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- 俺たちは以前これ以上進めなかった場所に行った。

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  1. - 俺たちは以前これ以上進めなかった場所に行った。

  2. - ラビアタ…記憶にない名前だが…彼女を思い出そうとすると頭痛と睡魔が襲ってくる。

  3. - ひとまずラビアタに関することはコンスタンツァに任せた。今は情報を手に入れなければ…。コンスタンツァとバニラを見つめるだけだ。

  4. コンスタンツァS2:

    …接続されていますか?

  5. フォーチュン:

    ちょっと待ってみましょう。信号が弱くて…あ!信号を見つけたかも!

  6. コンスタンツァS2:

    あぁっ!ラビアタお姉さま?大丈夫ですか?今どこにいるんですか?

  7. ラビアタプロトタイプ:

    コンスタンツァなの?今のこの信号は…成功したのね!

  8. コンスタンツァS2:

    はい。お姉さま。何とかご主人様を見つけることが出来ました!お姉さま、まずはご主人様に挨拶を…

  9. ラビアタプロトタイプ:

    そうね…。ご主人様。ずっとお待ちしておりました。私はバイオロイドのラビアタプロトタイプと申します。

  10. ラビアタプロトタイプ:

    私たちに鉄虫と戦うよう的確な指示を出してくださるお方をずっと探しておりました。

    1. 的確な指示って?
    2. そうか、会えて嬉しいよ
  11. ラビアタプロトタイプ:

    今は時間がなくて詳しく説明することができませんが、私たちには戦闘において些かの制約があります。

  12. ラビアタプロトタイプ:

    ご主人様のような人間様がいらっしゃらないと私たちの戦闘力は100%発揮できないようになっています。

    1. そうか、会えて嬉しいよ
  13. ラビアタプロトタイプ:

    こちらこそ。お話することはたくさんありますが、緊迫した内容を先にお話しいたします。

  14. ラビアタプロトタイプ:

    私は現在、鉄虫に関する重要な秘密を調査中です。とても危険な情報なのでここでお話することはできませんが…

  15. コンスタンツァS2:

    そんなに重要な情報なら…お姉さまがこっちに帰ってきて直接ご主人様にお話しした方がいいのではないでしょうか?

  16. ラビアタプロトタイプ:

    ごめんなさい…今の状況ではとてもそんな余裕はないわ。ご主人様、挨拶もご説明もまともにできず大変申し訳ございません。

  17. ラビアタプロトタイプ:

    でもこれだけは断言できます。私の思う通りに事が進めば、鉄虫を根絶する手がかりを見つけられるはずです。

  18. ラビアタプロトタイプ:

    私を信じてくださいますか?

    1. 信じるしかないだろ。
  19. ラビアタプロトタイプ:

    ありがとうございます。ご主人様。私が力を貸さなければいけないのに、逆に力をお借りしたいと思います。

  20. ラビアタプロトタイプ:

    現在、私は極秘実験場の一つの近くに居ます。フォーチュンに頼めば私の信号を追跡できると思います。

  21. ラビアタプロトタイプ:

    今かなり大量の鉄虫たちに追われていて厳しい状況です。私を追う敵を少しでも減らしてくだされば、追跡も捗ると思います。

  22. ラビアタプロトタイプ:

    ご主人様、お力をお貸しいただけますか?

  23. 主人公:

    - ラビアタの通信は助けを求める声を最後に途切れてしまった。

  24. 主人公:

    - ラビアタプロトタイプ。フォーチュンに初めて開発されたバイオロイドの一つと聞いた。

  25. 主人公:

    - そういうわけか何か少し特別な感じがする。

  26. 主人公:

    - コンスタンツァならありのままに報告をしていただろう。あんなふうに情報を選別したりはしないはずだ。

  27. 主人公:

    - 不意に不安な気持ちになったが、彼女に関する記憶を掘り起こそうとした途端、苦痛が襲い掛かった。

  28. 主人公:

    - とりあえずは…支援したほうがよさそうだ。