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主人公
- 新たなネストが出現したとの無線連絡を受け、俺は耳を疑った。

Transcription

  1. 主人公:

    - 新たなネストが出現したとの無線連絡を受け、俺は耳を疑った。

  2. 主人公:

    - 愕然としかけたがなんとか我に返って、すぐさま無敵の龍に先制砲撃を指示したが…

  3. 主人公:

    - ネストは俺たちの砲撃を予想していたかのように、予め展開していたバリアで艦隊の砲撃を防いだのだ。そして、今まさに拠点を一気に破壊せんとする勢いで防衛ラインをひとつひとつ崩しながら進攻してきている…。

  4. 滅亡のメイ:

    司令官?司令官!私の話聞いてる!?

    1. …え?
  5. 滅亡のメイ:

    あのクソ野郎がバリアを再展開する前に、さっさと戦術核を使うのよ!

  6. 主人公:

    - 興奮した表情で玉座に座るメイ。彼女は爆撃したくてたまらないといった状態だ。

    1. いや、それは駄目だ。
  7. 鉄血のレオナ:

    メイ、もう遅い。すでにスチールラインの歩兵たちがネストと近接交戦を始めている。まさか…味方まで焼き殺すつもりか?

  8. 滅亡のメイ:

    な、何ですって!?

  9. 主人公:

    - レオナの言う通り、戦局はもうドゥームブリンガーの爆撃が出来ないところまで進んでいる。今俺に残されているカードは…

    1. レオナ?
  10. 鉄血のレオナ:

    ん。どうした、司令官。

  11. 主人公:

    - 俺は隊員たちとここにいる天才指揮官を信じるしかない。

    1. 地上戦に集中する。どうしたらいいと思う?
  12. 鉄血のレオナ:

    …そう?じゃあ…

  13. 滅亡のメイ:

    ……

  14. 主人公:

    - レオナは戦況パネルを冷徹な表情で覗き込む。そして、しばしの沈黙の後…

  15. 鉄血のレオナ:

    最前線で戦闘中のマリー隊長に代わり、私がスチールラインまでをも指揮できるよう許可して欲しい。

    1. マリーの代わりにか?
  16. 滅亡のメイ:

    はぁ!?あははっ!ちょっとこいつ、こんな状況なのに私情を持ち込んでない!?まさか…この前マリーに抜け駆けされたこと、まだ根に持ってるの!?今は戦闘中よ!?

    1. メイ。少し落ち着け。
  17. 滅亡のメイ:

    今私に落ち着けって言った!?こんな事になってるのに爆撃も何もできないのよ!?落ち着けるわけないでしょ?

    1. メイ!
  18. 滅亡のメイ:

    ……ふんっ!勝手にすれば!

    1. ありがとう。
  19. 主人公:

    - レオナの言う通り、今のマリーはネストの攻撃から歩兵たちを護るので精一杯だ。

  20. 主人公:

    - でもレオナがヴァルハラとスチールラインの歩兵たちを同時に指揮し、マリーが指揮できない穴を埋めることができれば…

  21. 主人公:

    - 今はレオナを信じるしかない。

    1. やれるか?
  22. 鉄血のレオナ:

    もちろんだ。今の私の判断に私情も狂いもない。

  23. 鉄血のレオナ:

    それから…参考までに言うが、私は今の今まで雪辱戦で一度も負けたことはない。ヴァルハラの出撃命令を頼むぞ、司令官。

    1. わかった。頼んだぞ。
  24. 主人公:

    - レオナの戦闘観測フレームは、俺の言葉に代わりに応えるように微弱な音を立てて駆動した。