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Transcription
- 主人公:
- メローペの話を聞いた俺たちは、
直ちに部隊を編成して北部戦線へと向かった。 - メローペ:
……
- メローペ、大丈夫?
- メローペ:
マスター…うん。
ありがとう…… - メローペ:
救助要請を受けた時は慌てちゃったけど、もう大丈夫。
- メローペ:
ガンマさんのことはよく知ってるから。
- メローペ:
いざ着いたら実は大したことじゃなかったってパターンかもしれないし!
- メローペ:
もしかしたら間違って要請しちゃったとか!
うん、ロデーなら十分あり得るよ。 - 主人公:
- メローペは平気そうな口調で話してはいるが、
手は震えていて、顔も強張っていた。 - 主人公:
- 俺はメローペのそばによって頭を撫でる。
- メローペ:
ま、マスター?
- 大丈夫だよ。それに……
- もし何かがあったとしても、それはメローペのせいじゃないから。
- 主人公:
- メローペがまた何もかもを背負い込もうとしているように見えた。
- 主人公:
- 自分がポセイドンから離れずに北部戦線に居続けていたなら…
- 主人公:
- こんな事態にはならなかったのではないかと。
- メローペ:
えへへ…やっぱりマスターはアルキュオネお姉ちゃんが話してくれた通りの人だね。
- メローペ:
マスター……
- メローペ:
ありがとう、救助要請を受けてくれて。
緊急会議では断るって意見も出てたのに…… - 可愛いメローペのお願いだからね。当然でしょ。
- メローペ:
あははっ、何それ。
- 主人公:
- …あのポセイドンの救助要請……
そして、最近起きた事件や鉄虫の動きの変化…… - 主人公:
- 俺が知らないところで何かが起きているのかもしれない。
- 主人公:
- 今後のことに備えるためにも、できるだけ多くの情報を確認するべきだ。
俺の目で。 - 主人公:
- 今回は小さなことでも見逃してはいけない気がする。
- 主人公:
- そして、ガンマには返さないといけない借りの“おつり”がある。
- 主人公:
- 到着までまだ時間がかかるので念のために艦内を見回っていると、
マーリンと龍が話しているのが見えた。 - 何してるの?
- マーリン:
あっ、アーサー!むりゅ隊長と一緒にガンマ隊長をどうやったらオルカに
入るよう説得できるか話し合ってたんだ。 - 無敵の龍:
ふふっ…結局戦って勝つ以外の方法が思いつかないがな……
- 主人公:
- 俺も今のところそれしかいい方法が浮かばない……
- マーリン:
別の方法があれば良いんだけどねぇ…隊長の戦闘欲求を満たしつつ、
血の流れない戦闘…… - …マーリンは案外平気そうだね?
- マーリン:
平気って何が?
- 主人公:
- 俺はメローペの様子を話した。
- マーリン:
ふ、ふ、ふ…やっぱりガキはガキだね!
隊長のそばにいたくせに何も知らないんだから! - マーリン:
私ちゃんは何十年もの間イメージトレーニングしてたから知ってるよ!
- マーリン:
隊長は常に最強!絶対強者!
- マーリン:
だから心配することなんてないね!
今ごろ、何もかも解決してるんじゃない? - マーリン:
あ、アーサーはもちろん別だよ!
私ちゃんのイメージではアーサーがいつも勝ってるから!安心して! - 主人公:
- 一体何をイメージしてるんだ……?
- 主人公:
- こいつ…どんどんタロンフェザーみたいになっていってるな。
- 無敵の龍:
小官もマーリンの意見には同意する。
- 無敵の龍:
一緒に戦っていた時代のことを考えると、
ガンマが誰かに負けるという姿は想像しにくい。 - 無敵の龍:
もちろん、主は例外だ。
- 無敵の龍:
それとも、主はガンマが何者かに負ける想像ができるのか?
- 主人公:
- うーん……
- 主人公:
- 単騎で地形を変え、数百メートルを跳躍し、
ミサイルすら防げるというガンマが? - 確かに想像つかないな…
- 無敵の龍:
そういうことだ。むしろ小官は到着したら戦う相手はガンマだった…
という心配をしている。 - 主人公:
- …本当にそう思えるのが怖い…
- そういえば今まで詳しく聞かなかったけど…
- 昔のガンマとの仲はどうだったの?仲良しだったわけじゃないだろうけど。
- マーリン:
あ、それ私ちゃんも気になってました!昔のお二人の関係!
- 無敵の龍:
意外と思うかもしれないが、初めて会った時と最後を除けばそれほど悪くなかった。
むしろ良かった言える。 - 無敵の龍:
互いに背中を預け戦い、ガンマの修練にもよく付き合っていた。
- 主人公:
- 龍と戦いたがるあの姿しか知らないから正直意外だ。
- 無敵の龍:
ガンマと初めて会ったのはブラックリバーとPECSが同盟を結び、
三安を相手に戦っていた第二次連合戦争の時のことだ……