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???
哀れなり…いずれ死すべき者たちよ…

Transcription

  1. ???:

    哀れなり…いずれ死すべき者たちよ…

  2. 主人公:

    - ここはどこだ?あれは…何だ?

  3. 主人公:

    - 「何か」が俺の前に立っている…。

  4. 主人公:

    - 息もできないほどの圧迫感…巨大な存在感…俺は直感で悟った。

  5. 主人公:

    - 俺の前に立っている「何か」は、俺には想像することも、言い表すこともできない「存在」だ。

  6. ???:

    深淵で星の落とし子がお前を待っている。

  7. 主人公:

    - 深淵…?星の落とし子…?何のことだ…?

  8. 主人公:

    - 俺の頭は、その正体を暴け!目の前の「何か」に尋ねろ!と叫んでいるが、俺の体と口は思うように動いてくれない。

  9. ???:

    その時になれば知ることになる…

  10. 主人公:

    - これは…

  11. 主人公:

    - 巨大すぎる存在の前に、自分の存在があやふやになっていく…。直感的にわかる。このままだと自分の存在が消えていく…。助けて…

  12. ???:

    直に出会うこととなろう。

  13. 主人公:

    - その言葉を最後に、俺の精神はまるで深海から急浮上を開始したように一気に浮き上がり、水面に顔を出した…。誰か…助けて…

    1. くれ…助けて…
  14. 主人公:

    - ……

  15. フォーチュン:

    大丈夫…!?司令官…しっかりして?ほら!目を覚まして?

  16. 主人公:

    - フォーチュンの顔が見える。何だ?夢だったのか?

  17. フォーチュン:

    ぐすん…。お姉さん、司令官のことが本当に心配だったんだから…。ずっと苦しんでて本当に死んじゃうんじゃないかって思ったわ…。司令官、どれくらい寝ていたかわかる?

    1. え?俺が?
  18. フォーチュン:

    そうよ?お姉さんが司令官の代わりに苦しんだ方がマシだって思ったわ…。…うぅ…でも…よかった…。

    1. 泣いてるのか?
  19. フォーチュン:

    司令官がこんなになって、心配して泣かないなんてありえないでしょ!?司令官の意地悪…薄情者…ふんっ…鈍感!クールガイ!悪い男!

    1. 心配しないでくれ。俺なら大丈夫だから…
  20. フォーチュン:

    嘘…お姉さんと…妹たちがどれだけ心配したかわかってないわ…?司令官…二日間も寝ていたのよ?深海潜航を始めたと思ったら、急に寝込んじゃって…本当に驚いたんだから…

  21. 主人公:

    - あれは夢だったのか?いや、ただの夢ではなかった気がする。

  22. 主人公:

    - 俺が見た夢の話をしたら、みんな心配するに違いない…今はまだ黙っておこう。

  23. 主人公:

    - 後で自分で調べてみなければ…。

  24. フォーチュン:

    司令官…酷いわよ。もう…本当にクールなんだから!お姉さん一人に喋らせといて、何にも返事してくれないなんて…。

    1. ごめん、心配かけて悪かったよ。
  25. フォーチュン:

    わかればよろしい!司令官、お姉さんがギュ~ッてしてあげようか?お姉さんの胸、落ち着くでしょ?

  26. ドクター:

    お姉ちゃん、何してるの?もう~…

  27. ドクター:

    お~!予想通り~!やっぱり目を覚ましたんだね。脳波の変化を見てたから、もうそろそろ起きるかな?って思ってたよ。

  28. フォーチュン:

    あなたって子は…心配もしないの?

  29. ドクター:

    お兄ちゃんが何で心配なの?脳波には何も異常はなかったし…エヴァお姉ちゃんから聞いた話もあったから…でもちょっと寝すぎた感はあるね~。

  30. ドクター:

    それよりもあの話はしたの?冬眠の話とエヴァお姉ちゃんの通信の話。

    1. 冬眠?
  31. 主人公:

    - あぁ…そうだ思い出した。冬眠している鉄虫を攻撃するという話になっていたな。

  32. 主人公:

    - 鉄虫の冬眠がいつ終わるのかもわからないから、俺たちがやるべき事を早く決めなければ…。しかし、エヴァの通信の話って何のことだろう?

    1. エヴァからの通信?
  33. ドクター:

    そうだよ。エヴァお姉ちゃんから通信があったんだ。お兄ちゃんが寝ている間にね…起きたらすぐに繋いでって言ってたけど…今、大丈夫?通信できる状態?

    1. ちょっと待ってくれ。頭の中を整理する。
    2. 繋いでくれ。
  34. 主人公:

    - 確かにエヴァは死んだ。

  35. 主人公:

    - ところが、またエヴァが現れて俺たちに重要な情報をくれた。

  36. 主人公:

    - 頭が侵食されていた俺が新しい体を手に入れることができたのも、エヴァの情報のおかげだった…敵でないことは確かだ…。味方だと思いたい。

  37. 主人公:

    - でも、やっぱり本物のエヴァだという確信も持てない。ラビアタの話によれば、エヴァは量産が不可能な「脳」を持っていたらしい…。

  38. 主人公:

    - そして、死んだエヴァはその人間の脳を持っていた。

  39. 主人公:

    - 通信をしたいと言ってきたエヴァは偽のエヴァなのか?念のため、まだ警戒を解かない方がよさそうだな。

    1. 繋いでくれ。
  40. エヴァ:

    お会いできて嬉しいです。司令官。お体の調子はどうですか?

    1. 体は大丈夫だ。
  41. エヴァ:

    それはよかったです。あの夢を見ても…大丈夫だなんて…

  42. 主人公:

    - あの夢?ちょっと待て…俺があの夢を見たってどうして知ってる?

  43. エヴァ:

    やっぱり…あの夢を見たんですね?新しい肉体を得たのであれば、当然あの夢を見るだろうと予想はしていましたが…

    1. あの夢は何なんだ?
  44. エヴァ:

    あの夢の正体は、そのうちわかることでしょう。そんなことよりも…もっと重要なことを忘れていませんか?

  45. 主人公:

    - …エヴァは夢の話を避けようとしている感じがする。

  46. 主人公:

    - 問い詰めたところで教えてくれないだろうな…。それにもっと重要なことと言えば…鉄虫の冬眠に関する話だろうか?

    1. 鉄虫の冬眠に関する情報でもあるのか?
  47. エヴァ:

    さすがです。やはりあなたは聡明のようです。彼のように…

    1. 彼?
  48. エヴァ:

    いえ、何でもありません。今から私が話すことは鉄虫が眠っている間に、あなたが真実を知るための道しるべとなる情報です。

  49. エヴァ:

    座標は…送っておきます。それから…そこは今でなければ攻撃できない場所です、この機を逃せば、そこへの攻撃は容易ではなくなってしまいます。では…私はこれで…

  50. ドクター:

    なになに?夢…?おかしいなぁ?お兄ちゃんの脳波は夢なんか見てる脳波じゃなかったけど?お兄ちゃん…本当に夢を見たの?

  51. ドクター:

    もしかして…私が出てくる夢だった?

  52. フォーチュン:

    もう…司令官がドクターが出てくる夢を見た、なんて言ったらお姉さん拗ねちゃおっかな!?お姉さんも夢に出てきたわよね!?

  53. フォーチュン:

    司令官、恥ずかしがらなくていいから~…あら?この座標は……

  54. フォーチュン:

    エヴァが座標を送ってきたみたいね。「語り部の島」って書いてあるわ…司令官、どういう意味だかわかる?

  55. 主人公:

    - エヴァが座標を送ってきた。語り部の島…

  56. 主人公:

    - エヴァは真実を知ることができる道しるべだと言った。そして、今しか攻撃できない場所だとも。

  57. 主人公:

    - 常識的に考えれば…情報がこれだけしかない場所には行かない方が安全だ。

  58. 主人公:

    - でも、なぜか必ずそこに行かなければならないという気持ちがしてくる…。

  59. ドクター:

    じゃあお兄ちゃん、そろそろ戦闘準備をするように頼んでおこうか?

    1. うん?
  60. ドクター:

    お兄ちゃんの顔には行くって書いてあるから。行くつもりなんでしょ?この前だってエヴァお姉ちゃんの言うことを聞いて正解だったし…行った方がいいと思うけど?

  61. 主人公:

    - どうやらドクターは、新しく現れたあのエヴァを信用しているようだ。

  62. 主人公:

    - ただの威力偵察に止めておけば…大した問題は起きないはずだ。

    1. そうだな。行こう。
  63. ドクター:

    わかった。じゃあ、お姉ちゃんたちに出撃準備をお願いしておくね。指揮コンソールの準備が終わったら指揮お願いね~!