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Transcription
- 主人公:
- 俺は最後に残った仕事を終わらせるために再び鉄の工房を訪れた。
- イングリッシュ・
シェパード:
なぁ、気持ちは分かるけど、ちょっと急ぎ過ぎじゃないか?
- レモネード
イプシロン:
急がないなんて無理だよ……
- レモネード
イプシロン:
ドハマりしてたゲームの大規模アップデートの日よりも興奮してるんだから……
- イングリッシュ・
シェパード:
あんたは何でもゲームで例えるな……
- 主人公:
- 奪還部隊の報告によると、イプシロンの体を取り戻すことには成功したが、
体はすでに制御権を奪われた状態で、意識を戻すことは出来なかったそうだ。 - 主人公:
- そのため戦いが終わった後、一度体を鉄の工房内の保管装置に戻し、
アルファやアザズたちオルカ技術部に頑張ってもらい、 何とか体の制御権を取り戻すことに成功した。 - イングリッシュ・
シェパード:
ごめんね、司令官…忙しいのに付き合ってもらって。
- 大丈夫だよ。俺にとっても大事なことだから。
- それにしても二人とも仲が良いね。
- イングリッシュ・
シェパード:
もちろん。一緒にドライブするくらい仲良しだよ。
- レモネード
イプシロン:
何がドライブだよ……うっ……思い出したら気持ち悪くなってきた……
- イングリッシュ・
シェパード:
恥ずかしがるなよ。また連れてってやるからさ。
- イングリッシュ・
シェパード:
ところで……イプシロン。
- レモネード
イプシロン:
何?
- イングリッシュ・
シェパード:
実はあんたがラスボスだったとか…そういうパターンはないよな?
- レモネード
イプシロン:
……
- イングリッシュ・
シェパード:
ゲームとかでよくあるじゃん。
途中で仲間になったやつが真の黒幕で…… - イングリッシュ・
シェパード:
実は主人公たちに自分の復活を手伝わせてたってやつ。
- レモネード
イプシロン:
シェパード、君が私のことどう思ってるのかよーくわかったよ……
- レモネード
イプシロン:
そんなシナリオだったらもっと上手くやってるよ……
- イングリッシュ・
シェパード:
ごめんごめん、冗談だよ。
- レモネード
イプシロン:
……
- 主人公:
- しばらくして、俺はイプシロンの体が保管されている中央制御室に到着した。
- レモネードアルファ:
旦那様、いらっしゃいましたか。
- どんな感じ?
- レモネードアルファ:
準備完了です。障害となるプログラムは全て処理しました。
- じゃあ、これで本当に……
- レモネードアルファ:
はい、イプシロンの体は自由です。
- 主人公:
- 俺はイプシロンに頷いた。
- 主人公:
- 静かに目を閉じているバイオロイド。
- 主人公:
- その様子はまるで童話の中に出てくる眠り姫のようだった。
- 主人公:
- イプシロンは自分の本当の体に近付く。
- レモネード
イプシロン:
ただいま。
- レモネード
イプシロン:
待たせてごめんね。
- レモネード
イプシロン:
ずっと一人で大変だったでしょ?
今まで本当によく耐えてくれたね……ありがとう。 - レモネード
イプシロン:
もう絶対に離れないよ……
- レモネード
イプシロン:
“イレイナ”
- 主人公:
- その言葉を最後にポップヘッドは項垂れて動きを止めた。
- 主人公:
- 彼女の体は……
- 主人公:
- 安らかに目を閉じていた眠り姫は……
- 主人公:
- 魔法が解けたようにゆっくりとその目を開き……
- 主人公:
- 眩しそうに顔をしかめた。
- 主人公:
- そして、ゆっくりと周りを見て俺と目を合わせる。
- イプシロン?
- ???:
…………
- ???:
ははは…本当に君は馬鹿だよ……
- ???:
君のおかげで…私は復活した…!
- …………それはどういう反応をすればいいんだ?
- ???:
ふふ…冗談だよ。
驚いた? - じゃあ質問……
- “オルカ&ファイター”の隠しキャラ、アルマンの出現コマンドは?
- ???:
D、C、B、B、C、上、下、上、下…
- スチールラインファイターⅥのブラウニーの超必殺コマンド。
- ???:
下、右下、前、下、右下、前、すべての攻撃ボタン
- 本当にイプシロンみたいだね。
- ???:
フフフフ、オルカのゲームは面白いものばかりだったからね……
- ???:
おかげでずっと徹夜だったよ。
- ???:
そして……
- レモネード
イプシロン:
会えて嬉しいよ、司令官。
- レモネード
イプシロン:
改めて名乗っとこうか?
- レモネード
イプシロン:
私はレモネードイプシロン。
- レモネード
イプシロン:
また一緒にゲームしようね。
- うん、いくらでも相手してやるよ。
- レモネード
イプシロン:
フフフフ…君のランクポイント、消し飛ばしてあげるよ。
- お手柔らかに……
- レモネード
イプシロン:
絶対ヤダ。
- レモネード
イプシロン:
ゲームは手加減しない主義だから。
- レモネード
イプシロン:
…そして…
- レモネード
イプシロン:
私の体を取り戻してくれて本当にありがとう……みんな。
- 主人公:
- これで長かった一つの戦いが終わった。
- 主人公:
- その中で色んな出会いがあり、色んなことがあった。
- 主人公:
- みんながいる場所を守るために本当に必死に突き進んできた。
- 主人公:
- ここらで一回休みたいものだけど…それは無理だろう。
- 主人公:
- 俺たちが戦わなければならない相手はまだまだ残っている。
- 主人公:
- どんなに強大な敵だったとしても俺たちは必ず生き抜いてみせる。
- 主人公:
- そう、いつも通りに勝つだけだ。
<鉄の工房> END.