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エイミーレイザー
ふぅ…ダーリンは相変わらずドキドキさせてくれるんですから。お疲れ様でした…。

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  1. エイミーレイザー:

    ふぅ…ダーリンは相変わらずドキドキさせてくれるんですから。お疲れ様でした…。

  2. T-14ミホ:

    うえぇ…さっき聞けなかったけど…何なのあれ…それにさっきの鉄虫も初めて見るし…

  3. エイミーレイザー:

    そうそう…さっきの鉄虫の体から出てきたもの…普通に海の上を飛んでいたみたいですけど…、どういうことでしょう?

  4. T-8Wヴァルキリー:

    あれは鉄虫ではなくあの鉄虫…つまりネストの体から生産される機械の一種です。

  5. T-8Wヴァルキリー:

    過去の戦闘記録で読んだことがあります。

  6. T-8Wヴァルキリー:

    射出装置を破壊できなければ…恐らくあの機械に数で圧倒されて…

  7. エイミーレイザー:

    ふふっ。もう倒したのに…そんな怖いこと言わないでください。ダーリンがまた頭を悩ませてしまいますよ…

  8. エイミーレイザー:

    それはそうと…あの星の落とし子…でしたっけ?回収した方がいいのでしょうか?

  9. T-14ミホ:

    はぁ?回収?ヤだよ…あんな気色悪いの…どうして?

  10. エイミーレイザー:

    回収すればドクターがあれの正体が何なのか…調査してくれるはずです。ですから…

  11. T-14ミホ:

    うぅ~…ヤだな…それにあんなに大きいのにどうやって運ぶつもりよ?

  12. エイミーレイザー:

    ひとまずはサンプルを採取しましょう。心配しないで。ナイフならここにあります…私が採取してき…………えっ…?

  13. T-14ミホ:

    な…何……?体が勝手に震える…え…?え…?

  14. T-8Wヴァルキリー:

    私もです…この現象は…まさか…っ…

  15. エイミーレイザー:

    ダーリン…これは…悪い予感が…嫌な感じがします…こわい…

  16. 主人公:

    - 三人は一斉に恐怖を感じはじめた…。

  17. 主人公:

    - この現象…。星の落とし子がまた海から姿を現したということか!?

  18. 主人公:

    - そして、この感覚は…俺たちには絶対に勝ち目がない化け物だという感じがする…。どうする…!

    1. 全軍撤退!エイミー!全員をオルカに退却させるんだ!
  19. エイミーレイザー:

    は、はい!

  20. 主人公:

    - さっきの戦闘で疲弊しきっている俺たちに星の落とし子と戦える力も気力も残っていない!遭遇すれば…終わる…

  21. フォーチュン:

    え!?司令官?どうしたの?何でそんなに急いでるの?お姉さん、びっくりしちゃ…

    1. 時間がない!全員乗ったか!?
  22. フォーチュン:

    確認するわ…うん!みんな乗ったみたいよ!

    1. ここを離脱する!!最大出力ッ!!!
  23. フォーチュン:

    う、うん!わかったわ!

  24. フォーチュン:

    あ、あれ!?オルカがおかしいわ?どうして?

    1. 何が問題だ!?
  25. フォーチュン:

    前に進めないの…モニターが…

  26. フォーチュン:

    な、何……?あれ…オルカを覆っているみたいだけど………?

  27. 主人公:

    - くそっ!…遅かった…どうすれば…

  28. フォーチュン:

    あれ!?ん!?な、何?

  29. フォーチュン:

    司令官!!行けそう!!!いっくわよー!!!!!!

  30. しばらく経過。

  31. フォーチュン:

    …何とか逃げ切ったみたい…さっきのは何だったのかしら?お姉さん、色々びっくりしすぎて腰抜けちゃった…

  32. ピピッ

  33. フォーチュン:

    え~…ちょっと待ってね…まさかまたさっきみたいなのじゃないわよね…?お姉さんがレーダーを確認してみるわね…

  34. フォーチュン:

    ど、どういうこと?どこからこんなにたくさんの艦船が…え…?100隻を超えてるわ!大艦隊!まさか…これが無敵の龍が率いる無敗艦隊…?

  35. フォーチュン:

    …乗船要請の信号を送ってきてるわよ?

  36. フォーチュン:

    司令官、どうしよう?

  37. 主人公:

    - そういうことだったのか。ナイスタイミングだった。俺たちをあの触手から救ってくれたのはこれだったのか。

    1. 待望のお客様が俺たちを助けてくれたようだ。
  38. フォーチュン:

    え?どういうこと…

    1. 乗船要請を受け入れてくれ。
  39. フォーチュン:

    分かったわ…

  40. フォーチュン:

    はぁ…お姉さんもうさっきから色々ありすぎて何が何だかさっぱり…

  41. しばらく経過。

  42. 無敵の龍:

    お初にお目にかかる。小官は龍。貴官がこの艦の艦長だろうか?

    1. そうだ。君が無敵の龍なんだな?
  43. 無敵の龍:

    む、無敵など…むず痒くなる呼び方はやめていただけないか。小官には過ぎた二つ名だ…

  44. 無敵の龍:

    それはさておき…信号を受けここへ来る間…一通り記録を確認した。アミーナから人類滅亡の話は聞いていたが…まさか…現実になるとは…

  45. 無敵の龍:

    いや、滅亡という表現はまだ早かったな。貴官がまだいる。

  46. 無敵の龍:

    それより…先ほどの触手の主である巨大な存在は何なのだ?鉄虫だけでも手いっぱいだったというのに…どういう訳であんなものが…

  47. 主人公:

    - 星の落とし子について無敵の龍は聞いてきた。

  48. 主人公:

    - 理解不能な存在の欠片、俺たちの認識を遥かに超えた存在から落とされた埃。

  49. 主人公:

    - どう説明すればいいのだろう?

  50. 無敵の龍:

    ふむ…何に悩んでいるのかはわからないが、説明に苦しんでいる顔だな。

  51. 無敵の龍:

    ならば、悩むことはない。重要なのはあの存在が敵であるということ…そして、敵であればその弱点を見つけ出さなければならないということだ。

  52. 無敵の龍:

    我々の砲撃にも一瞬ひるんだだけで…大きなダメージを与えられている様子はなかった。

  53. 無敵の龍:

    まぁ、だが、我々の攻撃がまったく通じなかったわけではなかったので、どうにかなるだろう。

    1. あっ、あぁ!そうだった!助けてくれてありがとう。助かったよ。
  54. 無敵の龍:

    ふふ。それが小官の使命…当然のことをしたまでだ。いや、もっと正確に言えば、貴官が人類の後継者であるが故…我々は貴官の道具と何ら変わらぬ存在。だから、礼など言われる立場ではない。

  55. 無敵の龍:

    しかし、悪い気はしないな。貴官は昔、小官を指揮した者たちに比べ、遥かに優れた人格を持っているようだ。

  56. 無敵の龍:

    実際…アミーナ以外の者から礼を言われることなど一度もなかった。当時は恨まれないようにするだけで精一杯だったからな…。

  57. 主人公:

    - 彼女の言葉に何とも言えない気分になる。

  58. 主人公:

    - それと同時に、そんな彼女が率いている戦力がどれほどのものか気になった。

    1. そういえば艦隊は…
  59. 無敵の龍:

    現在使える戦力は攻撃母艦17隻、ミサイル巡洋艦30隻、レールガン戦艦20隻、駆逐艦25隻、護衛艦12隻、深海用原子力潜水艦16隻の計120隻だ。

  60. 無敵の龍:

    乗組員のバイオロイドは合計3万4千人。

  61. 無敵の龍:

    まだ目覚めていない艦隊は連れてこなかった。それらを含めれば戦力はさらに大きくなるだろう。

    1. 凄まじい戦力だな…。
  62. 無敵の龍:

    アミーナが残した人類最後の遺産だ。これくらいはなければな。

  63. 無敵の龍:

    それよりもだ…この艦隊をどう運用していくつもりだ?まさか、全面戦争でも考えているのか?

  64. 主人公:

    - 全面戦争…

  65. 主人公:

    - 正直言って…この艦隊の10倍の数でも全面戦争は不可能だ。

  66. 主人公:

    - 何よりこの艦隊にふさわしい陸軍がない。

    1. それは難しいだろう。
  67. 無敵の龍:

    貴官は慧眼の持ち主のようだ。ではここはひとつ、小官から提案をさせてもらいたいのだが、いいだろうか?

    1. 頼んだ。
  68. 無敵の龍:

    感謝する…

  69. 無敵の龍:

    艦隊を維持するためには相当な量の物資が必要だ。いくつかの島にある基地に物資を備蓄してはいるが…すぐに底をついてしまうだろう。

    1. そうだろうな。
  70. 無敵の龍:

    まずは安全に鉱物を採掘する場所と工場が必要だ。アミーナがプラットフォーム艦もかなりの数を隠している、それを探し出し、適した島を見つけて工場を建てればいい。

  71. 無敵の龍:

    海底にある鉱物を採掘できれば資源の調達は問題ないだろう。

  72. 無敵の龍:

    それから、可能ならば…バイオロイドたちを継続的に量産していけば、兵士の確保もできる。

  73. 無敵の龍:

    プラットフォーム艦を利用して海上農園を建設し、水耕栽培を行えば食糧生産も可能だ。

    1. つまり、そういう基盤施設の確保のために艦隊を?
  74. 無敵の龍:

    その通り。もちろん、この潜水艦の護衛に1/3程度の艦隊を配置する。あのような怪物がいるのでは…今やもう海も安全ではなさそうだからな。

  75. 主人公:

    - 海での安全…

  76. 主人公:

    - 実を言うと、星の落とし子を避けるのはそう難しいことではない。

  77. 主人公:

    - 恐らく…海の中から発生しているFAN波は星の落とし子が送出しているものだろう。

  78. 主人公:

    - その波長さえ避けていれば…安全は保障される。そうとなればいっそ…

    1. いや、その基盤構築に全艦隊を投入しよう。
  79. 無敵の龍:

    何を言われる?ならば、この潜水艦の安全は…

    1. 星の落とし子を避ける方法ならあるんだ。
  80. 無敵の龍:

    …説明をしてもらえるだろうか?

    1. 難しいことじゃない。
  81. 主人公:

    - 彼女に今まであったことと、俺たちが知り得た事実について細かく説明した。

  82. 無敵の龍:

    なるほど…ならば問題はないかもしれないが…

  83. 無敵の龍:

    ところで…貴官がどうしてその事実を知っているのか説明がなかった。

    1. 俺もどうしてこんなことを知っているのかはわからない。
  84. 無敵の龍:

    どういうことか理解に苦しむが…ふむ…

  85. 無敵の龍:

    いずれにせよ安全に問題がないのならそうしよう。島を掌握、我々の領土とし…

    1. あっ、それと…ここで艦隊を指揮することはできるか?
  86. 主人公:

    - 彼女の価値は艦隊の指揮だけにとどまらない。

  87. 主人公:

    - 彼女の戦略的見識はきっとオルカの大きな助けとなるはずだ。

  88. 無敵の龍:

    ふむ…小官に、貴官の参謀役を務めろということか。

  89. 無敵の龍:

    問題ない。いや、元からこの体は貴官のものだ。貴官を補佐するのは当然のこと。

  90. 無敵の龍:

    至らない小官ではあるが、どうかよろしく頼む。

  91. 主人公:

    - 無敵の龍がオルカに合流した。

  92. 主人公:

    - そして、俺たちの未来を担う艦隊を手に入れた。

  93. 主人公:

    - しかし…依然として俺たちには謎と隠された秘密が残されていて、さらには俺たちでは計り知れない新たな敵まで現れた。

  94. 主人公:

    - まだまだ悩みが尽きることはなさそうだ…。