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Transcription
- イングリッシュ・
シェパード:
さぁ、到着だ。意外と近かったろ?
- ユミ:
…思い出しました。
- イングリッシュ・
シェパード:
何を?
- ユミ:
シェパードさんの遺伝子情報を元に量産されたのがケルベロスでした……
- イングリッシュ・
シェパード:
そうだよ。それがどうした?
- ユミ:
エリア51を出発する時、「ケルベロスじゃあるまいし」って言ってましたけど…
ケルベロスの一面があるってことです。 - イングリッシュ・
シェパード:
……
- イングリッシュ・
シェパード:
それは褒めてるのか?悪口なのか?ケルベロスみたいに可愛いっていう意味なら
嬉しいけど。 - ユミ:
これが褒めてるような顔に見えますか?
- ユミ:
これのどこが散歩ですか……!一日中ずーっと歩きましたよ!
- イングリッシュ・
シェパード:
ああ、そういうこと?ハハ、ごめんごめん。やっぱユミにはきつかったね。
- イングリッシュ・
シェパード:
そう怒るなって、私の行きつけの店で美味いもの奢るからさ。
- ユミ:
行きつけの店……?
- イングリッシュ・
シェパード:
うん。私の知り合いが旅館を運営してるんだよ。そこの料理が美味くてさ。
- ユミ:
…そんな風に言われると、ちょっと楽しみですね。
- イングリッシュ・
シェパード:
おお、期待してな。そこのシェフがいい腕してるんだよ。
- ユミ:
そうなんですね。特に何が美味しいとかあるんですか?
- イングリッシュ・
シェパード:
まず、コーヒーとデザートが普通に美味い。そして、看板メニューが……
- クノイチ・カエン:
ステーキ、オススメ。
- ユミ:
…ええと……この方、確か伝説社の忍者じゃないですか?
この方がシェフ……なんですか? - イングリッシュ・
シェパード:
まぁ私を信じて。カエンはステーキを最高の焼き加減で焼いてくれるんだよ。
- クノイチ・カエン:
ステーキの神髄、焼き加減。
- クノイチ・カエン:
カエン…火加減、達人。
- ユミ:
…わかりました。旅館でステーキってなんだか変な気もしますけど……
信じて注文してみます。 - ユミ:
それでは…このニューヨークステーキをお願いします。
- イングリッシュ・
シェパード:
私はヒレステーキを2つ。
- クノイチ・カエン:
ニューヨーク、1つ、ヒレ、2つ…わかった。
- クノイチ・カエン:
じゃ、少し待ってて。
- イングリッシュ・
シェパード:
ああ、カエン。
- イングリッシュ・
シェパード:
ついでにエイミーも呼んできて。
- クノイチ・カエン:
探し物、見つかった?
- イングリッシュ・
シェパード:
まぁ、一応ね。
- クノイチ・カエン:
…わかった。エイミー呼んでくる。
- ユミ:
……
- ユミ:
エイミー……080機関のエージェントと名前が似ているのは偶然ですよね?
- イングリッシュ・
シェパード:
偶然じゃないよ。私がどうやってエリア51の秘密実験場のことを
知ったか分かったでしょ? - イングリッシュ・
シェパード:
でも、ここの料理が最高なのは本当だから安心して。
- エイミーレイザー:
ふふ、これは嬉しいことを聞きました。
こう見えてこの旅館のことはかなり真剣に運営してますので。 - イングリッシュ・
シェパード:
やあ、エイミー。
- イングリッシュ・
シェパード:
ユミ、この子はエイミー C-11。現役だった時に私と激しくやり合った仲。
んで、この子はユミ。マジカルハッキングでどんな扉でも開けちゃう魔法少女。 - ユミ:
…だから、それはやめてください。
- エイミーレイザー:
会えて嬉しいです、ユミさん。シェパードと行動するのは大変だったでしょ?
ジャパンタウンでゆっくり休んでいってください。 - ユミ:
ありがとうございます。
- ユミ:
…ところで、一つお聞きしてもいいですか?
- エイミーレイザー:
どうぞ。
- ユミ:
どうしてよりによって…旅館なんですか?
080のエージェントと旅館は…こう…似合わない気がするんですけど。 - エイミーレイザー:
ああ、それはですね。滅亡前から一度やってみたかったんですよ。
- エイミーレイザー:
人類の滅亡後、自分の主人を失ったバイオロイドたちは、
人生の目的を失って自殺することがかなり多かったんです。 - エイミーレイザー:
そんな状況がとても残念で辛かった……
だから、そんなバイオロイドたちを集めて、旅館を始めることにしました。 - エイミーレイザー:
旅をしている方の避難所、憩いの場を提供する……そんな新しい目的を
彼女たちに作ってあげるために。 - エイミーレイザー:
どうです?素敵でしょ?
- イングリッシュ・
シェパード:
旅館なら色んな情報が自然に入ってくるっていう裏の理由もあるけどね。
- エイミーレイザー:
そのおかげで上手くいってるのによく言いますね。
- エイミーレイザー:
私が渡したパスはきちんと認証されました?
- イングリッシュ・
シェパード:
ああ、基地内部の電力はまだ生きてたよ。
- エイミーレイザー:
それはよかったです。ずいぶん前の施設だからエレベーターが動かなかったら
どうしようかと思ってました。 - イングリッシュ・
シェパード:
そしたら自力で降りてたよ。とにかく、この入場パスは返しておく。
- エイミーレイザー:
ふふ、約束通りですね。受け取りました。
それで探していたものは手に入りましたか? - イングリッシュ・
シェパード:
まぁ、そうだね。これでいよいよベータ様の計画を進めることができる。
- エイミーレイザー:
…ここ数十年で最高のニュースですね。
- イングリッシュ・
シェパード:
このデータスティックをカラカスに送ってほしい。
残りはベータ様が進めてくれる。 - エイミーレイザー:
はい、ではすぐにエクスプレスに依頼します。
- エイミーレイザー:
それでは私はこれで。良いひと時をお過ごしください。
- ユミ:
ベータ様の計画……
- ユミ:
少しでいいので教えてくれませんか?
- イングリッシュ・
シェパード:
あっ、しまった。まだ話してなかったっけ?ごめん。
- イングリッシュ・
シェパード:
隠すつもりはなかったんだ……余裕ができたら話そうかと思ってたけど、
今までバタバタしてたからね。忘れてたよ。 - イングリッシュ・
シェパード:
ベータ様と私の計画は簡単だよ。
- イングリッシュ・
シェパード:
オルカ抵抗軍の勢力はかなり大きくなった。でも、アメリカ大陸やヨーロッパを
支配してるPECSと全面戦争をするのはまだ難しいだろ? - ユミ:
はい。確かにそうですね。しかもオメガは最近ブラックリバーの本社がある
サンディエゴを手に入れました。 - ユミ:
ブラックリバーの技術まで手中に収めたので、オルカにとっては
さらに厳しい状況になったと言えます。 - イングリッシュ・
シェパード:
そ。それでベータ様と私は「オルカをオメガと戦える勢力に育てる必要がある」と
判断した。そして、その方法を見つけたのさ。 - ユミ:
そんなことが?
- イングリッシュ・
シェパード:
PECSが強い理由……それは奴らがこのアメリカ大陸にいるということだ。
- イングリッシュ・
シェパード:
本陣を叩くためには、まず海を突破してこなきゃいけない。
でも、その海にはポセイドン・インダストリーっていう戦争狂たちがいる。 - イングリッシュ・
シェパード:
ポセイドンはそんなに甘っちょろい奴らじゃない。
やつらとぶつかった後でオメガと戦うなんてハッキリ言って自殺行為だ。 - イングリッシュ・
シェパード:
だが…PECSの軍事力を担うポセイドンがオルカに加わったなら……
どうなると思う? - ユミ:
……それって、まさか……!?
- イングリッシュ・
シェパード:
そ。私たちの計画っていうのは…
- イングリッシュ・
シェパード:
レモネードガンマをオルカの司令官に服従させるのさ。