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Transcription
- レモネードガンマ:
……
- レモネードガンマ:
いつからだったか…?
- レモネードガンマ:
怒りに身を任せて戦いを求めるようになったのは……
- レモネードガンマ:
最初から?それとも私がそうなることを望んだ結果か?
- レモネードガンマ:
ポセイドンインダストリーの会長…アレクサンドロスによって生まれた
憤怒のレモネード… - レモネードガンマ:
あいつの怒りと血肉飛び散る戦いを追い求める狂気に従って私は行動した。
- レモネードガンマ:
そして…それがいつからか私の望みになっていた。
- レモネードガンマ:
私はあいつの怒りと狂気の代弁者となり、邪魔するものをすべて壊す。
- レモネードガンマ:
それが私の生まれた理由、存在意義…
- レモネードガンマ:
そうすれば…
- レモネードガンマ:
私の存在を認めてくれると思った。
私を認めてくれるのはあいつしかいないと思っていた。 - レモネードガンマ:
だが、そんな日が来ることはなかった。
目覚めることのない永遠の眠りに落ちるその日まで…… あいつは私を他のバイオロイドと同じ戦争の道具としか見てくれなかった。 - レモネードガンマ:
戦争の道具。それ以上でもそれ以下でもない。
- レモネードガンマ:
私はこれからもずっと……戦いを求め続けながら生きていくんだろう……
- レモネードガンマ:
……
- レモネードガンマ:
だが、まったく…不思議だな……
- レモネードガンマ:
そんな私が一体いつからこんな風になっちまった?
- レモネードガンマ:
すぐにピーピー泣くおっちょこちょいを拾った時か?
- レモネードガンマ:
使えそうだと思ったうるせーチビを拾った時?
- レモネードガンマ:
………それとも……
「真面目に聞くぞ」
「降伏して、俺の命令を聞かないか?」
- レモネードガンマ:
くくくくっ……ぷはははっ!そーだな!そうだった。
- レモネードガンマ:
最初はただおもしれー人間としか思ってなかったが……
- レモネードガンマ:
私は…あいつに認められたかったのか…
- レモネードガンマ:
ただの戦争の道具でなく、一人の存在として。
- レモネードガンマ:
正直、少し後悔してる……
こんなことになるなら…もう少し早く気付けばよかったってよ…… - レモネードガンマ:
最後の人間の仲間になった“レモネードガンマ”か……
- レモネードガンマ:
カハハッ、やっぱ話になんねーな……
- レモネードガンマ:
でも……いつか壊れる夢だったとしても……
- レモネードガンマ:
あいつらと一緒に……その夢を見てみたかったな……
- レモネードガンマ:
うーん……
- 起きた?
- レモネードガンマ:
この声は……
- レモネードガンマ:
オルカの…司令官…?
- レモネードガンマ:
ここは…?
- 輸送艦の医務室だよ。
- レモネードガンマ:
私は…生きてるのか?
- うん。あの洞窟の時とは正反対の状況だね。
- レモネードガンマ:
どうして……
- 話せば長くなるけど…もし理由を聞いてるんなら…
- 俺は、オルカの隊員を絶対に見捨てない。
- レモネードガンマ:
……なぁ……
- レモネードガンマ:
私はお前の下についた記憶はねーんだが?
- そうだっけ?じゃあ助けちゃまずかったか…
- レモネードガンマ:
かははっ…まったく……おもしれ―やつだなお前は……
- 主人公:
- そう言うと、ガンマはようやく自分の状態を理解したのか手で体を覆った。
- レモネードガンマ:
それで?私をこんな格好にしてどうするつもりなんだ?
- レモネードガンマ:
まさか、眠ってる間に手ぇ出したんじゃねーだろーな?
さすがに悪趣味だぞ、司令官。 - そこは大丈夫。治療のために脱がせただけだから。
- レモネードガンマ:
本当か…?
- 俺の信頼度…低くない?
- レモネードガンマ:
お前の日頃のセイカツを考えれば誰だってそーなる。
- だから…そこまでじゃないって……
- レモネードガンマ:
本当か?本当にそうか?
自分の胸にしっかりと手を当ててみろ。 本当にガキどもに胸張って健全な生活してるって言えるか? - …………
- レモネードガンマ:
カハハハッ!ほら見ろ!この淫欲人間。
- 少なくともみんな幸せな生活してるから。
- それよりガンマ、お前はこれからどうするんだ?
- レモネードガンマ:
どうするって……
オイ、この私に“新しく書き込まれた情報”…… お前、やっぱ私に手ぇ出してんじゃねーか。 - レモネードガンマ:
私に選択肢なんてあんのか?なぁ?ポセイドンインダストリーの会長さんよ。
- 仕方なかったんだよ。あれがなければ使う予定もなかったし。
- 強制はしないよ。望むなら元に戻したっていい。
- レモネードガンマ:
カハハッ、逆に私への信頼度は高いみてーだな。
- レモネードガンマ:
……
- レモネードガンマ:
オイ、オルカの司令官。
- レモネードガンマ:
お前にとって私は…どんな存在だ?
- 厄介で、できれば関わりたくない存在かな。
- レモネードガンマ:
……
- でも。
- 一緒に戦った時は本当に頼もしかった。
- これ以上の言葉は要らないだろ?お前のことが必要だ、ガンマ。
- 俺とオルカのために一緒に戦ってほしい。
- レモネードガンマ:
……そうかよ……
- レモネードガンマ:
お前は…私が必要なんだな?
戦争のためじゃなく、誰かを一緒に守るための一人の存在として。 - レモネードガンマ:
…司令官…ありがとう…
助けてくれて……そして、必要だって言ってくれて。 - レモネードガンマ:
これから、お前が作ってくれた居場所を守るために戦おう。
私にとっちゃ…夢物語みてーな場所だがよ。 - 夢でも何でもないし、俺だけで作ったわけでもないよ。
- メローペ:
マスター!ガンマさんが目を覚ましたってホント!?
- メローペ:
あっ!大丈夫ですか?私のこと、わかりますか?
- ロデー:
ふえぇぇぇぇ~ん!!ガンマ様ァ!!よがっだぁ~!!
このままガンマさんが目を覚まさなかったらどうじようがど~…!!! ふえええぇぇぇぇぇ~ん!!! - ロデー:
絶対ロデーが臨時副官になったせいだって思ってたからぁ~!!
- マーリン:
ほほ、ほほらね?私ちゃんの言った通りでしょ?
ガンマ隊長は最強だから大丈夫だってさぁ! - メローペ:
それにしては体が震えてるじゃん。
そんなこと言って心配してたんでしょ?マーリン。 - マーリン:
はぁ!?震えてないし!ていうか、ガンマ隊長!
オルカの隊員になったってことは私ちゃんの夢ももうすぐ実現するってことですね! やったー! - レモネードガンマ:
メローペ…ロデー…マーリン…
- ね?ガンマ、お前が作った居場所だよ。
- レモネードガンマ:
はは…そーだな…確かにお前の言う通りだ。
- 主人公:
- ガンマは静かに笑った。
- 主人公:
- そこには憤怒や破壊の化身ではなく……
- 主人公:
- ただ三人を優しく見つめる一人の女性がいるだけだった。