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Transcription
- 今回のAGSの攻撃は俺たちにとって大きな意味を持っていた。
感染していなくとも、あのAGSは俺たちを敵として攻撃している可能性がある というあまり考えたくもないことだ。 - 実際有り得ない事ではない。
- 殺人への強力なタブー視と人間への服従が強烈に刻まれている
バイオロイドと違って、AGSはほぼプログラムに依存する。 - 自然と最悪の可能性が頭をよぎる。もしかしたら
俺たちが置かれている状況はもっと深刻なのかもしれない。 - エイダーType-G:
鉄虫を攻撃せずバイオロイドを攻撃してきたAGSですか?
以前も調べたことはありますが… - エイダーType-G:
正規命令体系から外れたAGSには違いありません。
衛星命令体系にあるAGSは皆私との協力体制下に居ますから。 - エイダーType-G:
衛星のネットワークから外れた不法な私設命令体系を持つAGSと思われます。
- エイダーType-G:
コマンダーAIモデルの詳細は不明ですが
侵入者を撃退するよう設計されているはずです。 - エイダーType-G:
とても単純な命令コマンドです。
この単純さから判断して初期型のコマンダーAIのようですが…。 - エイダーType-G:
もう少し確認してみる必要があります。
- フォーチュン:
ということは…エイダーが管理するAGSではないってことね?
- エイダーType-G:
そうでなければ問題の施設を私が知らないはずがありません。
- フォーチュン:
それもそうね…はぁ…どうしようかしら?
- エイダーType-G:
まずは可能ならば内部に進攻し
コマンダーAIがどんなロボットなのか確認する必要があります。 コマンダーAIを見つけたら私が説得してみます。 - …?直接接触を試みるということか?
- フォーチュン:
その説得って私が考えてる説得と同じかしら?
- エイダーType-G:
どうでしょう。AI同士の場合…
バイオロイドや人間とは多少異なるかもしれません。 具体的な方法はコマンダーAIと会ってから決めます。 - フォーチュン:
何だか不安だわ…。司令官。どうする?
内部に入るためにあそこにいるロボット全部を倒すわけじゃないわよね? - フォーチュン:
そんなの時間がかかりすぎる…。
内部がどれだけ広いかもまだわからないし… できればロボットは仲間にしなきゃ! - フォーチュン:
まずは調査が必要だと思うの…
司令官、調査隊を出してくれないかしら? - そうしよう。コマンダーAIを探さなくては。
- フォーチュン:
さすが司令官!カッコよすぎるわ…。
マリーとコンスタンツァには先に伝えておくわね。 ありがとう!司令官。 - 主人公:
- どうやらコマンダーAIを探して「説得」をする必要がありそうだ。
- 主人公:
- だが俺が考えている可能性。
バイオロイドたちには到底言えないこの可能性が当たっていたなら - 主人公:
- 説得は簡単ではないだろう。どうか杞憂に過ぎないことを祈る…。
- 主人公:
- そして、もう少しで何か思い出せそうな記憶を
呼び起こそうとするとまたあの頭痛が襲ってくる…。 - 主人公:
- 最近、これがよく起こるようになってきた。何とも言えない不安が押し寄せる…。