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Transcription
- 主人公:
- あれからしばらく俺たちは元の場所に戻るために周辺を探索したが、
これといった収穫はなかった。 - 主人公:
- この世界に来てどれくらいの時間が経っただろうか?
- 主人公:
- これまで出会ったのはオメガを除けばゴブリンだけ……
あの場にいたオルカの隊員たちは光に巻き込まれなかったということか? - 主人公:
- いや、巻き込まれたからといって必ずしも同じ場所に飛ばされたとは限らない。
- 主人公:
- 今は救助を待つしかないのか……
- 主人公:
- 最悪の場合―
- レモネードオメガ:
流石のあなたも表情が優れないようね。
- レモネードオメガ:
こんな状況なら仕方ないでしょう。
- レモネードオメガ:
最悪の状況を想像しているようだけど、先に言っておくわ。
- レモネードオメガ:
ここであなたと一生二人きりで暮らすなんて御免だから。
- 滅茶苦茶嫌がるじゃん。
- レモネードオメガ:
そうよ。滅茶苦茶嫌よ。だからどんな手を使ってもいい。
元の世界に戻る方法を考えて。 - レモネードオメガ:
あなたはどんな状況になっても諦めない…そういう人間でしょう。
- 今度は急に褒めるじゃん。
- レモネードオメガ:
…別に褒めてないわ。厄介な人間だと思ってるだけ。
- そうか、でもありがとう。少し元気になれたよ。
- レモネードオメガ:
それはよかったわね。じゃあ……
- レモネードオメガ:
……
- オメガ?どうした?
- レモネードオメガ:
あれは…なに?
- 主人公:
- 俺はオメガの視線を追ってゆっくりと振り返った。
- 主人公:
- そこには不気味としか言いようのない巨大な穴が空に開いていた。
- レモネードゼータ:
また会いましたね。最後の人間。
- ゼータ…
- 主人公:
- 俺たちが巨大な穴が出現した場所へ向かうと、
そこには例のゲートを発生させる装置とゼータがいた。 - 主人公:
- ゼータはこちらには目も向けず端末を操作している。
- 失敗したくせに、まだ続ける気か。
- レモネードゼータ:
私は科学者です。
科学者にとって失敗とは成功へ続く階段のようなもの。 - レモネードゼータ:
前回は外部からの影響で失敗しましたが、
問題ありません。 - レモネードゼータ:
それなりに興味深い観察となりましたから。
- レモネードゼータ:
前回のことを分析し、次に活かすだけです。
- もうやめろ。たくさんの命が犠牲になる。
- レモネードゼータ:
偉大な進歩のためです。許容してください。
- 進歩?どこが進歩なんだよ。
- 自分がただやりたいことをやってるだけだろ。
- レモネードゼータ:
はぁ……
- レモネードゼータ:
しつこい……
- レモネードゼータ:
自分の主観で語らないでください。
- レモネードゼータ:
やりたいことをやってるだけ…その通りです。
進歩こそ私のやりたいことなのですから。 - レモネードゼータ:
だいたい、自分の望みを叶えようとしていることの何が問題なのです?
- レモネードゼータ:
この世界はすでに滅び、残ったのはこれ以上発展の見込みがない
旧時代の残りカスだけ… - レモネードゼータ:
そんなものよりも新たな可能性に期待する方が
はるかに正しい選択だと思いませんか? - 正しい…?
- レモネードゼータ:
何故そう難しく考えようとするのですか?
- レモネードゼータ:
滅亡した世界を捨て、“あの方”のいる新たな世界を選ぶ。
- レモネードゼータ:
ただそれだけの単純な話ではないですか。
- レモネードゼータ:
……はぁ、時間を無駄にしただけでしたね。
そろそろ扉を開きましょう。 - レモネードゼータ:
ですがその前に……
- 主人公:
- ゼータが手で合図をすると、彼女の背後からゴブリンたちが姿を現した。
さっき戦った時よりも多い…… - レモネードゼータ:
失敗に繋がりかねない要素は排除すべきです。
- レモネードゼータ:
さようなら、最後の人間。
あなたはそれなりに興味深い存在でした。 - ???:
ご主人様!頭を下げてください!
- レモネードオメガ:
うっ!?
- 主人公:
- 俺はすぐにオメガに覆いかぶさり身をかがめる。
- 主人公:
- すると一瞬間を置いてプラズマを帯びた大剣が回転しながら
頭上を飛んでいき、ゴブリンたちを次々に切り裂いていった。 - 主人公:
- そして、大剣はブーメランのようにこちらへ戻ってきて、
いつの間にか俺の横に立っていたラビアタがそれをキャッチした。 - ラビアタ:
怪我はありませんか?ご主人様。
遅くなってしまいました。 - 大丈夫だよ。いいタイミングで来てくれた、ラビアタ。
- レモネードオメガ:
もう少し優しくしてくれませんか…
- レモネードオメガ:
今は協力関係だったのでは…?
- ごめん、気を遣ってる余裕がなかった。
- レモネードオメガ:
はぁ……やっぱりメイドは主人に似るものですね……
- レモネードゼータ:
ラビアタプロトタイプ…あなたまでこちらに来ていたんですね。
- ラビアタ:
私が来た以上、ご主人様に手出しさせません。
- 最後にもう一度言う。降伏しろ。
- レモネードゼータ:
凄い自信ですね。バイオロイドがたった1機増えただけで。
- レモネードゼータ:
私も最後にもう一度言います。
“あの方”の意思を邪魔する者は誰であれ許しません。 - そうか…わかった。
- レモネードゼータ…
- お前は…俺たちの敵だ。
- 主人公:
- ゼータはゆっくりと俺に近付いて来た。
- レモネードゼータ:
全ての実験は観察から始まります。
- レモネードゼータ:
観察し、把握し、理解できれば
やがてすべてを制御できるようになる。 - レモネードゼータ:
私が今回観察したのは、最初の箱であり……
- レモネードゼータ:
“あの方”に与えられた最初の課題。
- 主人公:
- 言い終わると、周囲に散らばっていたゴブリンの死体が浮かび上がり……
- 主人公:
- ゼータのもとに集まって“融合”し始めた。
- レモネードゼータ:
ふふふふふ……あははははははは!!!
- レモネードゼータ:
感じる!“あの方”のお力を!“あの方”のご意思を!!
- レモネードゼータ:
実験は終わりました。
今こそすべてを制御し、“あの方”のご意思に従う時! - レモネードゼータ:
すべては“あの方”の御心のままに!