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主人公
- 大奮闘の末に帰還したマリーがそれまでの詳細を話してくれた。

Transcription

  1. 主人公:

    - 大奮闘の末に帰還したマリーがそれまでの詳細を話してくれた。

  2. 不屈のマリー:

    とりあえず最初からお話しするのがよさそうですね。あの日…我々の本部は大規模空襲を受けました。

  3. 不屈のマリー:

    我々は基地の防衛は無理だと分かっていました。我々の目標は戦闘ではなく、最大限安全に退却することでした。

  4. 不屈のマリー:

    私が指揮するスチールライン部隊は後衛を担当しており、敵を最大限誘引し、他の仲間の退路とは逆方向へと誘導しました。

  5. 不屈のマリー:

    そんな中、偶然にもあの怪物に遭遇したのです。私が一人で偵察に向かった時の事でした。我々が退却した周辺……その深い谷間にはいくつかの巨大な建物がありました。

  6. 不屈のマリー:

    その外観からして研究所や実験場…そんなものだったと思われます。

    1. 研究所?人間が作ったのか?
  7. 不屈のマリー:

    おそらくは…。また、少し離れた場所にさらに巨大な施設があったことから、ここは普通の場所ではないということだけは分かりました。

  8. 不屈のマリー:

    おかしなことにこんな人里離れた場所に無数の鉄虫が居たのです。そしてそれ以上に奇怪なことは…その鉄虫たちが奥へ奥へと向かっていました。

  9. 不屈のマリー:

    まるで包囲でもするかのようにです。

  10. 不屈のマリー:

    そのとき、何とか追跡を撒いた私は隠れてその光景を見守っていました。間もなく中の方から大きな音が聞こえ、その怪物…プレデターと呼ばれる怪物が姿を現しました。

  11. 不屈のマリー:

    そして、何とプレデターは仲間の鉄虫を捕食していました。そして…その怪物はまるで鉄虫を吸収するかのように捕食するたびに巨大化していきました。

    1. ということはマリーは先にプレデターを目撃していたのか。
  12. 不屈のマリー:

    私はひとまず帰還し本隊と合流しました。ちょうどその頃、本隊は再追跡してきた敵と交戦中で、私はその交戦を指揮しました。

  13. 不屈のマリー:

    まさしくそこにその怪物が現れたのです。その後の話はココが既に報告した通りです。

  14. コンスタンツァS2:

    信じられない…つまりはあの怪物はその研究所から生まれたということですか?まさか…過去の人間様と関連があるのでは…

  15. フォーチュン:

    お姉さんと同じこと考えてるみたいね。研究所から出てきて鉄虫を捕食する…ということは人間が作ったんじゃないかしら…

    1. 人間が作った兵器の可能性も十分にあるな。
  16. フォーチュン:

    でも違うかもしれないわ?外見は鉄虫と同じだし、容赦なく私たちを攻撃してきたのよ?

  17. フォーチュン:

    意思疎通が不可能な点でまさしく鉄虫以外の何物でもないわ。マリー隊長、他に何か情報はないの?

  18. 不屈のマリー:

    私が知る情報はこれだけだ。確実なのはそのプレデターが出てきた研究所に何らかの痕跡があるということだ。

  19. 不屈のマリー:

    プレデターを開発し制御する方法がそこに残っているならば…我々を最終的な勝利に導く鍵もそこにあると言える。

  20. 不屈のマリー:

    これからは我々が鉄虫を恐れるのではなく鉄虫が我々を恐れることになるだろう。

  21. コンスタンツァS2:

    マリー隊長のおっしゃる通りです。鉄虫の天敵となる存在…きっと私たちに有利に働くはずです。

    1. 俺もそう思う。
  22. コンスタンツァS2:

    ご主人様、その研究所とやらを調査してみる必要がありそうです…部隊を出撃させるのはいかがでしょうか?

  23. コンスタンツァS2:

    マリー隊長に部隊を任せればきっと勝利できるはずです。