Transcription

1. コンスタンツァS2:

   グリフォン？どう？コネクターは見つかった？

2. P/A-00グリフォン:

   それっぽいのは見つかったけれど…これでいいのかな？

3. コンスタンツァS2:

   …おかしいわね。どうしてこれだけ…一つだけしかないの？元々は三個だった形跡があるんだけど…

4. P/A-00グリフォン:

   そんな事どうでもいいじゃない。どうせ人間が使うものなんだしさ一つあればいいんじゃないの？へへへ…。人間の喜ぶ顔が目に浮かぶわ…。

5. コンスタンツァS2:

   それはそうだけど…、何か腑に落ちないわ…とりあえずこれだけでも持って帰りましょう…。

6. P/A-00グリフォン:

   …でもやっぱりさ、本当に一つだけで大丈夫かな…？本当に…人間が一人で仮想現実に入って行っても大丈夫なのかな？…ちょっと危険な話も聞いたことあるし。

7. コンスタンツァS2:

   仮想の世界よ？危険なことはないはずよ。

8. P/A-00グリフォン:

   おっと、コンスタンツァさん、何も知らないんだから。昔、人間たちが仮想現実の中で死んで本当にショック死したって話をよく聞いたわ。

9. コンスタンツァS2:

   まさか…それはただの噂だと思っていたのに…

10. コンスタンツァS2:

    …本当の話だったの？

11. コンスタンツァS2:

    …どうする？本当にそうだとしたら大変だわ…やっぱりコネクターをもっと手に入れなきゃ…。

12. P/A-00グリフォン:

    …やっぱりその方がいいよね…？危険じゃないとしても人間が何かヘマしたりしそうだしさ…？

13. P/A-00グリフォン:

    その時の為にも私たちが一緒に行った方が良さそうでしょ？う～ん…でも一つしかないし、どうすればいいんだろう…？

14. P/A-00グリフォン:

    あ、そうだ！一つは確実にあるんだからフォーチュンに解析してもらえばまた作れるんじゃない？そうでしょ？コンスタンツァ。フォーチュンに何個か作ってもらおうよ。

15. P/A-00グリフォン:

    フォーチュンができないって言った時は…また取りに行けばいいことだわ！

16. コンスタンツァS2:

    そうね…。仮想現実にご主人様を一人で送ることなんて出来ないわ。絶対に…。危険がなかったとしても…