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Transcription
- 主人公:
- エイダ―。以前バイオロイドから聞いたことがある。
- 主人公:
- 軌道上に存在し人間の火星脱出計画を指揮するために
開発されたというロボット。 - 主人公:
- そして現在はAGSを指揮し、
鉄虫と消極的に戦争をしているとのこと。 - 主人公:
- 今までバイオロイドとは敵対するわけでもなく、
かといって交流もしてこなかった。 なのに今更連絡をしてきた理由は何だ? - 主人公:
- 頭の中に無数の疑問が沸き起こる。
- フォーチュン:
司令官が言ってた通信ポート設定が終わったわ。
あの有名なエイダーと通信できるかもしれないなんて 何だか緊張するわね! - 不屈のマリー:
とりあえずは先方が知りえる情報を聞き出すのが重要です。
軌道上から地球を見下ろしているエイダーなら きっと多くの情報を持っているはずです。 - フォーチュン:
そうね。司令官、お姉さんも情報は多ければ多いほどいいと思うの。
準備は出来たわ。いつでも始められるわよ~! - よし。接続してくれ。
- エイダーType-G:
こちらエイダー、専用通信ポートに接続します。
- エイダーType-G:
はじめまして。人間様。お会いできて光栄です。
- お前がエイダーか?
- 何の用で連絡してきたんだ?
- エイダーType-G:
正式コード名は別にありますが、
そう呼んでいただいて構いません。 - 何の用で連絡してきたんだ?
- エイダーType-G:
お急ぎの様ですね。
連絡をした経緯と今後我々がすべき事項を詳しくご説明いたします。 - エイダーType-G:
まずはあの「実験場」に関してお話いたします。
- 実験場?
- エイダーType-G:
そうです。
過去の人間たちはあの施設を81番実験場と呼んでおりました。 あちらでは昔、極秘の実験が数多く行われていました。 - 実験の内容は?
- エイダーType-G:
残念ながらその実験内容については私もアクセス権限がございません。
おそらくアクセス可能な人間もごく少数だったと思われます。 - エイダーType-G:
ただ…あそこでは無数のバイオロイドを実験体として使用したとの
情報は把握しております。 記録によれば不法な人体実験の痕跡もあります。 - エイダーType-G:
もっと明白な事実は、そこでは仲間の鉄虫を食す鉄虫が誕生し、
つい最近まで鉄虫たちはその怪物を封じ込めていたということです。 - あそこでプレデターが誕生したのか?
- エイダーType-G:
81番実験場に持ち込まれた鉄虫は幼虫の状態だったはずです。
そして実験場内のとある機械に寄生した後、 あのような異常な状態になったそうです。 - 人間が幼虫を持ち込んだのか…
- エイダーType-G:
その機械が鉄虫を狂わせたのだとしたら
我々が使用できる余地も残っていると思われます。 - どうして中に入らないんだ?
- どうして今になって連絡をしてきたんだ?
- エイダーType-G:
残念ながらロボットたちがその施設に入ることはほぼ不可能です。
そこには幼虫が最低1,000体は超えることが予想されます。 - エイダーType-G:
私の部下たちをそこへ送ることは
ロボットをただ鉄虫に献上することと何ら変わりありません。 無駄な行動と言えます。 - では俺に連絡をした理由というのは…
- エイダーType-G:
はい。あの実験場に入るためのバイオロイドが必要なためです。
ロボットでは侵入に成功する確率は非常に低いと思われます。 - フォーチュン:
話に割り込んでごめんなさいね。でも何だか図々しい気がして
一言言わないと気が済まないわ!一方的にお願いしてきて、 あなたたちこそ最後の人間の司令官のために何かすべきじゃない? - フォーチュン:
私たちが苦労している時は黙って見てて
今になってそんなこと言われても納得いかないんだけど? - エイダーType-G:
産業管理用バイオロイドのフォーチュン、その疑心と怒りは然るべきものです。
ですが、あなたもすべての事情を知れば私を理解する確率は高いと思われます。 - フォーチュン:
すべての事情って何?
- エイダーType-G:
その事情は人間様の起源とも関連があるため、
今は情報を公開することはできません。 - 不屈のマリー:
エイダー?結局お前の言いたいことはこうだな?
今まで司令官閣下を座視してきた理由があるが 理由を明かすことはできない、と。 - 不屈のマリー:
だが、我々はお前を信じて協力しなければいけない。
…この理解で間違いないか? - エイダーType-G:
その通りです。不屈のマリー4号。ただ、私がそのような態度をとる場合
バイオロイドの非理性的な反応が出る確率が高いということも承知しております。 - エイダーType-G:
そうした反応の確率を低くするために重要な情報を提供した次第です。
- エイダーType-G:
今後の選択は人間様にお預けいたします。
現在のお互いに対する信頼とは関係なく、 AGSと人間双方に利益となるように。 - 仕方ない。鉄虫は共通の敵だから。
- 不屈のマリー:
気に食わないが…
司令官閣下、どうやらこの話は受け入れるしかなさそうです。 - 不屈のマリー:
ただし、支援は必ず受けた方がいいかと。
我々が危険を顧みず判断したわけですから…。 - エイダーType-G:
バイオロイド側にだけに犠牲を強要するつもりはありません。
AGSは鉄虫の注意を引く陽動作戦を遂行しつつ進入する予定です。 - エイダーType-G:
AGSが鉄虫の注意を引きつけている間に
バイオロイドは残った敵を排除し、内部に突入すれば 作戦は成功するものと思われます。 - 不屈のマリー:
…理論上は上出来だ。司令官閣下、どうしましょうか?
あの者たちの考えに賛同されますか? - 鉄虫の天敵を作るためなら仕方のないことだ。
- 不屈のマリー:
承知しました。ではすぐに出撃部隊を準備いたします。