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Transcription
- スカディー:
メインサーバーへのハッキングに成功しました。
これで深層部に隠された重要な情報と、 トリックスターがあのように私たちを妨害した理由もわかりました。 - コンスタンツァS2:
必ず成功すると思っていました。さすがです。スカディーさん。
- スカディー:
ふふ…、大したことありません。
ですが、成功はしましたけど、内容の確認には少々問題がありますね…。 - スカディー:
そんな深刻な顔しないで…。
解決できない問題ではないはずなので…。 - スカディー:
深層部の情報を確認したんですが
情報の名前とその構造は把握できました。 でも、データへのアクセスが不可能なんです。 - スカディー:
普通の方法では内容を閲覧できないようになっているデータのようです…。
- コンスタンツァS2:
普通の方法では内容を閲覧できない、ですか…?
では何か特別な方法が必要なんですか? - スカディー:
残念ながらそういうことですね。
- コンスタンツァS2:
一体どんな方法なんでしょうか…
- スカディー:
メインサーバーのデータは仮想現実構造で構成されています。
これは人類が滅亡する直前まで主流だった方法でした。 - コンスタンツァS2:
あ…ということはその仮想現実に入って
データを確認すればいいということですか? - スカディー:
そういうことです。でも、問題があります。それも二つ。
- スカディー:
ひとつは仮想現実への入るには必ず人間の脳波による認証が必要です。
- つまり俺が入らなきゃいけないってこと?
- スカディー:
大正解…!ですが、問題はもうひとつ…
- コンスタンツァS2:
それは……?
- スカディー:
仮想現実に入るためには特別な装備が必要です。
神経回路感覚同期化装備というものです。 - コンスタンツァS2:
神経回路感覚同期化装備?何ですかそれは?
- スカディー:
…神経の感覚を回路と同期化して…
…ええと…簡単に仮想現実接続装置、あるいはコネクターと言った方が 分かりやすいかもしれないですね。 - フォーチュンが作れるんじゃないか?
- スカディー:
どうでしょうか…。
フォーチュンさんもこの方面のプロではないはずです。 いっそのこと完成品を入手した方が早いと思います。 完成するまでにかかる時間がもったいないです…。 - スカディー:
過去にはそれを扱う専門店などがたくさんありましたが…
こんなに時間が経った現在、良好な保存状態で存在するものが あるかどうか分かりませんね…。 - スカディー:
工場などを探した方が可能性はあるかもしれません。
工場の倉庫は密封されていることが結構ありますから、そこを探せば… - コンスタンツァS2:
あ!そうだわ!
- スカディー:
ん?急にどうしました?コンスタンツァさん?
- コンスタンツァS2:
あ…すみません。以前、ラビアタお姉さまから聞いた話を思い出しまして…。
- コンスタンツァS2:
昔お姉さまが幽閉させられていた場所が
お姉さまの主人の研究室だったそうです。 その主人が晩年に仮想現実の研究をしたと聞きました。 - コンスタンツァS2:
その方の研究室に行けば仮想現実に関連した設備があるかもしれません。
- スカディー:
でもその場所が今でも残っているでしょうか?
研究室はそこまで数も残ってないですし、耐久度もあまり強くないはずですし…。 - コンスタンツァS2:
心配要りません。その方の研究室は完璧に隔離されているはずです。
- 研究室が隔離されているだと?
- では早速出発しよう。
- コンスタンツァS2:
はい。お姉さまが万が一に備え鉄虫が入らないよう、
コンクリートで覆って土砂で埋めてしまったそうです。 - コンスタンツァS2:
きっとまだその当時のままの状態で保存されていると思います。
- では早速出発しよう。
- コンスタンツァS2:
はい。ご主人様。すぐに準備します。
- コンスタンツァS2:
必ずその装備を見つけて戻ってきます。出来るだけ早く戻って来ますね。