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P/A-00グリフォン
今から鉄虫がいるエリアに突入よ。前方に10匹…あれ?

Transcription

  1. P/A-00グリフォン:

    今から鉄虫がいるエリアに突入よ。前方に10匹…あれ?

  2. コンスタンツァS2:

    どういうことなの?鉄虫の数が増えたっていうの?

  3. P/A-00グリフォン:

    その逆よ。減ってるの!確かにあっちにたくさん居たはずなんだけど…ちょっと待って…

  4. P/A-00グリフォン:

    嘘でしょ…?あのでっかい奴がプレデターなの!?さっき偵察した時はあんなの全然見えなかったのに…

  5. - グリフォンから送られる映像には全身に鉄虫をぶら下げたような奇怪な姿が映し出されていた。

  6. - その姿を見ていると、また頭痛が始まり睡魔が襲ってきた。頭の中にこのプレデターという鉄虫に関する記憶がうっすらと蘇る。

  7. - 仲間の鉄虫を食べて自分の身体を再構成する怪物。鉄虫を捕食する裏切り者。傷を負うとより攻撃性を増大させる怪物。

  8. - プレデターの身体には傷痕があるのが見えた。

  9. P/A-00グリフォン:

    あの体に着いてるのって…まさか捕食した鉄虫たち…?そうだよね…?

    1. どうやらそうみたいだ。
  10. P/A-00グリフォン:

    ど、どうする?戦わなきゃいけない?

  11. - 今の戦力は偵察用の戦力だ。プレデターと戦うには確実に戦力不足だ。

  12. - そして…プレデターはバイオロイドや人間よりも鉄虫を嫌ったという記憶が蘇った。

    1. とりあえず停止して体を隠せ。
  13. P/A-00グリフォン:

    え!?そんなことしても…

    1. あの怪物は鉄虫の後に続くはず。
  14. コンスタンツァS2:

    ご主人様の話聞いたわね!?みんな隠れて気配を消して。あの鉄虫と戦う必要はないわ!

  15. コンスタンツァS2:

  16. P/A-00グリフォン:

    ほんとに行っちゃった。

  17. コンスタンツァS2:

    あの怪物がプレデター…ちょうどよかったわね。予め姿を確認もできた事だし。

  18. コンスタンツァS2:

    グリフォン、この先にもまだ敵がたくさん残っているかしら?

  19. P/A-00グリフォン:

    ううん。あとはそんなに居ないみたいね…ほとんど死んじゃったか逃げたみたい。プレデターはその鉄虫たちを追いかけて行ったみたいだよ。

  20. コンスタンツァS2:

    いいわ。前進しましょう。今のうちにココを見つけるのよ。