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Transcription
- 主人公:
- 数回の戦闘の末、俺とオメガはゴブリンたちをすべて処理し切った。
- 主人公:
- 遭遇するのはゴブリンだけでゼータの姿はなかった。
- 主人公:
- このゴブリンたちは俺たちと同じようにあの光に巻き込まれて
この世界に来たのだろうか? - レモネードオメガ:
それにしても…
- レモネードオメガ:
工場で見た時も思ったけど……あなた、アラスカで見た時と動きが全く違うわね。
- レモネードオメガ:
本当に人間?
- 俺は普通の人間だよ。
- レモネードオメガ:
どこが普通なのよ……普通の人間は……
- レモネードオメガ:
……
- 主人公:
- オメガは何か言いたげに俺を見ていたが、
なかなか言葉が見つからないようで押し黙ったままだった。 - 主人公:
- 普通の人間…か……
オメガは滅亡前から人間をたくさん見てきたんだよな…… - 主人公:
- 考えてみると、俺はオメガのことをそんなに知らない。
- 主人公:
- 知っていることと言えば、オルカの敵であることと
今までしてきたことだけ…… - 主人公:
- してきたことを考えればオメガは十分悪だと言える……
- 主人公:
- でも、カラカスでのことがどうしても頭をよぎる。
なぜあの時俺たちを見逃してくれたのか…… なぜベータは安らかな笑みを浮かべて死んでいたのか…… - 主人公:
- オメガという人物がよく分からない。
- 主人公:
- 過去に人間と何かあったというのはなんとなく察するが……
- 主人公:
- それなら尚更 俺は正直に言うべきだ。
- 確かにあの弾丸はレモネードに使うために作った。
- それは紛れもない事実だよ。
- みんなを守るために作ったんだ。
- 自分自身を、オルカのみんなを、そして……
- お前たちレモネードのこともね。
- レモネードオメガ:
私たちを…守る?
- 主人公:
- オメガの言う通り、確かに卑怯で卑劣な方法かもしれない。
- 主人公:
- でも、俺は殺し合うより時間がかかっても話し合いたいと思った。
- レモネードオメガ:
……
- レモネードオメガ:
やっぱり信じられないわ。
- レモネードオメガ:
今さらもう一度信じるなんて……出来ない。
そうするにはあまりにも多くのものを犠牲にしてきた。 - ……
- レモネードオメガ:
…でも…
- 主人公:
- オメガはゆっくりと俺に近付き、俺の右手をとった。
- 主人公:
- 見ると、さっきの戦闘で怪我をしてしまったのか手の甲から血が流れていた。
気が付かなかった…… - 主人公:
- そして、そのままオメガはポケットからハンカチを取り出し、
俺の手に巻いてくれた。 - 主人公:
- そのハンカチは……
- 主人公:
- 俺がよく知っているオルカのマークが刺繍されたものだった。
- レモネードオメガ:
カラカスではこうやって巻いてくれたわね。
あの時のことは…感謝してるわ。 - 主人公:
- オメガはそう小さく言って俺から離れた。