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Transcription
- イグニス:
確かに…何者かが侵入した痕跡がありますね。
- 慈悲深きリアン:
何者とかそういうレベルじゃないと思うけど…これを見て?少なくとも
AGS数十機は入ったみたいに見える…。バイオロイドの足跡みたいなのもあるし… - イグニス:
扉を突破した方法が独特です…。こんな風に細かい部品になるまでバラバラに
解体してしまうなんて… - フォーチュン:
あら?これはお姉さん、誰だか知ってるかも?
- 慈悲深きリアン:
う~ん…私もたぶんわかるかも。
- イグニス:
まさか…「解体者」ですか?
- フォーチュン:
こんな事が出来るのはAGSとバイオロイド、それから人間をひっくるめても
そういないわよ? - フォーチュン:
それにPECSの所属っていうことなら候補は絞れるわ…
- イグニス:
その方はオメガに従っているのでしょうか…?
- 慈悲深きリアン:
もしもそうだとしたら大変だよ。オメガのAGSがどんなバケモノになっているか
わからない…。 - フォーチュン:
心配いらないわよ?
- フォーチュン:
お姉さんが知る限りでは、あんな狂った考えに同調するような人じゃないわよ?
- イグニス:
それでも、もしもの事も考えなくては…。こんな頑丈に封印されていた扉を
開けたってということは…その可能性も捨てきれません… - 慈悲深きリアン:
実際に会ってみれば全部わかることよ。幸いまだ気づかれてないみたいだから…
- フォーチュン:
うふふ。新入りちゃん、なかなかやり手っぽいわね?
- フォーチュン:
偵察機を全て捕まえて、偽の信号を送って向こうを騙しちゃうなんて、
腕に自信がないとなかなかできない判断よ? - 慈悲深きリアン:
あはは…、そうですかね。
- 慈悲深きリアン:
とにかく、慎重にもう少し進んでみよう。
- 慈悲深きリアン:
ただいま、司令官。
- お疲れ。危険はなかったか?
- 慈悲深きリアン:
大丈夫だったよ。全然気づかれなかったから。
- 主人公:
- 戻ってきたリアンから研究所入口周辺の状況について、報告を受けた。
- 研究所内部の分かれ道で痕跡が分かれていた?
- 慈悲深きリアン:
うん。もっと深いところに下がっていく方のゲートは閉まってた。
そっちにかなりの数が移動した痕跡が残ってた。 - 慈悲深きリアン:
もう一方はゲートが開いてて、足跡は一つしかなかったの。
だからおそらく解体者はそっちに行ったみたい。 - うーん…
- 主人公:
- さっきフォーチュンから解体者アザズについて話を聞いていた。
- 主人公:
- PECSの工学技術の全てを集約させた、非常に優れたエンジニアらしい。
- アザズは俺たちに協力してくれると思うか?
- 慈悲深きリアン:
どうだろう…フォーチュンの言う通り、もしかしたらオメガの命令権の行使が
まともにできない状況かもしれない。上位バイオロイドだからね。 - 慈悲深きリアン:
でも…だからといって私たちに協力してくれるって保証はないでしょ?
- それはそうだな。
- 主人公:
- もし非協力的だった場合は、捕まえてきて命令する方法しかないだろうな…
- 施設の内部構造は把握できたか?
- 慈悲深きリアン:
うん。スキャンの結果、メインゲートは海の底に二つあるわ。
私たちがいる方に一つ、陸地を挟んだ反対側にもう一つ。 - 主人公:
- パネルに地図を表示させたリアンは、両側を海に挟まれたせまい地形を指差した。
- 慈悲深きリアン:
オメガが入ったところは、陸地にある臨時ゲートみたい。
まだ全部探せてないけど、同じようなものがいくつかあるはずだよ。 - 主人公:
- メインゲートは海の中にあり、非常用の出入口が陸地にあるということは…
鉄虫の存在を念頭においた設計のようだ。 - 慈悲深きリアン:
それから、地下の深い所に大きな空洞があるの。
- そこに何があるのかはまだわからない?
- 慈悲深きリアン:
うん。ごめん、そこまではまだ…
- 慈悲深きリアン:
でもレモネードが向かった方向からして、そこが目的地みたい。
- 今すぐ戦力を投入するには無理があるな…。
- 主人公:
- リアンの言う通り、まだオメガが俺たちに気づいてないということなら、
とりあえず様子を探るため、偵察を出してみよう。 - 主人公:
- そして同時に、もう一方に向かったというアザズを追撃するため、
部隊を編成する。そちらの指揮は現場に任せておこう。 - 閉まっているゲートはどうだ?開けられそうか?
- 慈悲深きリアン:
う~ん…やってみるけど、ちょっと時間がかかりそうだね。
- 追加で支援が必要ならいつでも言ってくれ。
- 慈悲深きリアン:
わかった。