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レモネードゼータ
凄いですね。素直に感心します。

Transcription

  1. レモネードゼータ:

    凄いですね。素直に感心します。

  2. レモネードゼータ:

    たったそれだけしかいないのに殺せないなんて。

  3. レモネードゼータ:

    やはりあなたは規格外の存在です。

  4. レモネードゼータ:

    ですが……

  5. 主人公:

    - ゼータが手を軽く振ると、周囲の閉ざされていたドアが開き、大量のゴブリンが勢いよくなだれ込んできた。

  6. レモネードゼータ:

    ゴブリンはまだいます。

  7. レモネードゼータ:

    いくらあなたでもこの数を相手にし続けるのは不可能でしょう。

  8. 主人公:

    - 消耗戦は正直厳しい。

  9. 主人公:

    - 隊員たちの疲労もかなり溜まっているはず……このまま戦い続ければ必ず誰かが死ぬ。

  10. 主人公:

    - 早期に決着をつけるためにも……

    1. ラビアタ…リリス……
  11. ラビアタ:

    はい、ご主人様。

  12. ブラックリリス:

    はい。

    1. ゼータに接近する。俺を守ってくれ。
  13. ラビアタ:

    …わかりました。

  14. ブラックリリス:

    言われずとも必ず守ります。

  15. 主人公:

    - レモネードを制圧するために作った特製の弾丸は発射する直前にMk.217を使って遺伝子情報を入力する必要がある。

  16. 主人公:

    - つまり、俺がゼータに接近して撃ちこまなければならない。

  17. レモネードオメガ:

    私も一緒に行きます。

    1. オメガ?
  18. レモネードオメガ:

    別にあなたのためじゃないから……ケストスヒマスを取り返すため。

  19. レモネードオメガ:

    ゴブリンたちにアルファのハッキングが通じないのは、ゼータがケストスヒマスで防御しているからです。

  20. レモネードオメガ:

    だから、ケストスヒマスさえ取り返せれば、ゴブリンも無力化できる。

    1. 取り返せるの?
  21. レモネードオメガ:

    …私を誰だと思ってるの?こういう時のための保険は作ってるわ。

  22. レモネードオメガ:

    近づくことさえできれば、制御権を取り返すことが出来る。

    1. ……分かった。
  23. レモネードゼータ:

    作戦会議は終わりましたか?

  24. レモネードゼータ:

    何をしようとしているのかは分かり切っています。

  25. レモネードゼータ:

    最後までお付き合いしてあげたいところですが……

  26. レモネードゼータ:

    残念でしたね。時間となりました。

  27. 主人公:

    - ゼータは勝利を確信したのか、ニヤリと笑って見せた。

  28. 主人公:

    - それと同時にゼータの背後にあった巨大な輪のような機械装置が光を発し始め、その光は回転し、渦を作り、強烈なプラズマを発生させた。

  29. レモネードゼータ:

    ああ!これで“あの方”がおられる世界と繋がる!

    1. ラビアタ!リリス!
  30. 主人公:

    - ラビアタとリリスがゼータに向かって駆け出し、俺とオメガはその後ろについて走る。

  31. 主人公:

    - きっとゲートはまだ完全に繋がってない!ゼータを止めればまだ間に合うはず…!

  32. 主人公:

    - ゼータが射程に入った…!

  33. 主人公:

    - そして、俺が狙いを定め、引き金を引こうとした瞬間……

  34. レモネードゼータ:

    な…!?扉の制御が…!エネルギーが逆流している…!?ヘスティア!どういうことですか!

  35. 主人公:

    - 装置の中心に集まっていたプラズマは大きく乱れ、激しく明滅し始めた。

  36. 主人公:

    - 制御に失敗…?これは……!

    1. ダメだ!全員逃げろ!!!
  37. ブラックリリス:

    ご主人様!手を!!!

  38. 主人公:

    - 俺はリリスに手を伸ばした。

  39. 主人公:

    - が、次の瞬間―

  40. 主人公:

    - 強烈な光が俺たちを襲い、全てを飲み込んだ。