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P/A-00グリフォン
ハイハイ。こちらグリフォン、偵察中だよ。この辺りには何もないみたいだけど?

Transcription

  1. P/A-00グリフォン:

    ハイハイ。こちらグリフォン、偵察中だよ。この辺りには何もないみたいだけど?

  2. コンスタンツァS2:

    ひとまずは安心ね…。でも油断は禁物よ?マップ上ではそこにロボットの表示があるの。だからきっと何かがあるはずよ。

  3. P/A-00グリフォン:

    心配ないってぇ!ちゃんと気をつけてるから。ここは何も…

  4. P/A-00グリフォン:

    あれ…?あれ何だろう…?ん…?うわっ!?動いてる!?

  5. コンスタンツァS2:

    どうしたの!?グリフォン?返事して!何があったの!?

  6. P/A-00グリフォン:

    うぅ…一旦退却するわ…。前方に…うわっ…!

  7. P/A-00グリフォン:

    説明している暇はないわっ!詳しいことは戻ってから話す!

  8. コンスタンツァS2:

    ということはグリフォン、もしかして…

  9. P/A-00グリフォン:

    そうよ。確かにあの怪物だった。アンダーウォッチャー…くそっ!やっとのことで壊したってのに…!

  10. コンスタンツァS2:

    もう一機いたなんて…グリフォン、作動状態はどうだった?完全に動いていたの?

  11. P/A-00グリフォン:

    動くことは動くみたいだったけど…よく分からないわ。じっくり見れなかったし…。もしまたレーザー砲なんか撃たれたら一発で終わっちゃうからね。それよりもスカディーはまだ?調査させてるんでしょ?

  12. スカディー:

    はいはい。今戻って来ました…。もう…ハッキングがどれだけ大変なのかも知らないで…。簡単に言ってくれますね…。

  13. P/A-00グリフォン:

    遅いじゃない。で?何かわかったの?

  14. スカディー:

    確認はしました。確かにその区域にアンダーウォッチャーは居ます。おそらく予備として造られたものかと…

  15. コンスタンツァS2:

    …何かの間違いであって欲しいと思っていたけど…本当なのね…

  16. スカディー:

    それだけではありません。悪い知らせと…もっと悪い知らせがあります…

  17. P/A-00グリフォン:

    二つとも悪いんだけど!?まさか選べとか言うんじゃないわよね?めんどくさいから早く言ってくれない?

  18. スカディー:

    それもそうですね…では簡潔に言います。

  19. スカディー:

    悪い知らせから…。アンダーウォッチャーは動いていました。本来のアンダーウォッチャーが破壊されるとプロトコルを使って予備が動き出す仕組みみたいですね。

  20. スカディー:

    とても複雑なシステムで、処理に時間がかかりますがそれでも、すぐにこの中にいる皆さんへの攻撃を開始するはずです。

  21. P/A-00グリフォン:

    う…それが悪い知らせ?じゃあ、もっと悪い知らせはどんだけ悪いのよ?

  22. スカディー:

    ハッキングができません…。

  23. コンスタンツァS2:

    ハッキングができない?どういうことですか!?

  24. スカディー:

    前回、アンダーウォッチャーが撃ってきたレーザー砲をしばらく封じておくハッキングを実行しましたよね?今回はそれができないということです。

  25. P/A-00グリフォン:

    はぁ!?なんで!?ハッキングできないんだったら、どうしたらいいのよ!?ねぇ!

  26. スカディー:

    予備用だからかサーバー接続が制限的なんです。アクセスが不可能なコードも多いし。このような場合は誰がやっても不可能ですね。

  27. コンスタンツァS2:

    グリフォン、いい加減にしなさい。スカディーさん?では…これからどうしたらいいでしょうか?

  28. スカディー:

    そうですね…いずれ私たちを攻撃するアンダーウォッチャーを放っておくわけにもいかないですし…やはりここは正面突破するしかないんじゃないでしょうか?

  29. スカディー:

    心配要りませんよ。司令官がこの状況を知れば…、何とかしてくれるはずです。今はそれを信じるしかないと思います…。