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Transcription
- レモネードガンマ:
ほーん?そういうことか…
状況は概ね理解した。 - 主人公:
- 俺はそれから数時間ほど体を休め、
何とか動き回れるくらいには回復した。 - 主人公:
- ガンマにはその間、北部戦線に来ることになった経緯と鉄虫の襲撃、
そしてバイオロイドたちが動かなくなる現象のことを話した。 - レモネードガンマ:
ロデーの奴…オメガとイプシロンに連絡しろっつったのに……
チビに連絡するなんて…… 後で会ったら覚悟しとけ…… - レモネードガンマ:
とにかく、そういうことならロデーには大体のことは聞いてるだろ?
私らポセイドンもお前たちと状況は似ている。 - レモネードガンマ:
アナイアレイターはハッキングされたみてーでダウン、
艦船制御システムで制御されてたAGSもすべて接続が切れた。 - レモネードガンマ:
しかも、それだけじゃなく鉄虫の奴ら、侵食免疫回路まで突破して
感染し始めやがった。 まぁ、一つ残らずぶっ壊したがよ。 - レモネードガンマ:
そんなことをしてたら連結体っぽい奴を見つけて
殺そうと思って追いかけてたんだが……上手いこと逃げられてな…… - レモネードガンマ:
その途中でお前を見つけたって感じだ。
- 連結体と遭遇したんだよな?
- 大丈夫だったのか?
- レモネードガンマ:
どういう意味だ?
- レモネードガンマ:
ああ、なるほど……
バイオロイドたちが動かなくなるっつー現象のことか。 - レモネードガンマ:
結論から言うと、私は大丈夫だった。
- レモネードガンマ:
奴に何か特別なことをされた覚えもねーし、私も何かを防いだわけでもねー
- レモネードガンマ:
まぁ、単純にお前たちオルカの気合いの問題だった可能性もある…
ふん、龍の奴も昔に比べたら大分腑抜けたみてーだしよ。 - レモネードガンマ:
ふむ…でも龍までやられてたら、それはそれでガッカリだな……
- 主人公:
- 気合いの問題?
- 主人公:
- そんなわけない。あの時のペロは明らかに何かの影響を受けていた。
- 主人公:
- 催眠?楽園の時のような洗脳の一種か?でも、偵察を出した時はあの時みたいな
大規模ホログラム施設とか装置はなかった。 - 主人公:
- それともベータのケストスヒマスのようなモジュールのハッキング?
いや、あの時のペロは特に接触されることなく動けなくなった。 - 主人公:
- でも、どうしてガンマは平気なんだ?レモネードだから?
それともケストスヒマスを持っていたから? - 主人公:
- ダメだ…情報が少なすぎる。
だからってこの状況で下手に動くわけにはいかない…… - レモネードガンマ:
ふっ…
- 何で笑う。
- レモネードガンマ:
いや?ただ悩んでるお前の顔が面白くてな。
考えてみたら、そんな焦った顔は初めて見るな? - レモネードガンマ:
何を悩んでいるのかは分かるぞ?
- レモネードガンマ:
でも、現時点では相手の能力が分からねぇから
どうすることも出来ねぇ…… - ……
- レモネードガンマ:
カハハッ、図星か?
- レモネードガンマ:
お前の指揮がすげぇってことは知ってる。
それでも答えが見つからねー時は、とりあえずぶつかってみるってのも手だ。 - レモネードガンマ:
恐れず前に突き進む。
それが解決に結びつくこともある。 - レモネードガンマ:
そして、私が知ってるお前はそういうことができる奴だと思ってる。
- 何が言いたい。
- レモネードガンマ:
お前と初めて会った時、お前はオメガがいるアメリカ大陸にやってきて、
私とも堂々と握手をした。 - レモネードガンマ:
私はその時、お前のことをおもしれ―と思った。
- レモネードガンマ:
そして、休戦協定の時もベータに何を言われたかは知らねーが
直接カラカスにやって来た。 - レモネードガンマ:
この前のチビの件で私がお前に会いに行った時もそうだ……
- レモネードガンマ:
私が言うのもナンだが、私と面と向かって立ってられるってのは相当なことだ。
人間でそれができたのは、うちの会長くらいしかいなかった。 - レモネードガンマ:
他の人間たちは目を合わせるどころか情けなく逃げ出してたよ。
- レモネードガンマ:
だが、お前はいつも逃げずに私と向き合っていた。
- レモネードガンマ:
だからこそ、お前を助けたのかもな。
- 主人公:
- ……
- レモネードガンマ:
ん?何だ、その顔は。
- いや、何でもない。
- 主人公:
- 今……褒められたのか……?
- レモネードガンマ:
そうか?まぁ、話が長くなったが……つまりはだ。
- レモネードガンマ:
無駄に悩んでねーでとりあえず何かやってみよーぜ…ってことだ。
- それはガンマだから言えることなんじゃないか?
- レモネードガンマ:
カハハッ!じゃあいいじゃねーか!
今ここに私がいるんだから。 - レモネードガンマ:
さぁ、司令官、思う存分私を使ってみろ。
こんなチャンス滅多にねーぞ? - 主人公:
- 恐れずに突き進む…とりあえず何かやってみる…か……
- 主人公:
- 確かに今はそれしかないか……
- 主人公:
- これ以上グズグズしていたら状況は悪くなっていく一方だ。
それに何より動けなくなった隊員たちを助けないと。 - 主人公:
- だったら……
- よし、ガンマ。お前の案に乗ってやる。
- 一緒に暴れよう。
- レモネードガンマ:
カハハッ!そうこなくっちゃなァ!
それでこそ私が一番大好きな人間だ! - レモネードガンマ:
さぁ、見せてもらおうか!
お前がどんだけ私を暴れさせてくれるか!