



シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
Transcription
- イングリッシュ・
シェパード:
ふぅ、とりあえず到着はしたけど……
- イングリッシュ・
シェパード:
…見事に滅茶苦茶だな。これはデモの後っていうより、もう戦場だな。
- イングリッシュ・
シェパード:
(本当に…何が起こってる?)
- イングリッシュ・
シェパード:
(とりあえず状況を把握しないとな。誰かと接触しなければ……)
- ケルベロス:
……シェパード総監!そこは危険です!
- イングリッシュ・
シェパード:
ケルベロスか?状況を説明しろ。
- ケルベロス:
あとで説明します!人間様たちに見つかると危険です!こちらへ!
- ケルベロス:
下水道に降ります!私について来てください!
- ケルベロス:
…ふぅ、なんとか見つからずにここまで来れましたね。
- イングリッシュ・
シェパード:
随分大きなトンネルだな。こんなものが街の下にあったなんて……
- イングリッシュ・
シェパード:
そろそろいいだろう……何がどうなっている?状況は?説明してくれ。
- ケルベロス:
えっと…それが……
- ケルベロス:
逮捕作戦を進めていた途中、事故で人間様が死んでしまって……
それがキッカケで大規模なデモが発生しました…… - ケルベロス:
会長は大統領府に避難してます。
このトンネルを辿って行けば会長とも合流できるでしょう。 - イングリッシュ・
シェパード:
このトンネルは大統領府に繋がってるのか?
- ケルベロス:
はい。大統領府から空港へ一直線に繋がっているトンネルです。
- イングリッシュ・
シェパード:
…大統領府から空港に続く…?まさか……
- ケルベロス:
国内でクーデターや反乱が発生した際に、国外へ逃亡するために
作られた脱出路です。 - ケルベロス:
記録によると、メネンデス大統領の時に作られたそうです。
- イングリッシュ・
シェパード:
…メネンデス大統領も自分が可愛くてしょうがなかったってわけか。
- イングリッシュ・
シェパード:
まぁ、いいや。いつまでもここにいるわけにもいかないし……
早速、大統領府に行ってみるとするか。 - ケルベロス:
ご案内します!
- イングリッシュ・
シェパード:
そうしてくれるとありがたい。しっかり頼むぞ。
- ケルベロス:
へへへ!バッチリ案内しますのでご安心を!
- - :
- (ノック音)
- ケルベロス:
会長、失礼します!
- シモン・ブランコ:
俺は邪魔をするなと言ったはずだ。
- ケルベロス:
えっと、それはわかっているのですが……総監がいらっしゃいまして……
- シモン・ブランコ:
…何?
- ケルベロス:
シェパード総監がいらっしゃいました。
- シモン・ブランコ:
…意味が分からない。あいつは……
- イングリッシュ・
シェパード:
入るよ、ボス。
- イングリッシュ・
シェパード:
わーお、めちゃくちゃだね。一体どんだけ飲んだの?
- イングリッシュ・
シェパード:
酒瓶ばっか……ワインだけじゃなくてウイスキーもあるじゃん。
ボス……いくら強化人間でも、こんなに飲んだら普通に死ぬよ? - イングリッシュ・
シェパード:
これ以上飲みたいなら、強化人間じゃなくてバイオロイドにならないとね。
- シモン・ブランコ:
……うるせぇな……。はぁ……どうやら俺が酔って幻を見てるわけじゃない
みたいだな…… - イングリッシュ・
シェパード:
ほら、寝ぼけたこと言ってないでどいて!片付けるから!
- ケルベロス:
私もお手伝いします、総監!
- イングリッシュ・
シェパード:
もう、うちのケルベロスちゃんは誰に似てこんなに優しいんだろうなぁ……?
- ケルベロス:
えへへ。
- ケルベロス:
お二人はお話があるでしょうし、瓶は私が捨ててきます。
- イングリッシュ・
シェパード:
…ケルベロスは散歩が好き過ぎなこと以外は本当に優しい子だよな……
ボスもそう思うだろ? - シモン・ブランコ:
…何が言いたい。
- イングリッシュ・
シェパード:
あの子たちが街があんな風になるような鎮圧をするわけがないって言いたいだけさ。
あの惨状は誰かが命令したから起こった事なんだろ? - イングリッシュ・
シェパード:
一体何が起こったんだ、ボス?
- シモン・ブランコ:
……
- シモン・ブランコ:
お前は……お前はここに来るべきじゃなかった。
- イングリッシュ・
シェパード:
もう遅いよ。とりあえず話を聞かせて。
- イングリッシュ・
シェパード:
そういやベータは?いつもなら そろそろ隅っこから出てきて
「姉さん、元気でしたか?」とか言ってくるのに…… - イングリッシュ・
シェパード:
ボスの秘書用に作った子だろ?ボスがこんなになるまで放っておくなんて……
- イングリッシュ・
シェパード:
…まさか……デモ隊に殺されたのか!?
- シモン・ブランコ:
……
- シモン・ブランコ:
俺ぁ…俺は失敗したんだ。
- シモン・ブランコ:
俺は……お前の復讐をするためにここまで来たのに……
- イングリッシュ・
シェパード:
わ、私?私の復讐って言ったか?
- シモン・ブランコ:
復讐どころか…足を引っ張っちまった……
- - :
- シモンは引き出しから薬の瓶を取り出すと、錠剤を雑に手の平に出して、
口に放り込んだ。 - イングリッシュ・
シェパード:
おい、鎮痛剤飲み過ぎだろ!
- イングリッシュ・
シェパード:
やめろ!やめろって!!
- シモン・ブランコ:
……おぉ、シェパードか?
- イングリッシュ・
シェパード:
そうだよ……。はぁ、もうあんたまともじゃないよ、ボス……
一体何があってこんな風になっちゃったんだ…… - シモン・ブランコ:
…エルネストが裏切った。あのクソッタレが……
- イングリッシュ・
シェパード:
…エルネストおじさんが?そんな、ありえない……
- シモン・ブランコ:
奴を殺せ、シェパード。あいつが反乱を起こした……殺さないと……
- シモン・ブランコ:
…エルネストは殺さないといけない。
- イングリッシュ・
シェパード:
……
- イングリッシュ・
シェパード:
分かったから、落ち着いてボス。私がエルネストおじさんと話してみるから。
- イングリッシュ・
シェパード:
私にいつも嬉しそうに語ってただろ?
エルネストおじさんが蜂の巣にされながらも俺を助けてくれたんだって。 - イングリッシュ・
シェパード:
そんなおじさんが突然ボスを裏切るわけないじゃん?
きっと何か誤解があるのさ。 - イングリッシュ・
シェパード:
だからボス……私が戻って来るまでにいつものボスに戻っといてよ。な?
- シモン・ブランコ:
……
- シモン・ブランコ:
…シェパード。もし……
- シモン・ブランコ:
…いや、行ってこい。
- ケルベロス:
…これで全部うまくいきますね!シェパード総監が来てくれましたから!
- Miss Safety:
…そうね。会長も総監の言葉は聞いてくれるだろうから……
- Miss Safety:
でも、やけに胸騒ぎがする……
- イングリッシュ・
シェパード:
…ケルベロス、セーフティー。
- Miss Safety:
こうして会えて嬉しいです。総監。
- ケルベロス:
総監!会長とのお話は終わりましたか?私たちは何をすればいいでしょうか?
- イングリッシュ・
シェパード:
一つ聞きたいことがある。
- ケルベロス:
はい!なんでしょうか!
- イングリッシュ・
シェパード:
……
- イングリッシュ・
シェパード:
エルネスト隊長は本当に裏切ったのか?
- ケルベロス:
…それが、えっと……
- Miss Safety:
…正確な事情は私もよく分かりませんが……
- Miss Safety:
現在デモの参加者たちを率いて会長と敵対しています。
- イングリッシュ・
シェパード:
何?ていうことは攻撃されたのか?
- Miss Safety:
はい。幸い、こちらに死傷者はありませんが……
- イングリッシュ・
シェパード:
まだ逮捕していない理由は?
- Miss Safety:
会長が私たちに逮捕命令を下していないのです。
- Miss Safety:
それにエルネスト隊長の場合、私たちの上位者ということになるので
命令権の問題もあり…… - Miss Safety:
何より、武装したAGSを多数保有していて……
- イングリッシュ・
シェパード:
(…くそ、本当にどうなってる?状況がわからない…)
- イングリッシュ・
シェパード:
分かった。二人は私について来い。
- イングリッシュ・
シェパード:
エルネスト隊長と直接話す。
- ケルベロス:
え?シェパード総監、私たちだけで行って大丈夫ですか?
向こうには軍用AGSがたくさんいますよ? - イングリッシュ・
シェパード:
まずは話をすべきだ。だから少人数で移動した方がいい。それにそんなに心配するな……
- イングリッシュ・
シェパード:
私がいる。