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コンスタンツァS2
あの、マリー隊長?気になることがあるんですが…

Transcription

  1. コンスタンツァS2:

    あの、マリー隊長?気になることがあるんですが…

  2. 不屈のマリー:

    何だ?コンスタンツァ。言ってみろ。

  3. コンスタンツァS2:

    はい。あの…ヒュプノス病に関する記録を見ていたら、バイオロイドの中にもヒュプノス病にかかったエヴァプロトタイプという方がいらっしゃたそうで…

  4. コンスタンツァS2:

    その…この方って最初のバイオロイドとされるあの方ですか?

  5. 不屈のマリー:

    …エヴァプロトタイプ…?あぁ…思い出した。たしかに最初のバイオロイドで間違いないと思う。それでそういう名前が付いたんだ。

  6. 不屈のマリー:

    しかし、ヒュプノス病にかかった…?まさか。私の知る限りバイオロイドでヒュプノス病にかかった者はいない。

  7. コンスタンツァS2:

    でも…記録にはそのように…

  8. 不屈のマリー:

    記録が間違っているのだろう。もしバイオロイドがヒュプノス病に感染するのなら…我々は全滅していたはずだ。致死率100%の病だ…

  9. コンスタンツァS2:

    ではこれはどういうことでしょうか?「エヴァプロトタイプ」は病にかかった後、実験のため11番の部屋に向かった。この部屋で…

  10. 不屈のマリー:

    何?エヴァプロトタイプが11番の部屋に?

  11. コンスタンツァS2:

    はい。そう書いてあります。

  12. 不屈のマリー:

    そんなはずが…彼女はアミーナ・ジョーンズ博士について行ったはずだが…

  13. 不屈のマリー:

    位置は11番の部屋だと言ったな?それはどこにある?

  14. コンスタンツァS2:

    私たちがまだ足を踏み入れていない区域です。地図上では位置を確認しましたが…

  15. 不屈のマリー:

    そうか。この問題は必ず確認をしなければ…!直ちに部隊を編成し、行ってみよう。

  16. コンスタンツァS2:

    あの、隊長?突然どうしたんですか?

  17. 不屈のマリー:

    …今、長くは説明できないがエヴァプロトタイプは色々な面で我々とは違う…奇妙なバイオロイドだった。

  18. 不屈のマリー:

    彼女は体内に独特な細胞内物質を有していた。もし本当にエヴァが感染したのが事実なら…正確な方法は分からないが故意に感染した可能性もある。

  19. 不屈のマリー:

    しかもアミーナ・ジョーンズは複数の施設に対する制御権を彼女に与えていた…その他にも彼女は数多くの秘密を知っていた…。

  20. 不屈のマリー:

    そして、伝染病にわざとかかったこと…自然と抗原と抗体の話に繋がらないか?

  21. コンスタンツァS2:

    しかし、彼女が生きているという保証はどこにも…

  22. 不屈のマリー:

    それはそうだが、痕跡は残っているだろう。何かは得られると思う。

  23. 不屈のマリー:

    司令官閣下には私が報告しておく。コンスタンツァ、お前は他のバイオロイドを集めてくれ。