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Transcription
- 主人公:
- 頭が痛い。何か夢を見ていた気がする。
ドクターの報告を聞いてはいるが、まだ夢から抜け出せない感じで、集中できない… まさに、夢の中で聞いているような変な気分だ。 - ドクター:
お兄ちゃん?ちゃんと聞いてる?
- あ、ごめんごめん…
- ドクター:
はぁ…もう一回説明するね。
- ドクター:
…結論から言うと、お兄ちゃんの頭は鉄虫には感染してないよ。
鉄虫に感染した個体っていうのは、必ずどこかに鉄虫が侵入した穴があるはずなの。 でもお兄ちゃんの体にはそんな穴はないじゃない? - ドクター:
それから、そもそも鉄虫が寄生するためには寄生部位となる場所が
ある程度大きくないといけないの。 ポップヘッドモデルより小さいサイズじゃダメってこと! - ドクター:
お兄ちゃんの頭はポップヘッドよりぜんぜん小さいでしょ?
外見は鉄虫による感染と同じみたいに見えるけど、 鉄虫が侵入して侵食された状態とは、全然違うってこと。 - 不屈のマリー:
大変だっただろう。
ご苦労、ドクター。 - ドクター:
へへへ!なんてことないよ!むしろ、そのお陰でお兄ちゃんの体を隅から隅まで…
あ、ううん。何でもない!とにかく面白かったよ。 滅多にないケースだったからね。 - ラビアタプロトタイプ:
では、ご主人様の体は…
- ドクター:
いくつかの仮説を想定してはいるんだけど…脳自体への侵食は見当たらなくて、
鉄虫成分が頭蓋骨のように脳を覆う形で侵食している状態って言えばいいのかな… - ドクター:
あっ、そうそう!この前言うの忘れてたんだけど…お兄ちゃんの頭は開閉式なの。
脳の大きさと同じくらいの扉があるって感じかな? - ドクター:
鉄虫の仕業だったら扉じゃなくて穴を開けたはずだよ!
これは…やっぱり鉄虫とは違う感じがするんだよね。 強いて言うなら人間の手が加えられたって感じ? - ラビアタプロトタイプ:
…では一体誰が…
- ドクター:
まだ分析中だからハッキリとしたことはわかんない。でも人間が作ったようにも
見えないんだよね。扉の開け方が人間が手で開ける方法とは違うから…。 それと、マリーお姉ちゃんに聞きたいことがあったんだけど… - 不屈のマリー:
何だ?
- ドクター:
マリーお姉ちゃんは何ともなかったじゃん?お兄ちゃんに対して…
- 不屈のマリー:
うん?何かおかしい点でもあるのか?
- ドクター:
だってほら、ラビアタお姉ちゃんもマリーお姉ちゃんも過去に人間を見たことが
あるじゃない?だからラビアタお姉ちゃんはお兄ちゃんに鉄虫の殻が付いているのに 気付いたけど…マリーお姉ちゃんは何も言わなかった… - 不屈のマリー:
あぁ…ラビアタが過剰に反応した理由なら何となくわかる。
ラビアタはバミューダの研究のことを知らないのだから、あれが当然の反応だろう。 - ドクター:
バミューダの研究?何それ?
- 不屈のマリー:
バミューダの研究員たちは長年にわたってサイバネティックスを研究してきた。
私は司令官閣下と初めて会った時…閣下の頭はサイバネティックスの 研究の成果なんだろうと考えていた。記憶はその単なる副作用だと思ったしな。 - ドクター:
えっと…つまり……あっ…。そういえば…
- ラビアタプロトタイプ:
でも、あの外見は…
- 不屈のマリー:
鉄虫に似ている外観の機械はたくさんある。
過去に使用されていたアンダーウォッチャーだってそうだろう? - ドクター:
…マリーお姉ちゃんはつまり…ラビアタお姉ちゃんと私は…
お兄ちゃんの頭を見て、鉄虫による感染だって勘違いして大騒ぎしてただけだ って言いたいの? - ドクター:
……そんなわけないじゃん。
だったら、鉄虫の金属素材や、実際に頭蓋骨を侵食されていたのはどう説明するの? - 不屈のマリー:
ブラックリバーが鉄虫の素材を使ったという仮説は十分に立てられる。
戦争中にブラックリバーが鉄虫を一匹も捕獲できなかったわけがないだろ? - 不屈のマリー:
アンダーウォッチャーも鉄虫の技術が応用されているようだが…
侵食させる方法も…人間に不可能なことではないだろう? 私はそういうものだと思っていた。 - ドクター:
それはそうだけど…う~ん…え~…もう頭の中がこんがらがってきた。
だからぁ…えっと… - ラビアタプロトタイプ:
…そうかも…しれないわね。鉄虫の感染と似た形態の浸食…
私は完全に鉄虫の仕業だと思ってしまいました。 - ラビアタプロトタイプ:
私は本当に…本当に大きな過ちを犯してしまったのかもしれません。
- ドクター:
そんなことないよ。
ラビアタお姉ちゃんが…鉄虫を憎んでるのは知ってるから。 - ドクター:
それにお兄ちゃんの感染が鉄虫じゃないって言いきれるわけでもないし。
お兄ちゃんのことが大好きなマリーお姉ちゃんなら、そう言えるかもしれないけど… - 不屈のマリー:
な、何を言っているんだ!?
- ドクター:
ブラウニーとエミリーが言ってたよ?この前、兵器庫で…
- 不屈のマリー:
う、うるさいぞ!
- 主人公:
- …まだシークレットポイントが……どれだけ潰しても完全消滅しない…
…って今はそんなことより… - 結局、俺の感染の正体っていうのは…
- ドクター:
とりあえず…今はわからない…。でももう解決したことでもあるし…
それが鉄虫のせいでも…ブラックリバーや他の企業の仕業だとしても… - ラビアタプロトタイプ:
人間様たちが滅亡されて、あまりにも長い月日が過ぎたせいで…
企業側の技術だという可能性なんて…全く思いつきませんでした…。 - ドクター:
いいよ。もういい。
それはそうと、ラビアタお姉ちゃんは…もうあの独房には入らないってことだよね? 全部解決したんだし。そうでしょ? - 不屈のマリー:
ふむ…
- ドクター:
マリーお姉ちゃん、何で急にそんな厳しい顔しだすの?
- 不屈のマリー:
いくら立場が副司令、統領と言えども閣下に刃を向けたことについては…
- ドクター:
もう…お姉ちゃんっ!
- ラビアタプロトタイプ:
いいのよ…ドクター…。
マリーの言う通りです。誤解は解けても…罰は受けて当然です。 - 不屈のマリー:
特に私的な感情があるわけではない。
だが、この件を有耶無耶にしては…部下たちへの示しがつかない。 - ドクター:
でもラビアタお姉ちゃんはお兄ちゃんに必要な存在のはずだよ?
これ以上、罰なんて…わかるよね?お兄ちゃん!? ラビアタお姉ちゃんのことはもう許すよね? - もちろん。ラビアタの助けがこれからも必要だ…!
- 主人公:
- 俺たちはすでに、ラビアタの頭脳と戦闘力に幾度も助けられている。
それに彼女がバイオロイドたちを統率してきた歳月は相当なものだ。 - 主人公:
- その事実は無視できない。
- 不屈のマリー:
そういうことなら話は簡単です。
こうするのはいかがでしょうか?司令官閣下。 - 不屈のマリー:
ラビアタに与える罰はとりあえず禁固刑とし…独房に留置することにします。
ただし、戦闘が発生した場合に出ることが許され、支援に加わる… というのはどうでしょう? - ドクター:
ええ…?でも…
- そこまでする必要があるのか?
- ラビアタプロトタイプ:
マリー隊長の言う通りにします。そして…深く反省してみます。
この罪が償えたと思える日まで… - …しかし…
- 不屈のマリー:
禁固刑は一番軽い刑罰です。閣下、ご決断ください。
その代わり、戦闘発生時には外に出て戦闘を支援するということで… - ドクター:
そ、そんな…!
- ドクター:
マリーお姉ちゃん!ひどすぎるよ!
- ラビアタプロトタイプ:
…ドクターには私からよく話しておきます。
それから… - ラビアタプロトタイプ:
これからどうぞよろしくお願いします…。
私が罪を償えるまで…独房からサポートいたします。 では…私はこのへんで… - 主人公:
- マリーは厳格な性格だが、ここまで融通が利かないタイプではない。
- 主人公:
- こうした行動の裏にはきっと何か理由があるはずだ。何となく予想はつく。
戦闘の際は支援を認める、ということは… 大規模な戦闘となれば禁固も意味を成さなくなるだろう。 - 主人公:
- いくら本人が罰を望んだとしてもだ。
- マリー、今一番急を要する作戦地域はどこだ?
- 不屈のマリー:
ふふっ。さすがは閣下。気付かれましたか。
- 不屈のマリー:
実際、相当な期間にわたって作戦を展開しなければならない場所があります。
閣下、前回私の兵力とヨアンナを派遣して占領した島のことは 覚えていらっしゃいますか? - 支援兵力が必要ってことか。
- 不屈のマリー:
橋頭堡の確保には成功したものの、島の奥にいる鉄虫が問題となっている模様です。
- 長期作戦が必要なほどに…か?
- 不屈のマリー:
恐らく…オルカに帰還するのは大分先のことになると予想されます。
- 不屈のマリー:
そう、長い作戦に…