の?はぁ…冗談を言う才能もないんですね?何も面白くない。
- ウノ:
あなたこそ、どうしてそんなに強気なのです?
- ウノ:
あなたの頼みのロサ・アスールは使い物にならない。
私の髪に捕まればそれで勝負はつきます。 - ウノ:
こんな狭い空間で私の髪を避けるなんて、不可能です。
確かにあなたは普通のブラックリリスより強い…… だからといって、あなたが私に勝てるというわけではありません。 - ブラックリリス:
そうですか。私は勝てると思いますが?
- ウノ:
まぁ、何を考えるのかは個人の自由です。
- ウノ:
ですが、その驕りと愚かさのせいで、あなたはたった一人の主人を失うのです。
- ウノ:
最後の人間が私に奪われるその瞬間を見届けさせるためにも、
首だけは飛ばさずにいてあげます。ふふふ…… - ブラックリリス:
……
- ブラックリリス:
今まで大目に見てあげていましたが……とうとう一線を越えたわね。
- ブラックリリス:
ご主人様を奪う?失う?それを誰に向かって言っているの?
- ブラックリリス:
命は取らないであげる。ご主人様は殺しを望まれないから。
でも…… - ブラックリリス:
手足は別になくてもいいわよね?