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Transcription
- 主人公:
- 負傷者を搬送し、めちゃくちゃになった研究所内部を整理していると…
重大な事に気が付いた。 - オメガが消えてる…!
- 主人公:
- さらにはどの時点からいなかったのかさえわからない…。
- リアン!
- 慈悲深きリアン:
うん、ごめん、私もさっき気が付いた…!
- 俺はスカイナイツに連絡する。内部を捜索してくれ。
- 慈悲深きリアン:
わかった。ここに血の跡が残ってるから追跡はすぐにできるはずだよ。
- 主人公:
- スレイプニールに上空から徹底的に探すよう指示を出すと、
俺は自然と唇を噛み締めていた。 - 主人公:
- 今オメガを逃がしたら、あとでどんな脅威となって戻ってくるかわからない。
- レモネードアルファ:
私も信号を追跡中ですが、なかなか見つかりません。
- レモネードアルファ:
追跡をかく乱するために、ケストスヒマスまで捨てて逃げています。
- 主人公:
- 半壊した状態で地面に転がっているケストスヒマスをアザズが
いじくり回していた。 - 解体者アザズ:
こうやって詳しく見る機会がありませんでしたので…とても興味深い構造です。
- それを使ってオメガを追跡できたりしないか?
- 解体者アザズ:
う~ん…
- 解体者アザズ:
可能性はあります。
- レモネードアルファ:
私たちは、内蔵モジュールを利用してこのスーパーコンピューターを
コントロールしています。 - レモネードアルファ:
オメガが自らそのパスを切断したとしても、その痕跡は残っているはずです。
- どれくらいかかりそうだ?
- 解体者アザズ:
半日くらいでしょうか。
- 時間がかかり過ぎだ…でもとりあえず作業をしてくれ。
- レモネードアルファ:
半日もかかりますか?ケストスヒマスを触るのに高度な技術を必要とするのは
わかりますが、「解体者」であるあなたには大したことないのでは? - 解体者アザズ:
色々調べてみたいものですから。
- ……
- レモネードアルファ:
……
- 解体者アザズ:
あ…、誤解しないでください。簡単です。位置の逆追跡は10分もあれば可能です。
- 解体者アザズ:
実はちょっと前からもう作業をしておりまして…はい、できました。
人間様のパネルに転送しますね。どぞ。 - あ、ども…
- 主人公:
- 非常時じゃなければ頭を抱えていた。俺は堪えてパネルを起動する。
- 東に信号が残っているが途中でなくなっている。
- レモネードアルファ:
すでにスカイナイツの捜索半径を超えているはずです。
- それでも追跡はしないとダメだ。
- レモネードアルファ:
仰る通りです。
- ラビアタプロトタイプ:
ご主人様、戦場の整理が終わりました。
- …死亡者は?
- ラビアタプロトタイプ:
ゼロです。これも全てご主人様のおかげです。
- そう…か…
- ラビアタプロトタイプ:
ご主人様!?
- 大丈夫だ。ただ緊張が解けただけだ。
- 主人公:
- オメガと鉄の王子は強敵だった。その配下も同様に手強かったが、
戦闘規模自体は小さかった…。 - 主人公:
- 今まで、ブラッディパンサーやイグニスのような強力な防御力を持った
隊員たちを前面に押し出す戦術で、最大限損失を減らしてきたが、 今後大規模戦闘が発生した場合、状況がどう変化するのか予測がつかない…。 - 負傷者を修復室へ。警戒態勢を最小限にして隊員を休ませてくれ。
- ラビアタプロトタイプ:
わかりました。私はまだ平気ですので、周辺に残った鉄虫を掃討したいのですが。
- それは助かるが…大丈夫か?
- レモネードアルファ:
私も手伝います。私は体を張った戦いはしませんから、まだ余裕がありますし。
- うん、頼んだ。
- 解体者アザズ:
私も行きます。
- ん?
- 主人公:
- 正直言ってアザズはケストスヒマスの分解に夢中で、
他のことには興味がないのだと思っていた。 - 解体者アザズ:
あら、私、そんなに図々しい人に見えます?
- ………
- 主人公:
- 三人に周辺の片づけを任せ、俺も少し休むことにした。