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Transcription
…この手を絶対に離さない。
悪竜からミッドガルドを取り戻すために、竜殺しの冒険は続いた。
別次元の平行世界からやって来た巨大な氷の竜は、竜殺者に尋ねた。
[誰よりも強い意志を持った人の子よ。
そなたの決意に満ちた瞳の奥に切実な願いが見える] [そなたがその願いを叶えられるよう私が手を貸そう]
[私と契約し、共に悪竜からミッドガルドを守護しよう]
[盟友よ、そなたは誰よりも強い意志を持っておる]
[しかし、そなたは心のどこかでいつも独りになろうとしている……]
[強さとは…時に人を孤独にする]
[だが、そなたのその強さを乗り越えて、
そなたの孤独を埋めてくれる者が現れるだろう] 霧に包まれた湖のほとりにある赤い古城、
そこで伝説として語り継がれた真祖の姫君は竜殺者に言った。 [貴様が噂の竜殺者か]
[なるほどなるほど…余と同じようにこの世のものではない力を感じる]
[よし、決めた!貴様!余の眷属となれ!]
[な、何!?断るだと!?ええいっ!貴様の意思など聞いてはおらん!
これは余の決定である!余の決定は絶対だ!] [まったく……愚かな奴だ……]
[そんな下らぬ理由で余を守ったのか……?]
[…ぁ、ありがとう。ふ、ふん!何でもない!やはり貴様、余の眷属となれ!
もう一度言うが、貴様の意思など関係ない!これは余の決定である!] ミッドガルドで最も高い山脈を支配する偉大なハーピーの王は、
竜殺者をあざ笑った。 [氷の竜、生意気なガキ、そしてただの人間?ははは!面白い組み合わせだな]
[俺様はここを支配する偉大なるハーピーの王。
残念だがお前たちの旅はここまでだ] [故あってお前たちを通すことは出来ない]
[俺様にも使命がある…!
それを全うすることがハーピーを統率する王としての責任だ!] [皆を守るためなら俺様は何でもする!迷っている暇などない!]
[ハハハ!お前たちに出会えてよかった!]
[お前の正義が俺の目を覚ましてくれた。ありがとう、友よ]
最後に残った最凶の悪竜は、竜殺者を理解することはなかった。
[なぜまだ動ける?なぜ足掻く?]
[お前の仲間たちはすでに深き闇に飲み込まれた。
もうここから抜け出すことは出来ない] [終わった命、諦めることこそが唯一の救いだ。
なぜそれが分からない] [はははは!いいだろう、竜殺者!
それならば…お前のその光すら飲み込んでやろう!] …絶対にこの手を離さない。
だから…君も俺の手をずっと握っててくれ。
彼女は竜殺者にこう言った。
[はい。いつまでも…この世の最後まで……]