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Transcription
- コンスタンツァS2:
ふぅ…とりあえずざっと読んでみたわ。
- P/A-00グリフォン:
何の記録だった?まさかやっぱり知識が武器だとかいう話じゃないよね?
- コンスタンツァS2:
どうかしら…。記録は最後の人類の滅亡について書かれていたわ。
特にヒュプノス病について詳しくね。 - P/A-00グリフォン:
ヒュプノス病?何それ?
- コンスタンツァS2:
ん?ああ…鉄虫との戦争中に発生した伝染病らしいけど…
それが最終的に人間様たちを全滅させたそうよ… - コンスタンツァS2:
それ以外にもいくつか内容があったんだけど
全部引用文になっていて… - P/A-00グリフォン:
引用文?それはまた何なの?
- コンスタンツァS2:
えっと、他の本や論文からその言葉とかを書き写してきたってことよ。
元々の文章を理解するためにはその本や論文を探す必要があるわ。 - P/A-00グリフォン:
だったらその論文とかはどこにあるの?
- コンスタンツァS2:
サーバーにデータとして保存してあるみたい…
でもそれを入手しにまたあそこへ行くのはちょっと…気が重いわね。 - 不屈のマリー:
…いや。その必要はあると思う。
- P/A-00グリフォン:
あれ!?マリー隊長?いつ来たの?
- 不屈のマリー:
そんなことは重要ではないぞ、グリフォン。
それよりもコンスタンツァ。 その記録にヒュプノス病について書いてあるのは確かか? - コンスタンツァS2:
はい。マリー隊長。記録のほとんどがヒュプノス病の症状や…
それに関連したことを記録した医学資料でした。 - 不屈のマリー:
そうか。実は…私が一番懸念しているのはヒュプノス病だ。
具体的に言えば、司令官閣下もヒュプノス病にかかる可能性がある。 - コンスタンツァS2:
はい!?ご主人様がヒュプノス病にかかるですって?
そんなはずありません。他の人間様がいるわけでもないのに… 感染するはずが… - P/A-00グリフォン:
そうよ…。そんなの有り得ない。伝染するんでしょ?
今は伝染させる媒介がいないのに…人間、死んじゃだめよ。 わ、私は別に大丈夫だけど…他の子たちが… - 不屈のマリー:
心配するな。今その病気にかかるということではなく、
その可能性もあるという意味だ。 - 不屈のマリー:
過去に見たことがある…。
海を障壁にして鉄虫と有利に対抗していた人間たちがあの病の前では無力だった姿を。 - 不屈のマリー:
この病はその当時も、媒介や治療法が全く明らかにされていなかった。
発生原因でさえ謎のままだった。 - 不屈のマリー:
唯一確かなのは残酷な悪夢に苛まれた後死ぬということ。
- 不屈のマリー:
…鉄虫の出現後に、この病が流行り出したため、
我々は鉄虫がこの病の媒介であると考えた。 - 不屈のマリー:
私たちの司令官閣下が人間である以上…
そして、ヒュプノス病が本当に鉄虫の仕業であるのなら… いつまたこの病が発生するか分からない。 - コンスタンツァS2:
それでは…
- 不屈のマリー:
とりあえずは資料を集めるしかない。
コンスタンツァ。サーバーに接続する必要があると言ったな? - コンスタンツァS2:
はい。では…
- 不屈のマリー:
今すぐ司令官閣下に報告をする。
この資料はとても重要な気がする…