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Transcription
- 主人公:
- ……
- 主人公:
- ……ここは……
- 主人公:
- 俺はたしか…鉄虫の群れに襲われて……
- 無敵の龍:
……主、ヴァルハラに続きスチールラインの兵士との通信も
ほとんど途絶えたそうだ…… - 無敵の龍:
…ここからの指揮は小官が執る。
主は護衛と共にここを脱出してくれ。 - 主人公:
- 龍…?
- 無敵の龍:
まずは今動ける隊員たちで道を開く。
その隙に主は急いで退避してくれ。 - 無敵の龍:
では、武運を祈る。
- 主人公:
- 龍!待て!!
- 不屈のマリー:
ご心配なく、閣下。
スチールラインはどんな状況でも閣下のためなら恐れることなく戦います。 - 主人公:
- ちょっと待ってくれ!
- 不屈のマリー:
スチールライン!閣下が無事に脱出するまで、全力でこの戦線を維持せよ!
一匹も通すな!! - 主人公:
- マリー!
- ブラックリリス:
ペロ!まだ動ける?
- CSペロ:
はい!お姉さん!でも…ハチコとフェンリルが…―
- CSペロ:
くっ……お姉さん……!鉄虫が……!
- ブラックリリス:
……
- ブラックリリス:
ペロ、よく聞いて。
- ブラックリリス:
ここは私に任せて、あなたはご主人様を艦まで送り届けて!
- CSペロ:
それじゃあお姉さんが…!
…いえ、わかりました。コンパニオンとして必ず守り抜きます! - 主人公:
- …リリス…
- ブラックリリス:
ご主人様?私の幸せはご主人様と一緒にいることです。
- ブラックリリス:
でも、もっと幸せなことがあります。それはあなたを守ること…!
- 主人公:
- リリス!!
- CSペロ:
ご主人様は必ず私が守る!!
- CSペロ:
……あ……
- 主人公:
- ペロ!
- 主人公:
- 龍…マリー…リリス…ペロ…みんな……
- 主人公:
- ……
- 主人公:
- みんな待ってろ……
- 主人公:
- 俺が絶対……
- 主人公:
- 絶対に……助けるから……!
- 主人公:
- 俺は激しい頭痛と共に目を覚ました。
- 主人公:
- すぐに起き上がろうとしたが、全身が何かに抑え込まれているかのように
うまく動かない。 - 主人公:
- 今のは夢か…?
いつの間にか気を失ってたのか…… - ???:
お?気が付いたか?
- ???:
ずいぶんうなされてたぞ、悪夢でも見てたようだな?
- 主人公:
- その声はかなり近いところから聞こえた。
- 主人公:
- 誰かが気を失った俺を守ってくれてたのか…?
- 主人公:
- 俺は重い瞼を何とか開け、その声の主を見る。
- 主人公:
- まだ光に目が慣れていないせいで、
目の前に誰かがいることだけしか分からなかった。 - ???:
おい、気が付いたなら何とか言えよ。
- ???:
頭でも打ったか?
- 主人公:
- 誰だ……知っている声なのはわかるが……
- 主人公:
- 俺は再び目を閉じて、光に慣れるのを待った。
- 主人公:
- 目を閉じてじっとしていると、体に温かいものがかけられ、
誰かが俺の髪を手で撫でているような感じがした。 - 主人公:
- そして、俺が意を決して目を開くと……
- 主人公:
- ……
- む…ね…?
- 主人公:
- 大きな胸が眼前にあった。
- 主人公:
- ダメだ…意味が分からない…まだ夢を見てるのか?
- 主人公:
- いや、まず目の前に胸がある。それを受け入れよう……
すべてはそれからだ…… - ???:
…へぇ?いい度胸だな。
- ???:
目覚めての第一声が「胸」だなんてな。
- ???:
ある程度は知ってたが…今のでよーく分かった。
- ???:
お前がオルカでどんなセイカツをしてるか……
- 主人公:
- その楽しそうな声を聞いているとぼやけていた意識もだんだんと冴えてきた。
- 主人公:
- 俺はもう一度だけ目を閉じて開いた。
目の前には…… - 主人公:
- レモネードガンマがいた。
- レモネードガンマ:
完全に目が覚めたか?オルカの司令官。
- ガン…マ…?
- レモネードガンマ:
このまま目を覚まさなかったら葬式はどうしようかと悩んでたが……
余計な心配だったな。 - ガンマ、どうしてここに…?
- レモネードガンマ:
どうしてって…覚えてねーのか?
- 主人公:
- 覚えて……
そうだ、俺は鉄虫に囲まれて…… - 主人公:
- 突然ガンマが降ってきたんだった…
その後は…… - レモネードガンマ:
ここにも連結体はいねぇな……ずっとコソコソしながら機会をうかがってるのか
知らねーが気に入らねぇ…… - レモネードガンマ:
私に何かをしようとしてるのは分かってるんだけどな。
- どうしてお前が……
- レモネードガンマ:
それはこっちのセリフだ。オルカの司令官。
- レモネードガンマ:
どうしてお前がここにいる?しかもたった一人で鉄虫に追われて。
- レモネードガンマ:
他の連中も、あの面白くねーボディーガードもどうした?
- 主人公:
- 俺が返事をしようとすると、
突然地面が揺れ、その後すぐに遠くから轟音が響き始めた。 - この揺れと音…まさか…
- レモネードガンマ:
さっきの衝撃で雪崩が起きたみてーだな。
- レモネードガンマ:
さっさと避難しろ。すぐに飲み込まれるぞ。
- そうだな…どこか…うっ…!
- 主人公:
- 移動しようとした瞬間、何故か体に力が入らず、
俺は雪の上に倒れた。 - 主人公:
- この雪の中で逃げ回ったおかげで体は冷え切っていて疲労も蓄積し、
流石に限界だった。 - 主人公:
- そうして俺はそのまま意識を失った。
- 主人公:
- …………
- お前が助けてくれたのか…
- レモネードガンマ:
結果だけを見ればそうなるのかもな。
- レモネードガンマ:
もうお前に貸しもねーから、別に助ける理由もねーが……
あそこで見捨てる理由もない。 - レモネードガンマ:
そして、この機会にお前に貸しを作っとくのも悪かねーと思った。
- 主人公:
- 俺は辺りを見渡す。
ここは洞窟の中か…? - 主人公:
- 近くにはたき火があり、俺の体にはガンマのコートがかけられていた。
- このコート…
- レモネードガンマ:
体が凍ってるみてーに冷たかったからな。
- レモネードガンマ:
お前もオリジンダストで強化されてるみてーだし、簡単には死なねーだろーが…
まぁ、私なりの気持ちだとでも思っとけ。 - …気持ち…
- レモネードガンマ:
なんだ?不思議か?すべてのバイオロイドは人間を愛するように作られてんだ。
私だって例外じゃねーよ。 - レモネードガンマ:
デルタみてーに歪むこともあるけどな。
- レモネードガンマ:
それとも何だ?
- レモネードガンマ:
裸になって温め合いたかったか?
ほら、正直に言ってみろよ。 - ……
- レモネードガンマ:
カハハッ!冗談だよ!睨むな睨むな!
気ィ失ってる間、触ったりもしてねーから安心しろ。 - レモネードガンマ:
まぁ、体の方はその気みてーだけどな?カハハッ!
- 主人公:
- ガンマはそう言って俺の下半身に目を向けていた。
- 主人公:
- 生理現象だけど、言い訳する気にならなかった……
- レモネードガンマ:
くくく…最後の男、周りには自分に付き従うバイオロイドたち……
- レモネードガンマ:
そうなるのも仕方ねー…オルカのセイカツは楽しそうだな。
- レモネードガンマ:
龍の奴ともヤッたのか?
- …………
- レモネードガンマ:
カハハハハッ!おもしれー!あの龍がなぁ!
- レモネードガンマ:
出来れば一回見てみたいな…!くくくく…!
- レモネードガンマ:
さて、たのしーお喋りはこの辺にして…
真面目な話をしよう。 - レモネードガンマ:
詳しいことは知らねーが、見たところ、良い状況じゃねぇようだな?
- レモネードガンマ:
まぁ、こっちも大して変わらねぇが。
- レモネードガンマ:
どーだ?ここは同じ状況に置かれた者同士、協力しないか?
- レモネードガンマ:
ンだ?その顔は?
- いや、お前がそんなこと言い出すとは思わなかったから…
- レモネードガンマ:
そんなに驚くことか?
龍とは背中を預け合って戦ったこともあるんだぞ。 - 確かにそうだったね。
- 主人公:
- ふと俺の体にかけられたガンマのコートに目をやる。
- 主人公:
- 気持ち…か。
- じゃあ…よろしく。ガンマ。
- レモネードガンマ:
カハハッ!いいねぇ!
ぜひ龍みてーに私をときめかせてくれよ、オルカの司令官。 - レモネードガンマ:
あっ、その前に……そうだ。
これは聞いとかねーとな。 - レモネードガンマ:
司令官、私はお前がオルカでどんな事をしてよーが構わねぇ……
- レモネードガンマ:
龍との関係も私の知ったこっちゃねぇ……
- レモネードガンマ:
だが…
- ???
- レモネードガンマ:
子供には手ぇ出してねぇだろーな?
- 主人公:
- これはしっかり説明しないといけないな……